2011年8月24日水曜日

菅首相の退陣と首相選挙

どうやら本当に辞めるようですね。菅首相は。
民主党の党首選挙が29日に行われるとか。候補者乱立の様相ですが、前原元外相が国民受けしているようです。
「次期首相にふさわしい政治家」というアンケートで前原氏が21・2%と他候補を抜いてダントツだとか。

しかし、民主党は小沢氏のグループが圧倒的数を誇っています。なにしろ人数集めにだけは長けている小沢議員ですから、小沢氏の思い次第でどうにでもなる民主党の党首選挙。
裁判中の小沢議員ですが、各候補とも小沢詣でに必死なようですね。で、結局誰が次期総理になるのかは小沢氏の気持次第ということでしょうか?

国民が望む首相は前原氏。おそらくその理由は、外国に対してはっきりとものを言う姿勢ではないかと思います。それがどういう結果を生もうとも、そういう政治家を国民は待望していることが伺えます。
前原議員は過去において「メール問題」で野党時代の党首を辞し、さらに外国人からの違法献金問題で外相を辞めました。
しかし菅政権における「民主党から赤軍派への献金」問題よりも小さな問題に過ぎないことは、国民の感じているところでしょう。
その前原氏、昨日やっと立候補の決断をしたようですね。「挙党一致で国難を乗り越えていきたい。先頭に立たせてもらいたい」ということです。彼は人権擁護法案とか外国人地方参政権には賛成だったかな?

党首候補の野田財務大臣は、自民党総裁の谷垣氏と同じ財務省のグループ。そしてデフレ下の増税というおかしな感覚の持ち主です。
たちあがれ日本党から民主党へ鞍替えしてまで、必死で増税を画策する与謝野議員も同質ですが、彼等の言う増税議論が、「ともかく財政再建には増税しかない」というスタンスで、その根拠はちっとも判らないのです。増税と言うのは税率を上げるという意味だけ。そんなことをして税収が上がるとは思えません。国家衰退と言う副作用はあっても。
貨幣価値を下げるというのも、財政再建には必要な選択肢ではないでしょうか・・・

そういうことで、前原氏には「野田氏には財政再建、増税のイメージが強すぎる」と判断し、他にも前原グループが支持する候補者は居ないとの考えのようですね。

民主党が政権与党で居られる時間はあと2年。それまでに国民が納得する政治を実現しないと再び政権は自民党になってしまいます。
谷垣総裁は来年その任期が切れます。再選の可能性は低いでしょう・・何もしていませんからね。大震災などチャンスはいっぱいあったのに。その後に誰が総裁になるのか、それによっては自民党が浮上してくる可能性は大きいはず。

しかし、民主党に巣食うサヨクの人脈はそんなことはお構いなし。着々と売国法案を準備し、国民に見えないようにして国会通過を画策しています。教条主義の彼等は、法律さえ通してしまえば後は「反対するやつはとっ捕まえて処分していけばいい」ということで、あと2年の間の法案可決に血道をあげます。
激しい言論弾圧の法案を「人権擁護」などと言ってごまかそうとします。この法案さえ通せば、次回の選挙では「まともな候補者は人権侵害で逮捕・監禁が可能になる」という戦略なのですね。

このような恐怖政治を目指すサヨクグループ。菅首相のおかげで「酒井剛」と言う名前と「斉藤まさし」という名前が浮上しました。民主党と、かつての全共闘、赤軍派などとの繋がりも、そして陰謀もどきの計画も見えてきました。
民主党が、2年後に控えている衆議院総選挙で再び政権与党を目指すならば、このようなサヨク分子を切らなければならないはず。

菅首相のおかげで浮かび上がってきたサヨクグループの謀略です。引き続き国会の場で厳しい追求と断罪をしたいものですね。(政治生命を絶つまでですが・・)
裁判などやっても、最近は左傾化がなはだしい司法ですからね。

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