2012年7月12日木曜日

中共の漁船が大挙して尖閣へ押し寄せて・・・

パンダの赤ん坊が死にました・・・
それに対して中共のネットには、「小日本が殺したのだろう。日本人を殺せ」というような過激な書き込みがなされ続けているとか。
それと合わせるように中共の外務省報道官と国営新華社通信はそろって、尖閣海域における中共漁船の進出容認を示唆する発言を始めました。
尖閣国有化に対する報復とも見られているようですが、どちらも中共の工作かもしれませんね。

劉為民報道官は「釣魚島は古くから中国固有の領土で、日本の抗議を受け入れられない」と述べています。そして、「夏季休漁期間の管理を強化するための正常な公務だ」として漁業監視船の日本領海侵入を正当化し、休漁期間が終われば、中共の漁民が自由に同海域に行けることを示唆したようです。

偽装漁船にしろ、相手が漁船であれば海上自衛隊が出動することが難しいとされていますが、それでは数百隻の漁船が尖閣海域に押し寄せた場合、海上保安庁で対処しきれるのでしょうか?

我々は、尖閣海域での漁船と海保の衝突事件で、相手の漁船が体当たり可能な改造漁船であったことを映像で見て知っています。
今度は、さらにエスカレートした重装備の偽装漁船が混ざってくるでしょう。
しかも、相手の漁民と称する乗組員は、格闘技などの訓練をされた便衣兵であることが予想されます。

海上保安庁の対処で、その中の一隻でも遭難することがあれば、人民解放軍の海軍が乗り出してくることも考えられますが、その場合はこちらも海上自衛隊が出せるでしょう。
おそらく漁業監視船と呼ぶ偽装軍艦で海保と対峙し、自衛隊が出られないような作戦が練られていることと思います。

多くの集団の漁船を、少数の海保の船で迎え撃つには、漁船団を分断しなければなりません。小数グループを切り離し、そのグループを拿捕し、乗組員を石垣などの港に連れて行って、「領海侵犯」として逮捕し、速やかに東京へ護送してしまうことです。

漁船団と海保の交戦では、なかなか銃弾とか爆雷などは使えません。船をぶつけることも海保としては禁じ手でしょう。敵の船を沈没させることも出来ません。
それを良いことに、敵は海保の船に対して、投石、火炎瓶などの攻撃もしかねませんね。ようするに暴徒なのです。暴徒を使って侵略しようという、中共の常套手段。

こういう場合に使える兵器が「エルラッド」なんですが、海保の船に装備しているでしょうか?

「エルラッド」とは、長距離音響装置を改良した非殺傷兵器で、暴徒鎮圧などに使われるものです。
スピーカーとマイクが発信して、大きな音になって響くことがありますが、それを強力にして敵の戦闘能力を奪うことを目的とするものです。
スピーカーの正面だけに強力な音波を発生させるということで、暴徒をある一定の方向に押し返すことが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=yZwciHrSKwA

「エルラッド」は、一度だけ「シーシェパード」に対して使用したことがあります。捕鯨船に装備したのですが、「シーシェパード」の船はこの時は捕鯨船から離れました。効果はあったのです。

今度は船団ですからシーシェパードのように簡単ではありません。実戦に使うとなると、どのようにして敵船団を蹴散らすか、その検討と訓練が必要なのですが、まだそこまで行った軍隊は世界中どこにも無いでしょう。
しかし、これからは警察、機動隊、海保、自衛隊など、すべての団体がこのような兵器での訓練をしなければならないのではないでしょうか?
訓練に当たっては、ボリュームを下げて行えばすぐに出来るはずです。日本国民の義務として、このような兵器の訓練を行うことは、必要だと思います。効果的な使い方をマスターするために。

非殺傷兵器には、この他に「ADS」というものがあります。アメリカでまだ開発中ですが、ようするに電子レンジを兵器に応用したものです。
そのほか、ゴム弾を発射する銃などをベレッタ社が開発しています。

このような兵器の開発が最近は盛んに行われています。いずれも国境警備などが目的のものです。
各国の兵器メーカーは、これから求められる兵器は、「殺傷しないもの」という市場の要求を感じ取っています。もし日本が開発を行い、世界中に販売したとしても、このような兵器なら日本国憲法には触れないのではないでしょうか?

このような兵器の開発環境・・・常に中共という国境侵犯国家に狙われている日本は、絶好の開発環境を持っているとも言えますね。
敵も同じような兵器で攻めて来るでしょうから、より完全な非殺傷兵器の開発力が勝敗を分けるでしょう。

耐えられずに殺傷兵器が使われたら、そこからは本来の戦争になるのですけどね。

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