2012年7月17日火曜日

原発反対デモ、都内で開催


明治神宮前あたりで、原発反対デモが行われていました。
そして、そのデモに「新社会党」などと書かれたのぼりがあり、「護憲・脱原発」などと書かれていました。

どうやら「サヨク」が、あの震災の被害を良いことに、反日の活動を再開し始めたようですね。大勢の参加者の中には、「子供たちの未来のため」という思いだけで参加している人も居るでしょうに、反日分子の仲間にされています。
「サヨク」運動は、このように騙しの手口ではびこる習性を持っています。「良いこと」と思って参加した国民が、知らず知らずのうちに「反日サヨク」の仲間にされていくのは、大変遺憾なことです。

昔の学生運動にも、このようなパターンがあったと思います。
「ベトナム反戦運動」など、多くの学生は純粋な気持ちで「反戦」を訴えたようですが、その中には深みに嵌り、気が付いたら留置場の中などということになった人達も居た筈です。

「脱原発」と「護憲」はほとんど関係の無い事象のはず。それを結びつけ、いかにもサヨク運動が国民から支持されているかのように見せる、本当に悪質な手法を使います。
おそらく参加人数は数万人に上るという発表がなされるのでしょうが、多くの参加者はサヨク運動とは無縁なのではないでしょうか?

この脱原発デモは、どうやらツイッターで開催を流して、それに呼応する形で集まっているようです。
「脱原発」の是非は、そう簡単な判断でなされるべきでないでしょう。火力発電にすれば、石油の燃料費だけでは済みません。炭酸ガス排出量に応じて、排出基準からの経費もかかるようになるからです。
原子力の危険性は、まだどこも死亡事故が起きていないにもかかわらず、恐怖だけが進行しています。

「核の恐怖」は、東西冷戦構造の時代に、核抑止力を高めるために、核保有国が作り上げた幻想かも知れません。
放射線を浴びて死亡した例は、広島・長崎も含めて「やけど」が原因だったはず。強烈な放射線でのやけどは、皮膚下にある皮膚製造の器官が壊され、やがて皮膚呼吸が出来なくなって死亡するわけです。ですから同じように放射線被曝しても、やけどの部分が少ないと命を落とすことはありませんでした。

第五福竜丸の被曝(死の灰をかぶった船)も、その乗組員が死亡したのは、輸血が原因だったと聞いたことがあります。
チェルノブイリの事故のあとの「被曝」の状況も、ロシアの発表のどこまでが信用できるのか判りません。治療に参加した日本の医師団の医者たちも、言うことはバラバラです。

放射能の体内被曝によって、白血病などの癌に侵されて死亡した人の人数がどのくらいなのか、それも良く判りません。たしかに、ストロンチュウムなどの体内被曝が、癌を起こすことはありますが、その危険度がどのくらいの確率なのかは知らされていないのではないでしょうか?
プルトニュウムのペレットを盗み、ずっとポケットに入れて持っていたという中国人が、2年後に癌で死亡したというのは事実でしょうけど。

「核」と「放射能の怖さ」が「作られた恐怖」ではないか・・という疑念は払拭されていません。そしてこの、「必要以上の恐怖」を作ってきたのは「核保有国」なのでは?

アメリカは、この放射能の生態に対する実験を繰り返しているはずです。しかしその情報は軍事機密として公開されていません。
中共が、ウイグル自治区で行った大気圏内核実験は、その実験場にウイグル人が住んでいることを承知で行っております。
ですから、この地域に入って村人などの健康調査を行えば、どのくらいの規模の核爆発があると、どのくらいの被害が出るかが究明できるでしょうが、そんなことを中共政府はやらせないでしょう。

問題は、このようにさっぱり判らない「核の恐怖」を、日本のサヨク運動が利用し始めたことです。
「脱原発」の本当の活動は、「代替エネルギーの研究」と「エネルギー政策の新構築」という数値を基にした現実的な政治課題から始めるべきです。

誰かの扇動に乗せられて反対を叫んでいると、思わぬ人生の落とし穴に嵌ってしまうかも知れません。

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