2011年6月1日水曜日

南シナ海の攻防、中共とベトナム

嘘つきで、弱いものいじめ、そして暴力主義・・・の中共が、今度は南シナ海でベトナムとの戦闘に入ったようです。

米軍がフィリピンから出て行ったとたんに、先ずは座礁船を演出して入り込み、救助の名目で中共の赤軍を送り込み、ついに実行支配をされてしまった南沙諸島。その周辺での出来事です。
中共がベトナムの調査船の調査用ケーブルを切断するという実力行使を行ったということです。
まったく卑劣なことを行う中共ですね。
現場は海南島の南600キロの地点。ベトナム・ニャンチャンの東方120キロの海域で、ベトナム国営石油会社ペトロベトナムの石油・天然ガス開発鉱区とか。
探査船が調査活動中、中共の監視船3隻に妨害、威嚇され調査用ケーブルを切断されたとか。
やることが粗野で餓鬼っぽく、言い訳も「ここは中共が管轄する海域で・・」とかなんとか。

ベトナムの調査会社の発表では、「ケーブルは水深30メートルのところにあり、これを切断するには機材が必要で、切断は用意周到に計画されたものだ」ということです。
そしてベトナム外務省報道官の言うには、「海域は国連海洋法条約に基づく排他的経済水域(EEZ)、大陸棚であり、そこでのベトナムの通常の調査活動を妨害する中共側の行為は、重大な主権侵害になる」と、法的見解からのクレームを出し、「ベトナム海軍は主権、領海保全のために必要ないかなる行動もとる」と強く抗議しております。アメリカとの戦争に勝利した国家の発言、重みがあります。

そして中共に対し「領有権問題の『平和的解決』を呼びかけながらも、実際の行動は情勢をいっそう複雑なものにしている」と苛立ちを隠せない様子。
気持ちは判りますが、この苛立ちこそ中共の狙うやり方で、まるで因縁をつけて相手を怒らせ、喧嘩に持っていく「やくざ」のやり方そのものですから、ベトナム政府には気をつけて欲しいですね。

中共側の言い分は「中共が管轄する海域での正常な海洋取り締まり活動だ。この海域でベトナムが石油・天然ガスの(探査)活動を行うことは、中共の権益を損なう」と、ようするにアメリカが居なきゃここは中共の領土で、利益をむさぼるのは当然の権利だという意味のことを悪びれもせずに発言しています。
金があり、力(暴力ですが)の強い国家は何をしてもいいし、それが正義だ・・と中共は本気で思っています。紳士協定とか、約束事、国際法などは白人国家のたわごととしか考えておりません。そのことが良く現れている発言ですね。

この3月には、同海域でフィリピンの石油探査船を妨害。アキノ大統領は今月23日、中共の梁光烈国防相とマニラで会談した際、「南シナ海の緊張が高まれば軍拡競争を招くと」と抗議しています。
まさに「ヴォルデモート国家=中共」と言われるゆえんです。

欧米には媚を売り、東アジア諸国には暴力的に出る中共。欧米の軍事力が怖いだけで、それで必死に軍備拡張が行われ、アメリカが開発する新兵器情報を必死で集めているようです。
そして相手国に平和的に侵入し、その国民を分断して力を削ぎ、やがてその国家を潰して華人の実効支配の中に組み込む手法は、まさにヴォルデモートがホークラックス(分霊箱)を使うのと同じ手法。中共の平和は「食い殺す合図」と考えた方が良さそうですね。

そして結局中共という悪魔に対峙することが可能な国家はアメリカだけでしょう。他の国はまともな国とは戦えますが、ヴォルデモート国家とは戦えません。良識がありますからね。
その点アメリカはアメリカン民主主義とクイックドロウ式法治国家ですから、ヴォルデモート国家と戦うには最適でしょう。

そして戦う方式は通貨戦争。ドルのほとんどを電子マネー化(ネット決済)していけば必ず勝てます。武器などで戦うのは止めたほうがいいと思います。ハリウッドはそれを求めるでしょうけどね。
アメリカのハイテク兵器は、中共に武器を使わせないための武器と考えた方がよさそうです。

戦いのゴングはすでに鳴っているようですが・・・

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