2020年4月22日水曜日

武漢コロナ第二派、中共では・・

今、武漢で数千人の感染者が隔離されていて、有識者が「武漢にはまだ1万から2万人の感染者が野放し状態のはずだ」とネットに投稿していたそうです。

この投稿はすぐに消されましたが、現在武漢では懸賞金200元で感染者狩りが行われているそうです。
第二派の感染拡大を防止する目的だそうですが、共産主義社会が密告社会になるという典型的な事例になっているようですね。

武漢肺炎で人々がバタバタと路上で倒れていたころ、武漢封鎖の情報を聞いてあわてて武漢を脱出した人々が帰ってきているからでしょう。
彼らは武漢コロナウイルスに感染しながらも、持ち前の強い免疫性なのかどうか、症状が出ないまま武漢に立ち返った人々です。(無症状感染者)

しかしウイルスを持っている可能性は高く、自身に症状が出なくても周囲の人々に感染を拡大させてしまう可能性があります。
感染拡大が起きれば、第二派の感染拡大に繋がり再び非常事態となってしまいますから、そこで取られた方法が「密告奨励」と言う訳です。
200元ですから大した金額ではありません。しかし一般市民がどうやって感染者かどうか区分け出来るのでしょうか。
おそらく「逃げ戻って来た人」を告発させるのが目的ではないかと思います。

共産主義者は常にお互いに疑心暗鬼です。しかも上位下達の社会ですから「密告」が盛んになります。ですからすぐにお互いが信用できなくなります。
自由主義が資本主義で成り立つのは、このような疑心暗鬼が無く、信用が成立し、従って信用経済が成り立つからです。
貧富差が広がったり、インフレやデフレになりやすい欠点はありますが、そのためのコントロールメソッドとして公定歩合や税率の引き上げと引き下げがあるわけです。そして自由な発想のもとで新規技術や芸術が生活を変える力を持ち、さまざまな業種の存在が貧富差を薄めます。

さて、それでは共産主義社会でこの密告制度は武漢コロナウイルス感染拡大が降下する可能性はあるのでしょうか。

習政権は期待していないようです。
政権合いのある責任者は、「我々はこのウイルスと今後長い間付き合っていかなければならない。」と述べているそうです。

4月5日に北京で行われた北京市共産党委員会の宣伝部副部長が、「世界中で感染症の蔓延が起きている中で国際ビジネスの中心地である北京で感染症を完全に抑え込むことは『不可能』である。長期にわたってウイルスと戦わねばならない可能性は高く、感染防止に努力する状態が『常態化』することに慣れる必要がある」と述べたと言うのです。

この武漢コロナウイルスは、感染者の中で50%ほどは無症状なのだそうです。そして軽症者は30%ほどで、残りの20%が入院を必要とする感染者になるそうです。

その20%の中から、高齢者とか持病を持つ人が死亡する率が高いということになります。
現在、我が国では盛んにクラスタという対象にPCR検査を行っていますが、検査をすればするほど感染者が増えているだけで、それ自体に意味があるのかどうかは判りません。

フランスのエイズウイルス発見者であるリュック・モンタニエ博士は、「この武漢ウイルスは人工的なものである」と述べています。
もし本当に人工的なものであれば、長期間自然界に存在し続けることが出来るのかどうか、なぜ80%の人は発症しないかまたは軽症なのか、それとも長い潜伏期を持って、弱った時に発症するのか、これらの研究はまだなされていないようですね。

効果があるといわれている「アビガン錠」ですが、発症がどの程度まで進むと効かなくなるのか、早いほど効果があるとは、武漢コロナウイルスによる感染症と判った時点で良いのかどうかが気になります。

北京で発言された「感染防止に努力する状態が『常態化』することに慣れる」ことが必用ならば、もう非常事態宣言は解くべきでしょう。
中共は「感染よりも経済」を取ることに決めたようです。今後二次感染があって、高齢者や疾患のある者が亡くなっても、習政権は経済復活を優先すると言います。世界制覇の戦いですからね。

5月6日に切れる非常事態宣言。6月まで延長すると言う声も聞こえてきます。しかし多くの人(飲食店や芸能関係、スポーツ関係、そして旅行業者)は経済的に不可能ではないでしょうか。10万円もらっても、2か月は持ちこたえられないのでは?

このコロナウイルスは付着感染ですから、それを意識すれば少しは減少するかも知れません。
犠牲者が出ることを覚悟の上で、経済活動再開すべきだと思います。
だからこの感染拡大が「これは戦争だ」と言われる所以なのではないでしょうか・・・

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