2011年9月17日土曜日

民主党の愚策破綻、八ツ場ダム

民主党の政権公約の一つ、「(群馬県)八ツ場ダムの建設中止」。
この公約実現のために、前原政策調査会長が国土交通大臣の時代に地元の説得を試みていたことがありました。
なぜダムが必要なのか、膨らむ国の借金を見ながら予算削減を目指していた民主党。国家の借金と家計簿上の借金を混同して、この八ツ場ダムの予算を削減したいという、それだけの理由での建設中止策。

しかし、地元民はやっと水中に没することになる土地を離れて、新しい生活を始めたばかり。
だれでも生まれた土地への郷愁はありますから、さぞかし複雑な思いだったでしょうね。
前原氏は、なぜ中止なのかを説得していたようですが、もともとその根拠は薄弱なもの。ですから結局「国土交通省・関東地方整備局」に、ダムの建設の是非を再検証するように依頼して、この問題を棚上げにしていたのですが・・・

野田政権になって、サヨク大臣に取り巻かれたこの保守系首相が政権を動かし始めた時、国土交通省・関東地方整備局が検証結果を報告しました。
八ツ場ダムの建設継続が「最も望ましい」ということで。
その理由として「河川改修などを中心とする代替案に比べて、ダム建設が治水や利水で最も効果的」ということ。
「治水効果を確保するために今後必要とされる経費は、ダム中心の対策だと約8300億円で、他の4案より1300億~1千億円安かった。利水効果を得るのに必要な経費も約600億円で、1千億~1兆円以上も下回った」という決定的なものです。

これを受けた自民党の「八ツ場ダム推進国会議員連盟」(佐田玄一郎会長)がすぐに動きます。
9月16日に緊急総会を開き、9月中に関係自治体と合同で前田武志国交相へ早期完成を求める申し入れを行うということを決めました。

民主党の前原誠司政調会長は、この検証結果に不快感を示しているようですが、前田武志国交相は「(早期建設を求める流域の)1都5県の知事たちの意見は重い。有識者の意見も聞き、結論を得たい」などと、建設再開を視野に入れた発言をしました。
自民党から来る申し入れを考慮したのでしょうか?

しかし、愚策といっても民主党の公約は公約です。
もし、この公約を撤回しダム建設を進めることになるのならば、もう一度国民の真を問うべきでしょう。
保守を自認し、かっこいい本まで出版された野田首相なのですから。
民主党の愚策が今後も破綻していくことは明らかです。もともと民主党の公約は「政権交代」だけでした。ですからそれ以外の公約で、「売国3法」以外はどうでもいい公約。
ですから単なる口先介入ばかりで、その破綻は政権を奪取する前から判り切っていた事。
これを一つ一つ取り上げるまでもなく、破綻公約をリセットするための解散はどう見ても必要。
「私が首相になれば解散はしない」などという選挙の文句で首相になったにしても、そんなことで解散を躊躇すべきではないでしょう。

自民党の谷垣総裁の任期は来年の9月まで。それまでに解散した方が、民主党の可能性はまだあるように思いますけどね・・・

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