2020年2月7日金曜日

習主席、国賓来日反対!

4月になると中共から国賓として習近平国家主席が来日する予定です。
我々の知らないところで安倍政権が決めてしまった不思議な外交。唐突に安倍首相が「日中関係は完全に通常に戻った」と述べました。

その時でも尖閣海域に中共の公船が侵犯しているにも関わらずです。何が日中関係が元に戻ったのか判りません。どう考えても、この状態で習主席が国賓として訪日すれば、世界的にこの状態(尖閣侵犯とか土地の爆買いなど)を日本側が認めたことになるとの考えが中共側にはあるのでしょう。
そうすれば、尖閣に中共の軍事施設を作ろうとアメリカは文句は言えず、太平洋の侵攻が勝手に行えるとの考えで、トランプ政権への報復ともなる・・と言うことでしょう。
今、トランプ大統領は選挙の年であって争いは避けるでしょうし、習政権にとっては今年そうしないと、2期目を勝ち取ったトランプ大統領が来年はさらに強く習政権を追い詰めるであろうことは明らかです。

クライム・ハミルトン氏の「静かなる侵略」を読むまでもなく、中共から見ると日本はフェーズ5を過ぎて最終段階に入っているわけです。(あくまでも中共側から見た場合です)

安倍首相が返り咲いて二期目が始まったのは、安倍首相が「反中の旗」を上げていたからです。我が日本で選挙に勝つためには、何らかの形で反中共を打ち出す必要があるわけです。
あの小泉純一郎元首相が人気があったのも、どんなに中共が非難しても最後まで「靖国参拝」を止めなかったことだと思います。
これが小泉氏の「反中の旗」だったわけですね。

安倍首相が最初にトランプ大統領に会った時も、「一番悪いのは中共」と述べて中東問題よりも中国共産党を注視すべきだと述べた点も日本国民の評価を高めました。

令和の御代となり、トランプ大統領が国賓として来日し新天皇陛下と会談したこと、それを憎々しく見てた習主席が、安倍政権内の親中派に圧力を掛けて「何とかしろ」と命令したであろうことはなんとなくわかりますね。
それが安倍首相の「日中関係は完全に通常に戻った」発言に繋がるわけです。侵略を止めない中共に対して、何が「通常に戻った」でしょうか。

安倍首相は「問題があるから首脳会談をやるんです」などと言っていますが、それなら国賓来日でなくていいはずです。国賓来日こそ天皇陛下の政治利用そのものですね。
また、中共が首脳会談で日本側に譲歩するなどとは思えません。戦争を忌避する国家には恫喝で言う事を聞かせるだけなのです。それが華人の価値観なのです。

ネットTV・チャンネル桜の代表である水島聡氏が、国賓来日反対の100万人署名活動を始めました。産経新聞には1ページぶち抜きの意見広告が出され、週に何回も日本全国で「習主席・国賓来日反対」のデモが行われています。
https://kokuhinhantai.jp/

このデモが結構反響を呼んでいます。チャンネル桜のデモのなかでも、この国賓反対デモは集まり方が違うようです。
産経新聞にも記事として記載されていましたが、いかに日本国民が反対しているかがよく判るデモとなっているようです。
もっと増えれば、台湾の新聞もそれを取り上げるかも知れませんし、香港のデモも同調するでしょう。

さすがに中共側も気になっているようで、二階幹事長に圧力がかかって来たようです。「あのデモを止めさせろ」という圧力です。
しかしそれは不可能ではないでしょうか。催涙弾や機関銃で阻止できる国ではないのですよ、日本は。

二階幹事長は3日の記者会見で、武漢肺炎の感染拡大に関し、4月に予定する習近平国家主席の国賓来日に影響しないとの認識を表明しました。
これに対し、青山繁晴参院議員は「習氏が天皇陛下に会見すれば、武漢肺炎の終息宣言のように受け取られる」と述べ、政治利用への懸念を表明しました。
しかし公明党の石田祝稔政調会長は、国賓来日に向け準備を進めるよう要請したのです。

武漢肺炎を最初に気付きインターネット上で声を上げ、当局に摘発された湖北省武漢市の眼科医、李文亮さん(33歳)が、武漢肺炎に感染して亡くなりました。そんな政権が習政権です。まだまだ被害は広がって行きそうですね。

このまま国賓来日反対のデモが拡大していけば、安倍政権と国民の間の対中認識の違いがだんだん浮き彫りになってくるのではないでしょうか。
ここで習主席を国賓として迎えてしまえば、自民党の衰退は決定的なものとなるように思います。
そして異なる流れが出来て来るでしょう。「れいわ新撰組」は共産党とタッグを組むかもしれません。その共産党は反中共を宣言しています。

それでも「共産党はいやだ」という国民に対しては新たな受け皿となる政党が出現するかも知れません。
我が国民が親米と親中に分断された時、いかなる不幸が襲ってくるかは予想もつきません。
そして中共の狙いが「日本列島の抑圧、天皇陛下の上に中国共産党を置くこと」である・・ことははっきりしているからです。

だから国賓来日に反対するわけです。

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