2014年12月21日日曜日

安倍政権大勝に困惑する中共国民

「何でまた安倍なんだ」「日本人民には、かなり失望した」「日本製のものは買わない!」・・・という中国人の声がネットに溢れているようです。
中共のメディアが、常日頃から「右翼」と書き立てる安倍晋三政権が継続するのはおかしい、という訳です。

「日本人が安倍晋三を選んだのは、間違いを繰り返す政府を選んだのと同じことだ。このことはつまり、日本人という民族が悔い改めない民族であることを中国人にハッキリと教えているのだ」という書き込みがあったり、「もし、日本人の大部分が集団的自衛権の行使に反対し、平和を愛しているなら、どうして安倍がこんなに大勝ちするのか。軍国主義の復活は、われわれが思っているように一部の右翼だけに見られるのではない。日本は民族、国家を挙げて軍国主義に傾き始めているのだ」という書き込みもあるようです。

また、中には、「中国人が団結して日本旅行に行かなければ、日本経済は落ち込むのに、こんなに多くの中国人が日本へ旅行に行くとは。ああ…」などという書き込みもあったとか。
確かにこのところ中国人の観光客が増えているようです。しかし、この旅行客は日本に来て、日本人を見て、中共のマスコミに表現されている日本との違いにビックリするということをよく聞きます。

つまり、中共国内ではほとんど共産党に都合のよい書き方しかせず、嘘まで混えて書きまくりますから国民は皆「安倍首相は右翼反動であって、日本国民の本当の支持は得られていない」ということを信じていたようですね。
規制のないインターネットを見れば判るのにね・・・

共産党の宣伝機関になっている中共のマスコミですが、この「日本国民の本当の支持は得られていない」と言うようなことを匂わせる理由は、反日扇動が行き過ぎて、「軟弱な習政権」との評価で政権をなじり始め、暴動化することを抑えるためだと解釈します。

中共で活動している軍事評論家の意見を無視して、習政権は「日米同盟の脆弱性で、中共軍(人民解放軍)は軍事的にも優位にある。戦争になったら勝てる」と国民に吹聴しています。
ならば何故、スパイが「F35戦闘機の設計資料」を持ち出そうとしたのか、 「殲31」のエンジンが何故ロシア製クリモフRD-93という過去の設計のデッドコピーなのか、そこらへんを国民に考えさせるようにしたいですね。

即ちあの戦闘機は、中共国民を騙すための「モックアップ」戦闘機と考えた方が良いのかも知れません。そうしないと政権が持たないと言う国内事情があるのではないでしょうか。
しかし、日米豪の体制はそのようには決して言いません。中共の軍事技術は日進月歩であり、現在はまだ我々の方が優位にあるが、このままではやがて追い越される・・と述べています。
軍事費(研究開発費)を減額されたくないための方便かも知れませんが、中共が自由主義の脅威であることには変わりありません。

ジャーナリストの「福島香織氏」によりますと、中国人は「社会や共同体の一員と言う意識、公の意識、あるいは国家意識が欠如している」と述べております。
そしてこれが世界中でトラブルを引き起こし、嫌われてしまう原因であるとのことです。

このようななか、習政権はさらに日本封じ込め戦略を来年打つそうです。
「抗日戦争勝利70周年」(建国の基礎です)と言う事を、公表された平成27年版「内外情勢の回顧と展望」のなかで述べているそうで、それは間違いなく歴史認識問題で日本を批判する国際世論戦を強化する事を意味しているのだろうと言う事です。
アジア地域における主導権を強め、「中共の歴史認識」を浸透させるために旧日本軍の公文書の研究・翻訳作業を進めて、「中共にとって都合の良い部分のみ」を切り取り、国際世論戦などで活用することが懸念されているそうです。

安倍首相は「地球を俯瞰する外交」で成果を上げておりますが、それをバックアップする論調が少な過ぎるように感じます。
国内向けの論調ではなく、外国向けの安倍首相をバックアップする英文の論調です。「チャンネル桜」というネット番組が来年は海外に向けた日本からの発信を始めるそうですが、それだけでは不十分なように感じます。

何といっても、海外が認識する日本の情報は新聞社が書く記事から得られて居ます。中国人もビックリするほどの現実と遊離した日本の情報は、朝日新聞などの記事から、それを誇張して中共メディアが発する情報に原因があると考えざるを得ないのではないでしょうか。

逆に言いますと、日本の新聞社を抑えているからこそ習政権は「歴史認識問題で日本を批判する国際世論戦を強化する事」が出来るわけです。

日本の新聞が元凶となっていること・・・やはり「朝日新聞社」は無くさなければならない・・と考える理由なのですけどね。

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