2017年6月23日金曜日

国連人権理事会、中共の人権侵害

6月に行われていたスイス・ジュネーブでの国連人権理事会で、中共による人権侵害を訴える団体の多さに驚かされたと、産経の取材コラムに書かれていました。
チベットやウイグルで今何が行われているのか、何故焼身自殺などが後を絶たないのか、このような疑問が解けていきます。

亡命ウイグル人の組織「世界ウイグル会議」のメンバーの演説によりますと、「この10年間、ウイグルの学生、教師、公務員、党員は全て断食が禁止された。ホータン県では、何百人もの中国共産党幹部がウイグル族の家庭に移り住み、断食や礼拝ができないようにした」と報告されています。

さらに、「過去6カ月間に、エジプト、トルコ、フランス、オーストラリア、米国に留学中の数千人ものウイグル人学生が中国に強制帰国させられた。帰国させるため、学生の親類が数カ月間にわたって拘束されたケースもある」などと中共による人権弾圧の酷さが述べられます。

「中共政府は、2017年にウイグルの若者を対象とした締め付けを拡大した。まさに今月、新疆ウイグル自治区の公安当局は、16歳未満の子供の名前がメッカ、イマム、イスラムなど『過度に宗教的』である場合は改名するよう親に命じた」との報告もあり、まさに人権弾圧によって中共がウイグル文化そのものを消し去ろうとする行為に出ていることを彷彿とさせます。

チベット亡命政権ジュネーブ代表部のダワ氏は、「中共のチベット自治区と青海、甘粛、四川、雲南各省のチベット人が住む地域では、信仰の自由の侵害を含む深刻な人権侵害が続いている。中共による宗教施設への厳しい規制と統制を中心とする一貫した抑圧政策は、149人の焼身自殺を含め、チベット人の抗議活動を引き起こした」と述べております。

また、青海省王樹チベット族自治州のタシ・ワンチャク氏が中共当局に拘束されて続けている問題も述べています。
ワンチャク氏はチベット人が母語で学ぶ権利を主張し、それをニューヨーク・タイムズ紙に書いたところ、2016年1月になって身柄を拘束され、同年3月に国家分裂扇動罪で起訴されたと言います。
中共はチベット語を抹殺することでチベット文化を消し去ろうと計っているのでしょう。

ダワ氏は、「少数民族、特にチベット人、ウイグル人、モンゴル人が直面する人権危機を認識し、現在の嘆かわしい状況の根本原因への対応策を見いだすよう中共に強く求める」と、90秒の演説の最後に締めくくったそうです。

さらにパキスタンのバロチスタン州出身のムニール・メンガル氏(バローチ・ボイス・アソシエーション代表)は、「中パ経済回廊を通じた中共による資源の“略奪”」を非難したそうです。

このように国連人権委員会に出てくる中共の人権弾圧非難ですが、どうもこれも氷山の一角に過ぎず、現実にはもっと過酷な弾圧がなされているようです。
さらに、一人っ子政策などで女性が少なくなってしまった華人が、内モンゴルやウイグルから未婚女性を30万人から50万人くらいをどこかに強制連行(人さらい)しているという話も聞きます。

華人にはもともと宗教がありません。儒教は宗教的感動を持たない社会維持のやり方を示唆する教えのように思います。
「忠義」と言う言葉から「義」の概念は持っていたようですが、永続的概念ではなくその時の権力に阿る(おもねる)発想だったようです。ですから現在は共産党に阿るわけで、またおもねさせようとするわけですね。
この「義」の概念の普遍性を追求した「正義」の概念は、どうも日本で熟成されたようです。

宗教を持たないと、悪事は「バレなければいい」という発想になるようです。「人が見ていない、気付かない」となれば何をやっても良いというわけで、現在の中共の人権弾圧がなされているのではないでしょうか。

そしてこのような感覚で運営されてきた中国の歴史は、おぞましい裏の歴史となって世界に流布されております。これを払拭するのが中共の言うところの「正しい歴史認識」というものだと思います。
中国の過去の歴史資料を多く温存している日本は、華人にとって「焼き尽くす」しかないようで、そうしないとこれから作り上げる「正しい歴史」の邪魔になるのでしょう。

現在の中共のエリートは、アメリカや英国、スランスなどに留学し。それなりのマナーは身に着けているようですが、宗教は持ち合わせないようです。
世界中で、個人の宗教を問われる時、彼らは何と答えるのでしょうか。

宗教を持たないと言うことは、表と裏で行動が変わる心配があり、裏では平気で人権弾圧などを行う可能性が高く、それが中共の人権弾圧に繋がっているように思います。
宗教が様々な対立を生んでいると言う考えを持つ人も居るようですが、それは背後に他宗排撃の強い宗教があって、その謀略によるところが大きいように思います。
日本人は太陽信仰のようで、「お天道様が見ている」という表現で表と裏を使い分けることを戒めております。

この国連人権理事会で、沖縄サヨクの山城博治氏が90秒間演説をしたとか。NGOの反差別国際運動「IMADR」の招待で実現したということですが、IMADRの日本支部は「アイヌ民族、琉球・沖縄の人びと、在日コリアンなど日本の旧植民地出身者およびその子孫などに対す差別などを発信する」としていますから、その本質はお判りでしょう。

そして山城博治氏の演説は、それを聞く側の各国の外交官から冷ややかに見られていたとのことです。
チベットの人権問題に取り組んでいるNGOの幹部は、「彼は苦しんでいる他の誰かのためにスピーチしたのではなく、個人的な、個別のケースについて述べたに過ぎない。全く理解できない。日本政府が人権を侵害しているというのなら、他のいろんなケースを述べるべきだ」と述べていたそうです。

何とか日本政府を中共政府以上に人権弾圧しているとしたい日本サヨクの謀略行為は、国連にとっても迷惑な存在でしかないようですね。

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