2018年4月28日土曜日

我が国の表現の自由

産経に「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)というジャーナリストの団体が、2018年の世界各国の報道自由度ランキングを発表したと言う記事が出ていました。
そこで我が国は67位に位置し、「慣習や経済的利害による束縛」「フリーや外国人記者の活動制限」などの問題点が指摘されたと言うことです。

1~5位はノルウェーなど欧州諸国が占め、アメリカは45位、ロシアは148位で中共は176位、北朝鮮が最悪の180位だったそうです。
いったいこの団体は何を基準に順位付けをして、主権国家をどのように扱おうとしているのでしょうか。

すでにトランプ米大統領を含め、世界各国の指導者達は在来のメディアを「国民の敵」などと罵倒し始めています。
これに対しこの国際ジャーナリスト組織は「事実に基づく議論を封殺する動きが拡大している」などと吹聴しているとか。

我が国を見れば判るように、ジャーナリストは国政を担う人物を操作し、操作が不可能な人物には報道を使った排除運動を仕掛ける始末です。
まさに「国民の敵」であり、対立や戦争の切っ掛けを誘導する毒素をまき散らしているようにしか見えません。

トランプ大統領は就任以降出来るだけ記者会見をせずに、ツイッターというインターネットの書き込みサイトに「国民に知らせるんべき事」を書いております。
アメリカのジャーナリズムはそれを見ながら新聞記事を書いていると言った構造に変わってきました。
この大統領の書き込みは世界中で誰でも直接見ることが出来ますから、ジャーナリズムが細工することは不可能です。
そしてこれが新聞記事になった時、ネットに書かれた文章との比較が出来ますから偏向を防ぐことが出来るわけです。

我が国でも官邸がホームページを作って、直接国民に発信しておりますが、こちらの方は官邸の色がついているように感じている国民も多いのではないでしょうか。
しかし、国会審議の録画がほとんどすべてインターネット上に公開されています。そしてそれを編集したYouTubeへの投稿も増えています。YouTubeへの投稿は投稿者の偏向が入りますが、同じ項目に対して多くの書き込みがありますので、それを比較することで国民各自の見方がまとまるわけです。
ただ気を付けなければならないのは、YouTube側が勝手に似たような偏向動画を集めてしまいますから、キーワード検索の選定には気を付けましょう。

我が国のジャーナリズムの特徴は、愛国とか日本国家の主権、国家防衛や皇室を中心とした日本文化については一切報道しません。むしろ崩壊を助長するように世論を誘導していきます。
特に大東亜戦争に関しては「日本軍悪玉論」というGHQの方針を未だに続けております。

最近「ゆず」という男性のデュオが歌った「ガイコクジンノトモダチ」という歌がネット上で炎上したそうですね。どうも歪んだ現在の日本を素直に「おかしいよ」と歌った歌詞が問題だったようで、テレビからは排除されてしまったようです。(強く政治色に染まっている・・とか)
どうしてそうなったかは聞いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=12Gc6vuEzUc

友達になった外国人の友達が自分より日本の事を良く知っていた・・とか、外国人と見た靖国の桜は綺麗だった、(日本の)国旗はタンスの奥にしまったまま・・というフレーズが朝日新聞の規制コードにひっかかるからではないでしょうか。

そう言えば、かなり昔の話ですが、故)島倉千代子さんが「東京だよおっかさん」といううたをNHKで歌おうとしたところ、NHK側から「2番は削除してください」と言われたとか。九段坂とか(戦死した)お兄さんが待つ・・というフレーズがNHKの規制コードに合わないとか。

島倉さんは「この唄は2番が中心」と訴えましたが聞き入れてはもらえず、ついに島倉さんはNHKの紅白歌合戦への出場を辞退したのです。

ファンの多かった島倉さん。何とかしようと立ち上がったのが作詞家の「中山大三郎氏」と作曲家の「浜口庫之助氏」でした。
そして「人生いろいろ」という歌が大ヒットし、この歌無しでは紅白歌合戦が開催出来ないという事態に発展し、遂にNHKが島倉さんに泣きついてきた・・・というお話です。

歌は「表現の自由」ということになります。聞くところ、現在の東大生に支持政党を聞くと大多数が「自民党」と答えるそうです。民進党の支持率は3%程度だとか。ほとんど新聞もテレビも見ない世代です。
そして「日本国に対する愛国心」については「右とか左とか言う前の話」として「日本が好きだ」と言うと「右翼」と言うような感覚が不愉快だ・・と率直に答えるそうです。このような時代の流れの中で「ゆず」は「ガイコクジンノトモダチ」という歌詞での表現を考えたようです。これを「きわめて政治的」などとして排除する方がよほど政治的ですね。

「報道の自由」も「表現の自由」も侵し続けてきた「護憲」という極左指向は、もはや次世代は受け入れていませんね。
スマホなどによるインターネット視聴の数は、もうテレビ視聴の数を抜いているのではないでしょうか・・・
ならばあの、「安倍政権支持率38%に続落」というのは、いかがわしいのでは?

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