2019年5月18日土曜日

拉致問題はどうなるのか?

安倍首相が北朝鮮に仕掛けた「拉致解決への道筋」は、金委員長を苦しめているようです。
トランプ大統領は再三、金委員長に拉致問題が進展していないことに不満を持って問い詰めていた様子が、産経に掲載されておりました。

この会談は2月27日と28日にベトナム・ハノイで行われた会談で、トランプ大統領が席を蹴って帰ってしまったのは、拉致問題に関して金委員長は終始話を逸らしたりして逃げ回ったことが原因だったようにも見えます。

トランプ大統領が金委員長に、拉致問題への取り組みについて「顕著な進展を見せていない」と迫ると、金委員長は言い逃れを繰り返したり、話を逸らそうとしていたと言います。

これを見たトランプ大統領側は、28日の会談では「拉致問題」を深刻な人権問題の解決という位置付けで交渉に望むことを決め、核・生物・化学兵器と弾道ミサイルの完全放棄とともに拉致事件を取り上げて、この2点を解決することで「経済的繁栄」が得られるという「ビッグディール」案を提示したそうです。

それでも金委員長は「拉致」をめぐる「実質的な討議」に至らなかったために、大統領は席を立って帰ってしまったようですね。

金委員長はその後ロシアのプーチン大統領とウラジオストクで会談しましたが、プーチン大統領は「朝鮮半等の非核化についてはトランプ大統領と同じ考えだ」と告げられたと言うことです。この時もしかしたら拉致問題に関しても同じだと言われたのかも知れません。安倍首相は拉致事件の解決をプーチン大統領にも頼んでおりますからね。

さらに5月14日には、あの国連人権理事会の作業部会が北朝鮮に対して「日本人を含む外国人被害者の即時帰還など、具体的な行動を求める勧告」が出されました。
国連人権理事会と言えば、サヨクの巣窟みたいなところで中共や朝鮮の工作員が闊歩し、ありもしない日本の慰安婦(性奴隷)や徴用工を捏造して自分達(中韓朝)を被害者にしている国連団体です。
その国連人権理事会が、「拉致被害者の即時帰還」を北朝鮮に勧告したのですから驚きですね。
北朝鮮側は今まで通り「(拉致問題は)解決済み」と答えたそうですが、金委員長はいよいよ追い込まれてしまったようです。

そこで安倍首相は、「(拉致問題で)条件をつけずに金氏と会う(会談する)用意がある」との発言をしました。
これに対する答えはまだ金委員長からはなされていませんが、もしかしたら水面下で動きが出ているのかも知れません。

トランプ大統領と金委員長がハノイで会談する直前、在スペイン北朝鮮大使館襲撃というテロ事件が起きています。殺害されたものが誰も居ないテロ事件で、ここから「自由朝鮮」という組織が立ち上がってきます。

「自由朝鮮」は「北朝鮮人民を代表する正当な臨時政府」だと宣言し、国内の同志とともに金政権を「根元から揺さぶる」と主張している組織(?)のようで、代表者はアドリアン・ホン・チャン容疑者と言うことです。

彼はアメリカの名門エール大学に学び、在学中に北朝鮮の「コッチェビ」と呼ばれる路上生活者の子供だった脱北者の講演を聞いて衝撃を受け、「21世紀にこんな悪魔のような体制があるのか!」という思いで韓国以外に居る脱北者を集めて北朝鮮の反体制活動に入ったと言うことです。

現在、韓国では北朝鮮主導での併合を目指す文在寅大統領のために、韓国内の脱北者が危機を感じているようで、この「自由朝鮮」を支持しているそうです。
文在寅大統領はアメリカ大統領と金委員長の仲立ちをするということを金委員長に話していたようで、その文大統領に対し金委員長はすごく怒っているという噂は聞きました。

もう金委員長にとっても安倍首相しか話し合う主要国トップはいなくなってしまったようですね。
北朝鮮とイランの分離は出来たようです。アメリカがイランに強く出ていくのはそのためで、イスラエル防衛に本気で乗り出したと言うことでしょう。

相変わらず中共は北朝鮮に裏金支援をしているようですが、決して積極的ではないでしょう。中共は今、アメリカとの戦争で忙しいはずですからね。

北朝鮮にのしかかる「拉致問題」が、どのような決着を迎えるのか、日本側の拉致協力者が暴露されるのかどうか、暴露されると良いですね。

それにしても、金委員長は拉致問題が始まった時はまだ生まれていなかったか生まれた直後あたりで事件そのものに関係はしていませんよね。
つまり親の責任に出来ると言う立場ではあるわけですけど・・・・

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