2020年4月4日土曜日

財務省は日本国民を信じない

安倍政権が「日本国民一世帯にマスクを2枚贈る」と述べたことが、アメリカで笑い話になっているそうです。
発表が4月1日だったことから、安倍氏の支持者からも「エープリルフールの冗談ではないのか」といぶかる見方が出ていると、アメリカのメディアが伝えたとか。

まあ「エープリルフールの冗談」としてかたずけたほうが良さそうですね。政権としては「マスクの品不足にどう対処するか」を論じるべきで、郵便を使って2枚贈ると言うのには意味があるとは思えません。(エイプリルフールの冗談を実際に行ったと解釈すればいいのですけどね)

この他にも「牛肉券を配る」だとか「旅行券を配る」といった訳の分からない話が飛び出てくる現状ですが、どうしてこのような話ばかりが出て来るのでしょうか?
おそらく財務省が全く動かないからでしょう。

例えば「牛肉券」を配っても構いませんが、条件として「それを銀行に持って行ったら、その場で現金に変わること」と言うことが必要です。
「銀行に持って行けば現金に変わる」ということがあるならば、例えマスクでも良いわけで、問題は現金の配布なのです。

50兆円分の「牛肉券」を配布し、一枚が10万円分で「銀行で両替可能」ならば、それで良いのです。

武漢肺炎の新型コロナウイルスに対抗するため、各国は自制処置として経済活動を止めております。生活が困窮しますから各政府は現金の給付を検討していて、それが実施に移されていくでしょう。
生産活動が止まっているのに通貨だけを発行すれば、過度のインフレになることが考えられるという・・おそらくこれが日本の財務省の考え方なのでしょう。ここが財務省の基本的な間違いだと思います。

アメリカは円換算で220兆円の資金を出すそうですし。スイスのような小さい国家でも円換算で4兆2000億円以上の資金を出すそうです。
そして日本を除く他国も皆、似たような政策を取るはずです。

目的は「雇用の維持」が中心です。個人事業主や芸術系の仕事の人達にも配布されるようですが、その「雇用の維持」の意味が日本では伝わっていません。
失業者が増えると困るから・・などと、善意の解釈ではいけません。

目的ははっきりしています。今回の「コロナウイルス禍」が過ぎた時、素早く生産活動(サービス業なども含む)が再開されるようにしておくためです。
このことが財務省に判っているのでしょうか・・・

これは通貨の本質を知っているから取れる政策です。 日本銀行券は日銀の借用書であるとよく言われますが、その返済をしているのが日本国民の労働なのです。
考え方として、一か月分の給料は、一カ月の働きに対して支払われるのではなく、これから一カ月働くことを約束して先に支払われているお金と考えるべきなのです。

サラリーマンが月の終わりにもらう給料は、次の一カ月働くことを約束した借金であると考えれば良いのです。賃金後払いを常識としている労働者には判りにくいかも知れません。後払いにするのはその労働者に信用がないからです。日本経済の基本は信用経済で動いているのですよ。

ですから各国が出すコロナウイルス禍にための高額拠出は借金であり、回復時の国民の生産で取り返す段取りです。ですから「雇用の確保」が必要なのです。もちろんこの「コロナウイルス禍」がどれくらい続くのかが問題なのですが、疫学的にはそれほど長くはないと見ているのでしょう。
日本を除く各国は、その国民を信用していると言う事です。

「禍(わざわい)」回復時に生産活動が始まってもインフレ傾向が収まらなければ、初めて公定歩合や増税などで出した拠出金を回収すれば良いのです。これが財政政策と言うものです。
「税率を上げれば出世する」などという財務省の呪われた考えは、財政政策など無視した無責任な感覚です。
この無責任さが拠出金や消費減税をやろうとしない財務省の「怠慢」を生んでいるのでしょう。それにしても、日本国民を信用しない財務省の体質はどこから来ているのでしょうね。

さて、アフリカや中東にはサバクトビバッタが大量に発生し、武漢肺炎の新型コロナウイルスが世界中に広がっています。まるで旧約聖書の出エジプト記を見ているようですね。

ユダヤ人達を奴隷のように扱うエジプト国家に対して、神は怒り疫病によってエジプト人の子供を殺したのです。ユダヤ人達は神の言う通りに家に籠り、入り口に羊の血を塗って「禍」が通り過ぎるのを待った・・というのが聖書「出エジプト記」の記述ですが、さて?

事実はもしかしたら、ユダヤ人達が商売の範囲を広げ他国との交易を活発に行ったため、疫病を招き込んでしまい、エジプトで多くの死者が出て、結果的にユダヤ人達がエジプトを追い出されたと言うことではないでしょうか?

ユダヤ教とキリスト教は、この故事を「過越の祭」として現在も祝っているようですが、今回の「禍」が世界のグローバル化にあって、国境を低くする危険性がはっきりと示されたわけです。
奇しくも、聖書の記述がある意味で正しいことが証明されたような気がしませんか?

ちなみに今年の「過越の祭り」は、4月8日の夕方から4月16日の夕方までです。

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