2011年8月29日月曜日

思ったより早いのか、テレビ崩壊?

8月21日に、東京・お台場のフジテレビ周辺で、5000人を超えるデモがありました。
デモのスローガンは「韓国番組ばかり流すフジテレビは、どこの国のテレビ局か!」という怒りに満ちたものです。

このところフジテレビでは、ゴールデンタイムに韓国の作品ばかり流していたそうで、視聴者が立ち上がってクレームデモとなったようですが、テレビタレントの高岡蒼甫氏(29歳)がツイッターで、韓国番組がのさばるテレビに文句を言ったために「芸能事務所を首」になったところから始まったムーブメント。

そしてこのデモのニュースは、一切テレビではニュースとしても話題としても取り上げられませんでした。もちろん新聞も取り上げておりません。
保守系の新聞として認められている産経新聞も取り上げません。なにしろフジ産経グループですからね。

韓国には、大統領令第21283号「国家ブランド価値向上に関する規定」に基づき設置された『大韓民国国家ブランド委員会』という国家機関があり、そのお金が「電通」に流れて、韓国ブランドを上げることをターゲットにした戦略が動いたようです。
全テレビ局のゴールデンタイムを牛耳る電通は、その韓国というスポンサーの意向に従って、韓国番組を流しているようです。フジテレビだけでなく他局のテレビも似たようなもの。
NHKですら、どういうルートで根回しされているのかは知りませんが、韓流ドラマがしきりに流されています。

国家が韓国のイメージアップのために行う番組ですから、嘘も多いようで、例えばカラフルなチョゴリが出てきますが、朝鮮戦争の頃まではほとんど白いチョゴリだったはずです。しかも、男の子を産んだ女性は乳房を出すチョゴリを着ていたとか。
http://jeogori.web.fc2.com/
しかし、こういう歴史的真実は決してこれらの番組には出てきません。嘘を嫌う日本国民が怒ったとしたら、このような歴史を歪曲的する嘘に対するものも含まれているのではないでしょうか?

「売国テレビ局」という指摘もなされています。
韓国の、嘘も絡めたイメージアップによって、日本の朝鮮支配だとか朝鮮を植民地化したというデマを定着させてしまう危険があるからです。
即ち「悪行国家・日本」という意味が出てくるために売国テレビ局と言うのではないでしょうか?
悪意に満ちたテレビ番組に、おとなしい日本の若者が立ち上がったと見るならば、それは好ましい傾向ですね。

考えてみると、現在の団塊世代は終戦後から始まったテレビ番組で、アメリカのテレビドラマばかりを見せられてきたように思います。
「うちのママは世界一」とか「名犬ラッシー」、「ララミー牧場」「ローハイド」「拳銃無宿」「コンバット」「奥様は魔女」「逃亡者」など、ほとんどがゴールデンタイムに流されていました。
これらの番組は、アメリカの生活を彷彿させ、やがて家電や自動車の普及にもつながり、経済復興の重要な役割をはたしたことも事実です。
敗戦国日本が、戦勝国アメリカへ憧れを抱くように仕掛けられたと言う意味もあり、冷戦時代に日本ががっちりとアメリカ自由民主主義陣営に組み込まれる原因の一角をも担っていたようですね。
これが現在になると、平和ボケして消費にうつつをぬかす日本国民を作り上げていたことも判ってきました。日本を独立させたあとの占領政策だったとしたら、実にうまいものでしたね。
まだ気が付いていない団塊世代も居られますが・・・

しかし、現在において韓国が同じ手法で日本国民の韓国に対するイメージアップを考えたとしたら、ちょっと時代錯誤ではないでしょうか?
しかも「嘘つき番組」では、視聴者はたまりません。それがこのようなデモになって表出したということではないでしょうか?

デモは日本のマスコミではまったく報道されませんでしたが、韓国のテレビ局は取材に来ていたようですね。
イメージアップのつもりが反感を買っているのでは逆効果。さっさと矛を収めたほうが得策ではないでしょうか?

アメリカがテレビを使ったのはテレビが始まった頃の話。もはや崩壊寸前の日本のテレビ局を使っても、このような逆効果が出てくるだけです。
時代はインターネット・双方向メディアの時代ですから。
どうやらこの韓国の戦略には、日本におけるテレビの崩壊を早める効果が出てしまったようですね。

どうせやるなら、竹島問題などで、両国民の意見が真っ向からぶつかる番組などを作った方が、視聴
率が上がりますよ・・・きっと。
もっとも双方向メディアでなければむりでしょうけど。

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