2015年3月17日火曜日

アメリカでの中韓の反日プロパガンダ

産経のコラムに「終戦から70年の節目が近づくにつれ、米国における中韓の反日プロパガンダが勢いを増してきた。」という記事が出ていました。
日本側が反論を試みようものなら、中韓側は「歴史修正主義(者)」という言葉で、封じ込めようとするそうです。

アメリカ国民もその多くが性奴隷節を信じ切っております。「河野談話」で、日本の高官も認めたセックススレーブとなっていて、ゆえにこのような判断がなされるわけです。
河野談話を真摯に読めば、そのようなことは書いてはおりませんが、そこは韓国系アメリカ人の執拗なプロパガンダがあり、それを日本の朝日新聞という主力新聞社がバックアップしていましたから、まあ信じ切っても当然でしょう。

このような環境の中で、ハワイ大学マノア校名誉教授のジョージ・アキタさん(88歳)と言う方が、「日本の朝鮮統治」を検証する 1910-1945」と言う本を、ブランドン・パーマー氏との共著で出版されたということです。
(原題: 「The Japanese Colonial Legacy in Korea」(MERWIN ASIA)・・日本語版は草思社から出版されるそうです)

「歴史修正主義的な立場からの研究成果」という論文で、「『歴史修正主義』という言葉は悪いイメージばかりが目立つが、歴史学上は必ずしもそうではない。それは、“真実”とされている歴史解釈に対し、別の可能性を客観的根拠に基づき提示していく試みだ。」という主旨が述べられていますが、一般的にも歴史とは、新たな発見があればすぐに修正されるもので、現在の歴史が未来永劫に真実とは限らないことは誰でも知っていることです。

米国の公立高校で使われているマグロウヒル社の世界史の教科書に、「日本軍による慰安婦強制連行」や「慰安婦は天皇からの贈り物として兵士に与えられた」などという不適切かつ、誤った記述があります。
この教科書で教えられる日系の子息たちは、授業時間中下を向き、黙って耐えているそうで、自宅では泣きながら「日本人をやめたい」などと訴えているそうですね。
それゆえの「いじめ」にも尋常ならざるものがあるそうです。それでも朝日新聞社は何も感じていないそうで、相変わらず厚顔無恥な開き直りをしているとか。

ジョージ・アキタさんは、このようなアメリカの教科書記述のもとになったコネティカット大学のアレクシス・ダデン教授が書いた日本の朝鮮統治の研究論文(歴史学者の声明を取りまとめたもの)について、「学者らしからぬ、意味不詳かつ一方的な記述の羅列と、ときに史実の立証が不可能な出来事に基づく、単純にして怪しげな結論なのである。」と痛烈に批判しているそうです。その批判も、細かく根拠を示しながら行っているそうです。詳細は読んでみないと判りませんが・・・

アキタさんは、すさまじい文献精査をするそうです。その対象は論文や研究報告だけでなく、手紙や日記、メモ、走り書きに至るまで残された資料すべてに目を通すそうです。
歴史的真実を追求する戦いには、このように緻密な検証が行われなければいけません。こうして矛盾点を探り、不明な部分を埋めながら真実に近ずくのが歴史の研究なのです。

しかし、歴史学がそうであっても政治となるとそうではありません。
中韓が言う「歴史修正主義者」を悪とするのは、現在の社会が、ある過去の作られた歴史から成り立っていることを指摘し、それを破壊する行為として批判しているのでしょう。

中韓は、この「ある過去の作られた歴史」の上に作られた国家ですから、修正されると国家の土台がなくなってしまうわけです。必死で抵抗する根拠はそこにあります。
一方、アメリカは「東京大空襲などの都市における無差別大虐殺と、核兵器による都市部の攻撃」が、明らかに国際法違反であることを知っておりましたから、東京裁判史観で、南京大虐殺にこだわり、ともかく日本軍は悪かったことにしておかなければなりません。

韓国が慰安婦像などを立てて日本を貶めるために、やむなくこの問題を精査し始め、その結果「歴史の修正をすべき」という結論になり、それを中韓が「歴史修正主義者」という呼び方をしたものですから、歴史研究者が調べ始め、過去の(作られた)稚拙な歴史がばれてきたということのようです。

され、歴史学サイドで、あの第二次世界大戦全体が研究され始めれば、今度はその原因究明に経済学が必要になるはずですね。
こうしてたどっていくと、過去5000年の人類史をも検証しなおすことになるやも知れません。それはそれで面白いのですけど・・・

問題は政治サイドなのです。日本側がさらに歴史修正を進めていけば、中韓は現体制が崩壊してしまうでしょうが、アメリカも深手を負います。
つまり東京裁判に於いて、アメリカを始め連合軍側に不利な証言をほとんど封殺してしまったからです。しかし、その証言記録は残されているはずです。これを上手く使って、「歴史的には虚偽であったが、当時の政治的状況から見れば致し方なかった。」というような「落としどころ」を用意しておくべきでしょう。

そして日本国民も、「世界には日本嫌いの人々も多くいること」を覚悟しなければなりません。

歴史の研究がさらに進めば、やがて日本は、「ヘブライ系の意志」と正面衝突するでしょうからね。

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