2012年5月19日土曜日

中共政府からの国民離反、暴民増加、どうするのか?


膨張し続けた中共。満州を吸収し、ウイグルを吸収し、チベットを吸収し、さらに香港を吸収し、台湾を狙い、日本の尖閣列島から、沖縄、九州までも狙っているようですが・・・

あまりにも広大で、北京政府一極での統治は無理。共産主義イデオロギーで中華思想をラップしましたが、最近は太平洋への野心までがむき出しとなり、もはや世界中から疑念の眼を向けられ始めたようです。

日中首脳会談では、野田首相に何度と無く脅しをかけました。「核心的利益」と言っている場所に手を出すな・・とか、「世界ウイグル会議」はテロリストの集まりだから東京で開催するとはけしからん・・など。
しかし、野田首相は今回は折れることもなく、何の約束もしなかったようですね。(密約は判りませんが)

「世界ウイグル会議」は17日に閉会しましたが、カーデル議長にもビザを発給し、日本の姿勢を示しました。
石原慎太郎知事が発表した「尖閣諸島購入」に対して、国民からの寄付金の集まり方も順調です。すでに「7億円以上」が口座に振り込まれたようですね。

中共は、次期主席に「習近平」氏がほぼ決まったものの、国民の共産党からの離反が進み、各地での暴動、デモが絶えません。
上海の江沢民氏も高齢化し、その影響力が薄れる中、福建省とか雲南省は元気に経済活動を行っています。「もう中国人を相手にして居られない」などという噂もされているようですし・・・

共産主義で中央の求心力が弱ってくると、国民は生活のために勝手な行動に出てきます。
それが東シナ海などでの漁民の違法な振る舞いとして現れているようですね。
今年の3月30日、パラオ諸島海域で中共漁民の違法操業。パラオ共和国は主権を施行、中共の漁民一人を射殺、5名を拘束します。
パラオは、台湾との国交を維持していて、中共とは国交がありません。昔は大日本帝国の委任統治領。帝国軍人の矜持を、パラオ国民は今も持ち続けているようですね。
サヨク民主党・菅前首相とはまったく異なる対応です。

昨年の12月に海洋警察官が暴力漁民によって殺された韓国。その漁船船長に対して死刑求刑が出されました。人道的見地から死刑廃止に傾いている韓国ですが、中共の漁民に対して人道は関係が無いということでしょうか?判決は「30年の懲役」だったそうですが・・・

さらに、北朝鮮までもが黄海で操業中の中共漁船3隻の乗組員計29人を拘束しました。こちらは違法操業だったのかどうかまでは判りませんが、拘束したのは北朝鮮の正体不明の武装人員だそうで、漁船の船主などに対し、金銭の支払いを要求しているということです。
こちらはテロ国家同士の「食えない国民」達の叛乱のようにも見えますね。

パラオで拘束された中共漁民は、1人千ドル(約8万円)の罰金を払うことなどを条件に「和解」が成立、4月14日に釈放されたようです。(罰金はドルで支払います)

さて、国連の大陸棚限界委員会が沖ノ鳥島の北方など太平洋の4海域約31万平方キロメートルを日本の大陸棚として認めたと発表したことから、中共が猛反発しています。
「あれは岩礁であって島ではなく、そういう意見の国家もいっぱいある。これらの国々と共同で国連認定に異議を唱える」そうです。
岩礁と言われて、そうかも知れないなどと思ってはいけません。中共は南沙諸島の「ジョンソン南礁」に汚い小屋を建てて、中共の領土などと言っています。この岩は、満潮時には海に隠れるのですから・・

海軍力を増強し、太平洋への野望をむき出しにする中共。しかし共産党の求心力低下で国力をまとめきれなくなる可能性は高く、それゆえに軍事的弱者(の様に見える国)であり、サヨクが巻き起こす分裂工作に乗っている「日本」を利用しようとする中共。
国連の行った大陸棚認定は、この中共の太平洋への野望に蓋をする形になります。
これで第一列島線以降はほとんどが日本の海域(EEZ)となります。中共海軍が演習を行う際には日本側の同意が必要となり、中共が科学調査を行うにも日本の同意が必要となるわけです。日本政府がしっかりしていればね。

アメリカが仕掛ける日中分断か、それとも中共の自己崩壊か・・・いずれにしても近い将来、日本周辺が「きな臭い状況」になることは避けられそうもありませんね。

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