2012年7月5日木曜日

今月打ち上げのJaxa・コウノトリ、アイボールを搭載


安定した打ち上げを続けている三菱重工のHーIIAロケット。その重量対応版のH-IIBが、今月21日に種子島から打ち上げられる予定です。
ミッションはもちろんコウノトリ。即ち国際宇宙ステーションに物資を上げるものです。今回のミッションは3回目になります。

この日本の宇宙計画は、国際宇宙ステーションにおける各種実験をバックアップするもの。
しかし、スペースシャトルが中止になってからは、ロシアのソユーズ1本で人間を送り迎えしています。そのロシアも経済的疲弊が進み、「もう止めたい」と言い出す始末。
欧州宇宙機関の「ATV」は、あと2回で運用終了の予定だとか。
中共だけは、中共だけのための宇宙ステーションを作り、中華思想による人類支配を確立しようと張り切っていますが、このままそれを許してしまったら、人類は華人の奴隷となってしまいます。

そうはさせじと、アメリカは民間企業が立ち上がり小型スペースシャトルをステーションまで飛ばして、その後帰還させる実験を行いました。
これは費用が110億円と、290億円かかるコウノトリの半分以下。最初の実験ではドッキング時に追突しそうなトラブルもありましたが、とりあえず成功させました。
しかしまだ本当に経済的に成り立つかどうかは疑問です。民間企業である限り、経済的に成り立たなければ運用は不可能です。

そして、いまだ日本は物資の運び込みだけは出来るものの、人類をステーションまで運び、それをまた連れ帰るという技は獲得されていません。
欧州もアリアンFiveを新たに設計し、準備は出来ていますが、まだ人類を宇宙から帰還させた経験はありません。

このままでは、人類は独裁の中華帝国に呑み込まれてしまう・・・・

そこで我が日本のJaxaは、ついに今回のミッションで「アイボール」の実験を試みることを決断したようです。
アイボールとは、直訳すれば「目玉」です。昔アマチュア無線で使われていた言葉で、今の「オフ会」と同じような意味(目玉をあわせて話す)でしたが、Jaxaのアイボールはこれとは違います。

「コウノトリ」は、その運搬コンテナを最終的に大気圏再突入で燃やして処分してしまいます。これでは人類を帰還させることは出来ません。
そこで今回そのコンテナに、このアイボールを仕掛けて大気圏再突入時の希薄大気の分析、摩擦の状況、そして熱の伝播の詳細情報を捕捉して、人類の帰還システム構築の設計情報を得ようという計画です。

即ち、大気圏再突入のための情報をはっきりと見る眼・・という意味なのでしょうか。

Jaxaでは、アイボールを「母衛星に結合された超小型衛星」という意味にしております。金星探査衛星の失敗経験などから、衛星に不具合が出たとき、どこが故障したのかを、その衛星の周りを見て調べようという発想です。そのために、カメラなどを装備した超小型衛星を用意するわけで、主体の衛星を母衛星として、そこに連結し準備する小型衛星をアイボールと呼ぶようです。

ともかく、この考え方を具体的に使用して大気圏再突入のシステム設計に必要な詳細情報を得ることが、これから始まるようです。
スペースシャトル計画まで、アメリカの手法としては「安全のために助長度を大きくし、未知のリスクを回避する」というやり方。だから金が掛かり、国家事業であっても負担は大きなものでした。

これに対してJaxaでは、先に未知のリスクをもたらす情報を詳細に収集し検討することで、安全を確保するという日本独特の根気の要る手法。もちろんこれは、アメリカの手法で成功したあとでなければ出来ないものなのですが・・・

ここから初めて、人類の帰還システムが完成するまでにあとどのくらいの時間が必要なのか?
それはまだ判りません。しかしすでに多くの宇宙経験を積んだJaxaと三菱重工の宇宙技術は、設計情報があればかなり早くシステム構築ができるのではないでしょうか?

中華独裁帝国の人類支配宇宙計画と、国際宇宙ステーション計画の戦いは、これから第2ステージに突入します。

尖閣諸島をめぐる海の戦いは、こうして宇宙の戦い(スペースウォー)にも広がって行きます。

がんばれ、コウノトリ・・・・

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