2011年8月10日水曜日

菅政権、国際社会からも相手にされず

居座り直人がいくら頑張っても、どうにもならない問題が山積しております。
菅直人氏に無いもの、それは「国家観と愛国心」。そしてほとんどの政治家がそれを持っていることから、彼の行うあらゆる努力が「権力にしがみつく菅直人」と言うだけになってしまうわけですね。

あの鳩山前首相でも、「閣僚や党執行部が集団で辞任すること」を示唆しております。鳩山氏の持っている国家観もあやしいものですけど。
海江田万里経産相が原発再稼働問題をめぐり辞意を決める場合は、中山義活経済産業政務官も同調するなどと、他人の顔色を伺いながら政権の執行部も浮き足立ってきているようです。

さらに、政治団体「市民の党」から派生した政治団体への政治献金問題などから、自民党の古屋圭司議員が「この問題のキーマン」として酒井代表(市民の党)の証人喚問を求める発言をして、現在、理事会で実施の是非が協議されています。

市民の党と、その派生団体に所属する議員は現在16名居るそうです。全員が月額報酬50万円台の地方議員(年間600万円程)ですが、彼らが年間で500万円以上を党に対して献金していることも判ってきました。その総額は3年間で1億円を超すと言うのですから、どうやら緻密に構築された闇の集金システムがあるようですね。
民主党の城島政調会長代理も、市民の党へ100万円を個人献金していたようです。故意に行ったものか、それとも入り込まれたウイルス秘書によって行われたものなのか・・・
古屋議員は、「(民主党の団体を使った)迂回献金に当たるのではないか」と述べておりますが、どうやらもっと奥に深い闇が広がっているのではないでしょうか。
同じような集金システムが自民党にもあるかも知れません。よく調べてほしいものです。

そしてこのような闇の経済活動が表出してくれば、菅首相自身にも疑いの眼が向けられるしょう。このような問題は、彼が首相の座を去ったあとも追求されるべき問題です。
菅直人氏が政権にしがみつき、恐れているのは国民からの支持率の極端な低下よりも、むしろこの闇から延びてくる魔の手が怖いのかも知れませんね。尋常な集金システムではないようですから。

このような状態の菅政権です。
アメリカ政府は、9月前半に予定されていた日米首脳会談の日程調整を事実上拒否しております。
世界経済が窮地にある現在、各国の首脳は懸命に連絡しあいながら経済危機の対応に勤めておりますが、つんぼ桟敷の菅直人首相ですが、これは日本だけでなく世界にとっても困ったことであるはずです。日本は世界第3の経済大国であることに変わりはないのですからね。
世界の首脳の誰一人、菅首相には電話もしてきません。

菅首相自身、このような経済危機についてまったく認識がないのでしょう。若いころから共産主義革命のデモに参加していたり、それが潰えると市民活動などとして形だけの政治参加を始めていたようですが、確固たる理念も信念もなく、与党の政策批判と選挙に勝つことだけの人生だったようですからね。
震災の危機も、原発の危機も、ドル危機も、すべて何が起きているのか本筋が見えていないということ。ですからその対応も滅裂です。マスコミが騒ぐと、その沈静化を計るのではなく、その上に乗っかって人気取りを行おうとする姑息な首相。ですから一貫性などあるはずもないわけです。

レームダッグとなった菅政権。閣僚の辞任が起き始めています。後任を決めることは出来るのでしょうか?
菅直人氏自身は政権維持に前向きで、秋以降の政治スケジュール作りに励んでいるとか。

それにしても自民党は何をやっているのでしょうか?
民主党を汚染しているウイルス秘書には、当然自民党も感染されていることでしょう。
選挙というシステムにもぐりこみ、マスコミを汚染し、政党の秘書という職業に巣食って自己増殖を画策するウイルス。
人権擁護法案などに偽装した自己増殖用の毒素を、我が日本国に注入しようとしています。

国民自身が、政治に自己免疫性能を取り戻さない限り、この病巣を壊滅し健康を取り戻すことは不可能なのではないでしょうか?

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