2010年12月22日水曜日

民主党の内部対立、小沢氏対岡田氏

岡田幹事長が小沢氏に国会招致を受けるように具申しましたが、小沢氏はこれを拒否しました。
そして菅首相が小沢氏国会招致に直接談判をしました。もちろん小沢氏はこれも拒否します。

産経の高橋氏はコラムで、「小沢氏は現状では出席に応じない」だろうと述べています。その理由として「小沢氏がやましいところがあるために、衆院政治倫理審査会や証人喚問を恐れて応じないのではない」と前置きして、「第1の理由は、現在の菅直人首相をトップとする民主党執行部が小沢氏の国会招致を実現しようとしていることについて、『小沢氏を政治的に抹殺しよう』、あるいは『小沢氏に厳しい態度をとることで内閣支持率を上げよう』という不純な動機がある」からだとか。

実際、現在の党執行部は、いわゆる「反小沢グループ」が中心を占めています。そして小沢氏を民主党から追い出し、それによって内閣支持率を高めようという姑息な計画があるように思えてなりません。
どうやら小沢氏が居なくなった民主党が政権与党として何も出来ないということなど、眼中に無いようです。
小沢氏が朝敵となる行為を行い、韓国での自著の出版記念講演で日本国民を愚弄したことなどから、国民が怒っていることも事実。
しかしだからと言って、市民活動家とサヨク活動家だった政治ゴロの内閣に、国政など出来るわけもありません。
無政府状態の日本。小沢グループはすでに離党の準備を進めているようで、自民党議員とのコネクションも密かに進めているようでもあります。

菅政権が小沢氏招致を政倫審で議決しても、小沢氏は招致に応じず離党という手段を選択するのではないでしょうか?
そして新党結成ともなれば、もはや民主党の政権維持は不可能でしょう。菅首相が早期解散という行動に出なければ、無政府状態が内乱状態に進展するかも知れませんね。

小沢新党が自民党から旧体質の政治家を吸収してくれると、自民党は若返ります。少数政党になれば、保守の原点に戻りやすくなると思いますし、若い議員が活躍しやすくなります。

田母神元空幕僚長が会長を務める、草莽保守の集団「がんばれ日本・全国行動委員会」が、12月18日に行った渋谷の日の丸デモには、4000人の国民が集まって行進したそうです。しかも若者も多く参加しているとのこと。
デモのテーマは「民主党(菅)内閣打倒!皇室冒涜糾弾!中国の尖閣諸島侵略阻止!」というものです。
最後の渋谷ハチ公前では、ついに通行不能というくらいの聴衆を集めるまでに成長しました。
このような国民の声が、自民党などの保守系野党の政治家を動かし、政治を保守方向に動かすことが出来るかも知れません。

このデモの特徴として、メジャーな我が国のマスコミがまったく報道しないにもかかわらず、これほどまでに聴衆を集めるのは、インターネットによる報道で展開しているからです。
マスコミの聴衆動員力以上に、今やインターネットの聴衆動員力が延びているという証でもあるでしょう。

小沢新党はマスコミにはアピールするでしょうが、旧体質の政治家にはインターネットを使ったこのような活動は出来ません。彼らはインターネットを敵視するでしょう。選挙でのインターネット利用を規制するかも知れませんね。
皇室を冒涜したあの議員は、もと国家公安委員会委員長。彼が委員長だった9月の議事録には「最近の保守系国民のデモには要注意・・」などと書かれていたとか。
我々は先ずそういう政治家から振り落とさなければならないわけです。
このような議員が生き残ると、こんどは更なる規制をかけてくるでしょう。20世紀サヨクのやり口です。結局「戦い」となることは避けられないようですね。
仙台 、新潟に続いて、名古屋でも中国総領事館への土地売却が凍結されています。尖閣列島事件の強烈な印象で、多くの国民が「中共の実態」を知ってしまったからでしょう。これもインターネットのおかげです。

小沢氏にはがんばってもらって、サヨク破壊の手腕を振るってほしいですね。

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