2019年1月8日火曜日

トランプ大統領の頭脳戦略

今年も何かといじめられそうなトランプ大統領ですが、マスコミが流すスキャンダルなど屁とも思っていない大統領の強みがあります。
AV女優とのスキャンダルも真実がどうであれ、トランプ大統領の支持率には影響がありません。支持率が影響するのは景気だけではないでしょうか。アメリカは現在好景気。金利を上げようとするFRBと戦っています。

今後の景気がどうなるかはわかりませんが、今のところトランプ大統領は平気で心配はしていないようですね。

このトランプ大統領のこれまでの実績を見てみますと、内政は景気を浮揚させましたからOKで、また、外交面も外してはおりません。
北朝鮮と韓国の問題も、所詮は中共問題と解っておられるようです。
安倍首相だけが未だグローバリズムを抱え込んで、このまま行くと窮地に立たされるかも知れませんね。
世界はすでに共産主義でもグローバルでもなく、国家主義に変わってきていると言うのにです。

そしてこのトランプ大統領の考え方を見ていますと、言語にとらわれない発想をしております。
つまり、右脳型人間だと言うことです。言語に囚われていると意表を突く発想は出てきません。連続した流れは出来ますが、飛躍ができないのです。

産経に数学者の岡潔(おかきよし)について書いたコラムがありました。
そこに、岡潔が「数学とは情緒の表現である」と語っていることが書いてありました。情緒こそ右脳が機能しないと理解できない産物です。
「多変数複素関数論」という数学会の難問を一人で解いてしまった数学の天才ですが、その天才が「情緒の表現」が数学であると言うのですから、いったい頭の使い方がどうなっているのか判らなくなりますね。

しかし優れた小説も、この情緒をいかなるストーリーの中に置いて表現するかに苦心するわけですし、人間関係のトラブルも、情緒の行き違いで発生するものです。
右脳と左脳、脳科学はともかくとして、情緒を感じ取れるのは右脳でしょう。そしてその表現とは感情を左脳に渡して言葉にするわけで、ここを司るのは右脳と左脳をつなぐ脳梁です。

トランプ大統領は、このあたりが非常にうまく、よってマスコミなどの言葉重視の攻撃者に強いのではないでしょうか。
ツイッターにて表現するのも、マスコミのニュースをフェイクと言い続けるのも、自身で表現しないと伝わらないと言うことからきているように思います。

右脳的と言おうと、情緒的と言おうと同じ意味です。そして右脳で得た情報を表現しようとすれば、左脳の助けが必要で、その取次機関が脳梁ですね。
その脳梁の強いことが、トランプ大統領の強みではないかと思うのです。だからツイッターで国民に伝えているのだと思います。

そして日本国民はトランプ大統領と同じように、右脳のひらめきと脳梁が強い国民ではないかと思っています。

言語だけを振り回すのがマスコミでありサヨクです。法制化すれば縛りが効くと考えるのはサヨクの特徴で、ですからやたらと教条主義を振り回します。
これをトランプ大統領は自身が発信することで回避しているように見えます。

この手法をよーく考えると、日本の対中戦略に使えるかも知れません。共産主義は教条主義であり、言葉に頼るからです。
立法するのは権力であり、だから権力闘争が激しく、法律に書けば政敵を殺しても正当化されるし、イスラム教をテロに仕立てて虐殺や臓器売買も正当化されるわけです。

我が国の今後の戦術は、この「トランプ式」から学ぶと良いかも知れませんね。

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