2013年5月17日金曜日

動き出すのか北朝鮮。その反中度は?


おかしな事件がありました。北朝鮮で22歳の女性警官が最高の勲章を授与されたという事件です。この女性警官は交通整理をやっていただけのこと。
それで交通事故に対して忠実に職務を遂行しただけのことでした。裏に何があったのか・・・

軍事評論家の鍛冶俊樹氏は、その内容を次のように話されています。
「(あの事故は)おそらく平壌で交通事故を装った金正恩暗殺計画だったのだろう。ところが交通整理の女性警官によって計画は失敗に終わり、女性警官は共和国英雄になりました。当然その反面、計画に関与した人間は根こそぎ粛清されたに違いないでしょう。」
その関連と思われるニュースとして、先日北朝鮮の人民武力相・金格植が更迭されたことが明らかなったことではっきりしてきました。

金格植武力相は、昨年11月に金正恩本人により人民武力相に任命された人物です。
昨年7月にも李英浩・軍参謀総長も更迭されておりますが、彼は父・金正日が任命した参謀総長です。このような粛清の動きから、金正恩第1書記が何を考えているかが見えてくるようです。

海外に留学していた経験のある金正恩氏は、中共よりもアメリカ型の社会作りに傾倒しているように思います。
ゆがんだ自国の社会主義体制が見えているのでしょう。しかし政治の流れは、そう簡単に変えられるものではありません。
注意深く、父・金正日氏の作り上げた組織を変える行動に出ているのかも知れません。

このような金正恩第1書記の動きを、最大の支援国である中共が快く思わないのは当然のこと。金正恩政権内にも親中派は多数いるでしょうし、そこを通じて中共が金正恩暗殺指令を出したとも考えられるということです。
もともと人民解放軍と北朝鮮軍部は、朝鮮戦争以来、血のつながりを持っております。北朝鮮の軍部強硬派は、そうした中共の背景を使って強く出ていたのでしょう。
その強硬派が、今回の暗殺未遂事件で粛清され始めたとも受け取れます。

慎重にことは進めなければなりません。暗殺が今回失敗だったとしても、これからも続々と刺客はやってくることでしょう。
中共は金正恩氏を殺した後に、金正男氏を持ち込もうとしているのかも知れませんね。彼は今中共の保護のもとに居るようですから。

北朝鮮と日本の間にあるのは「拉致問題」。このことは、逆にこの問題を解決できれば日朝国交回復は短時間に出来る可能性を持っています。
拉致事件を父親の責任に持っていくなら(言葉は慎重に選ぶでしょうが)、金正恩氏に傷はあまり付きません。
判っている拉致被害者の帰国と、不明になっている被害者の調査を日本からの調査団を受け入れることで共同して行うということで決着がつくはずです。
あとは日本国民の感情的問題。横田めぐみさんらの発言が重要なポイントとなるでしょう。

このようになる可能性があるからでしょうか、韓国が中共と接近を始めています。中共は北朝鮮が寝返った場合は韓国とのつながりを強化し、北朝鮮と日本の間に楔を打ち、中共、韓国、そしてアメリカという日本包囲網を画策する気かも知れません。(アメリカは中国市場をちらつかされると、だらしなく動かされますからね)

日本側は、北朝鮮とアメリカの仲立ちを行うことが良いようです。
米朝関係の間にあるのは核問題です。これだけは北朝鮮側も簡単に手放さないでしょう。しかし、アメリカにとって、北朝鮮の核武装よりも、その核が中近東、特にイランなどのイスラム過激派に渡ることの方を懸念しているのですから、そこをクリアにすれば、核の容認も可能ではないでしょうか?
アメリカが「北朝鮮の核は、中共よりも透明度が高い!」とでも言ってくれれば、即北朝鮮の核ミサイルは北京に向いたことになります。
ただ懸念があるとすれば、日朝国交正常化のあと、核とロケット技術が日本から流れて、数回の核実験(シミュレーションも含む)の後、密かに日本核武装が実現してしまうことかも知れません。
やがて「北朝鮮を作ったのは、関東軍の残党だった」ことを証明する資料なども出てくるかもしれませんよ。

今、歴史が動いているようです。飯島内閣参与には、頑張って欲しいですね。

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