2020年2月8日土曜日

東京五輪中止の可能性

武漢肺炎が今後どうなるか、それによっては東京五輪は中止になる可能性が出てきています。

小池東京都知事が3月に行われる東京マラソンへの中国人参加自粛を要請しました。もちろん理由は武漢肺炎です。
都庁で行われた7日の定例会見で、「(武漢肺炎で中共行きの)フライトも止まっている。結果として(中国人の参加)自粛という形になる。メールなどで(参加自粛要請の)連絡をしている」と述べました。

東京マラソンには外国からのエントリーが約1万人居て、その中の1800人が中共在住者であると言うことです。

さて、この新型コロナウイルスですが、温かくなれば消滅するという観測がなされています。ピークは2月から3月の前半で、桜の花の咲くころには収束するという観測です。
しかし「このウイルスは暖かくなった方が猛威を振るう」と述べている人達も居ります。そうしますと5月から9月に掛けて日本全土が武漢肺炎の流行期になるかも知れません。

春節が終わって多くの中国人がアフリカなどの途上国に帰ります。この中にウイルスの感染者が居れば感染が広がるかも知れません。
アフリカは暑い地域です。ここで感染拡大があれば、このコロナウイルスは暑くても感染が広がると言うことになります。

ミクロネシア連邦は日本からの航空機や艦船の入国を禁止しました。もちろん中共からの入国も禁止していますが、ミクロネシアは現在は夏です。

そしてオーストラリアの状況では感染者は計13人と言うことです。(2月5日現在)
フィリピンなどでも感染者が出ています。しかし高熱の発症はないようです。まだ今後どうなるかは判りません。

つまりまだ気温が上がればこのウイルスは収束していくのかどうかは判らないわけです。

こうしている間に、もう中共での感染者数は3万4546人に増え、死亡者も722人に上ったそうです。
そして感染者のなかで重傷者は現在6101人と言うことです。

以前に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数は774人と言うことですから、もうすぐその数を超えそうだという予想も立っています。

WHOのテドロス事務局長が窮地に立っています。
1月23日に行われたWHOの緊急委員会で「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を見送ったことが、新型コロナウイルスの感染拡大につながったと言われているからです。

事実、テドロス氏は中共から巨額投資を受けるエチオピアの元保健相だった人。ですから「テドロス氏は調査なしで、中共政府が提供した(新型肺炎の)死者数と感染者数のみを信じている」と言うのも当然のことです。
1月30日にもテドロス氏は「(中共への)渡航や貿易を制限する理由は見当たらない」などと述べ、さらに「WHOは(新型肺炎の)発生を制御する中共の能力に自信を持っている」とも述べておりました。

しかしこれが「WHOは政治的に中立であると考えられている」と言う観点から見て「テドロス氏はWHOの事務局長にふさわしくないと強く考えている」ということになったわけです。

インターネット上でテドロス事務局長の辞任を要求する署名活動が始まりました。そして現在、約30万人の賛同者が署名しているそうです。

ともかくこの武漢肺炎がいつごろ収束するかは現在はまだ判りません。ワクチンの開発も進められているようですが、臨床実験に入れるのが今年4月~5月頃になる見込みで、それまで重症患者や死亡者がどのくらい増加するか判りません。

習主席は盛んに「武漢」以外の地での肺炎は収束方向に向かっているから、生産活動をまもなく再開するなどと述べていますが、どうも人民にはそんな感覚は無いようです。

東京五輪は7月の開催です。その時点でまだ武漢肺炎が収束していなければ、中共の選手の訪日は禁止されるでしょう。しかし安倍政権が中共からの圧力に負けて(あるいは騙されて)中共選手を受け入れてしまえば、今度は他の国からの選手が東京五輪を忌避するのではないでしょうか。

恐怖は冷静さを失います。いくら中共側が武漢肺炎の収束を宣言したところで、世界がこれを受け入れるかどうかは判りません。
そしてそこには欧米やディープステートの別の思惑も入るでしょう。
アメリカや欧州の選手団が来なければ、どんなに中共や日本が安全を叫んでも、東京五輪は失敗することになるでしょう。

そして日本の信用も落ちるのです・・・

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