2012年10月31日水曜日

遠のく解散、民主の事情


安倍総裁が激しく動いております。政権奪還を目指した動きでしょう。しかし、それを横目に民主党・野田首相は解散などおくびにも出しておりません。
安倍氏の追及にも、「解散をいつにするかは言えない」などと述べています。まあ、当たり前でしょう。

任期は来年の9月。解散さえしなければ、それだけ権力にしがみつけるわけです。
解散権が首相だけにしかないのは、国民に支持される政策を打って、その結果が良しとなって解散を打てることで、政策が国民のためになるとの思惑で、そうなっているのでしょうね。

しかし、任期満了までやると言うことは、解散可能な政策が打てないということ。任期一杯までやても、国民に支持される政策がなければ、支持を回復することはありません。

解散しないまま任期満了になって、議席を大幅に減らしてしまうことを懸念して、人気取りの政策を打つことが問題にされた、自民党政権のあのころ。
・・だから選挙目当ての政策を後先考えずに実施して票集めを行うことが批判されていました。民主党に対してはマスコミは批判はしないでしょうけど。

しかし、そのような政策すら打てない民主党・・・公約違反で、もはや国民から完全に遊離してしまった民主党・野田政権なのです。テレビはそうは言いませんけどね。
民主党・前任首相の責任を追及したところで、何の意味もありません。
あとはただ、安倍総裁の人気が薄れ、民主党が野党としての議席をある程度確保できるまで支持が回復するのを待つだけの構えですね。すなわち任期満了まで解散はしないということ。

その間に、サヨク達は人権擁護法案とか外国人参政権などの反日法案を地方などから次第に中枢に浸透させていくつもりではないでしょうか?
残された時間は11か月。完璧に日本を潰し、外国勢力の傍若無人な振る舞いを容認する国家にしてしまうつもりかも知れませんね。

自民党、みんなの党、維新の会、石原新党と、民主党議員を取り込み過半数割れに追い込んでも、野田首相から首のすげ替えで別の議員を首相にすること(総辞職)に、何のためらいも見せない民主党のサヨク議員たちです。
もう選挙で国民の信を問うことなど考えもしないでしょう。最初から国民を騙した結果の政権奪取。いまさら政権を放棄する気などなくて当然。
考えていることは、あと9か月の間にやるべきことをやってしまおうという考えです。
協力するのが日本のマスコミ。「日の丸・日本」を憎悪し、国民に復讐することがゾンビ・サヨクの目的です。(日の丸を切り刻んで民主党の党旗を作っていたのを思い出します)

安倍・自民党が今、精力的にやっていることは相手がまともな政党と考えた行動です。相手はまともな政党ではなく、国民をだまして政権を奪取し、4年間で「日の丸・日本」を再起不能にしようと画策する政権です。それを「まともな政党」として対処することは間違っているのではないでしょうか?
「解散」をチラつかせながら、安倍・自民党を愚弄し、任期一杯もたせようとしているだけ・・・そうとしか見えません。

ですから安倍・自民党は戦術を変えるべきです。与党を解散に追い込むという「憲政の常道」は止めて、犯罪集団から日本を守るというスタンスに切り替えるべきではないでしょうか。
今、民主党が裏に隠れてやっている「姑息な法案」を国民の前にさらけ出し、反日法案は絶対に通さず、通ってしまっても政権交代後に白紙に戻すと宣言します。
また「姑息な法案」は、オープンにしてしまうことで、ある程度は抑えられるはずです。(もちろん、自民党議員の各ホームページでの公開ですよ。テレビなどは決してやりませんからね)

解散の要求などはせずに、安倍・自民党の目指す未来の日本をもっと鮮明にしていくこと。さらに、外交交渉においても、民主党ではなく自民党と交渉することを暗に関係国に伝えることも必要でしょう。
任期満了まで行っても、意味のないことを民主党にはっきりとわからせること。それが今、自民党の行うべきことではないでしょうか?

国内政治は政権交代をしなければ何も出来ませんが、外交であれば、政権を奪還したあとの約束をすることは可能です。
友好国に対し、日本の立場と今後取るべき防衛の段取り、そして友好国への何らかの支援要請などなら、いくらでも出来るでしょう。

それは当然、対中共への圧力にもなるはずですけど・・・

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