ウォールストリート・ジャーナルが「アメリカは華為技術(ファーウェイ)の製品を使わないよう友好国に要請している」と報じたことはこのブログでも書きました。
早速、英国も「華為技術(ファーウェイ)の参入を排除する決定を行うべきだ」とする警告をMI6のレックス・ヤンガー長官が発しました。
「中共政府と密接な関係にあるファーウェイの次世代高速通信システムに依存すれば、情報網を危機にさらす危険がある。とりわけ軍事関連の通信を傍受されれば、戦略が筒抜けとなって安全保障上の脅威となる」と言うのがその根拠です。
5Gとは、60ギガヘルツ帯域を使う無線通信技術です。
電波は光速以上のスピードは出ません。ですからモバイルの通信速度を上げるには、周波数を高くして1秒間に乗せられる情報量を上げるしか方法は無いわけです。
しかし、周波数を上げた電波は指向性が強くなり、また障害物にぶつかると反射して届きません。そこで中継器を増やし、移動中の中継器の移り変わりもスムーズに行かなければ使い物になりません。
そして5Gはその通信量から様々なコントロールにも使えます。現在中心的技術開発となっている自動車の自動運転技術や、ドローンの制御に関わる通信です。
さらにこの5Gは軍用の制御や暗号通信にも使う訳ですから、そこでアメリカの危機感が出てきたわけです。
LSIの製造技術を手に入れた中共が、アメリカよりも先行して5Gの開発を進めたからです。データ通信は双方向で、そのやり方にはFDDとTDDがあり、中共は効率のいいTDDを採用し、すでに実験を終了して製品化にこぎつけているようです。
そしてそのスマホなどを製造するのがファーウェイでありZTEというわけです。
現在、NTTやauでも開発を進めているでしょうが、おそらくアメリカと協力して行っているものと思います。安全保障問題にも関係するからです。
そして標準は中共のものとは異なるものが出来てくると思いますが、アメリカが心配しているのは、その中共製品の販売の広がりです。
先行販売されて、中継器にその標準化されたプログラムが乗れば、その性能によってはユーザーが広がってしまいます。
中共はそこのところがよく判っていて、先にファーウェイやZTEの普及を進めてしまおうとしているわけです。
手法は、先行販売と格安販売です。後発の日米製品は、商品価格を安くは出来ません。こうして中共はデファクト・スタンダードを勝ち取り、後発の日米5Gスマホを普及させず、その市場シェアを確保して侵略を開始する段取りだと思います。
ですからテレビコマーシャルなどで盛んにイメージアップを図っているようですね。
最初から盗聴プログラムは入れないでしょうが、しばらくすればアップデートなどの方法で忍び込ませることは可能ですし、ビッグデーターを使って人民監視を行っている国ですから、スマホユーザーから役立つ人物を探して利用することは得意でしょう。
地方議員や企業の役員、そして芸能人などは絶好のターゲットとなることは間違いありません。
もっともアメリカ側とてそれを行うことは可能でしょうが、民主主義国は発覚した場合のメーカーダメージが大きく、それが逆に信用となるわけです。共産主義国にはそれはありません。
中共の戦争は人心掌握と大衆煽動が主戦場ですから、機関銃や機甲部隊ではなく一般人が使用するスマホやパソコンなどが武器になっているわけです。それが「超限戦」と言うものでしょう。
ですから5G戦では負けることが出来ないわけで、その製品の価格はかなり安くなるのではないでしょうか。
欧州において、もぐりこんだ移民にとって安いスマホは入手しやすく普及も早いでしょう。彼らを盗聴することで、どのようにすれば煽動が可能かを設計できます。
煽動による混乱は国家の安全保障にとっては脅威です。ですから中共は頑張るのです。あくまでも商売ではなく戦争として・・です。
ファーウェイやZTEを使えなくするには、中継システムの設置を止めさせれば良いのですが、それは各国の事情によって出来る場合と出来ない場合があるでしょう。
考えようによっては、中共とアメリカ・日本・欧州などがまったく違うシステムで通信してくれれば、われわれユーザーは選択することが可能になります。
相互に相手のプログラムを改竄しようと血道を上げるでしょうが、そうなれば逆に安全かも知れませんね。
秘密工作は隠蔽されて初めて有効なもので、表面化してしまえばあまり怖くはないでしょうから。
米中戦争は5Gという通信技術を挟んで、さらにエスカレートしていきます。
「中共政府と密接な関係にあるファーウェイの次世代高速通信システムに依存すれば、情報網を危機にさらす危険がある。とりわけ軍事関連の通信を傍受されれば、戦略が筒抜けとなって安全保障上の脅威となる」と言うのがその根拠です。
5Gとは、60ギガヘルツ帯域を使う無線通信技術です。
電波は光速以上のスピードは出ません。ですからモバイルの通信速度を上げるには、周波数を高くして1秒間に乗せられる情報量を上げるしか方法は無いわけです。
しかし、周波数を上げた電波は指向性が強くなり、また障害物にぶつかると反射して届きません。そこで中継器を増やし、移動中の中継器の移り変わりもスムーズに行かなければ使い物になりません。
そして5Gはその通信量から様々なコントロールにも使えます。現在中心的技術開発となっている自動車の自動運転技術や、ドローンの制御に関わる通信です。
さらにこの5Gは軍用の制御や暗号通信にも使う訳ですから、そこでアメリカの危機感が出てきたわけです。
LSIの製造技術を手に入れた中共が、アメリカよりも先行して5Gの開発を進めたからです。データ通信は双方向で、そのやり方にはFDDとTDDがあり、中共は効率のいいTDDを採用し、すでに実験を終了して製品化にこぎつけているようです。
そしてそのスマホなどを製造するのがファーウェイでありZTEというわけです。
現在、NTTやauでも開発を進めているでしょうが、おそらくアメリカと協力して行っているものと思います。安全保障問題にも関係するからです。
そして標準は中共のものとは異なるものが出来てくると思いますが、アメリカが心配しているのは、その中共製品の販売の広がりです。
先行販売されて、中継器にその標準化されたプログラムが乗れば、その性能によってはユーザーが広がってしまいます。
中共はそこのところがよく判っていて、先にファーウェイやZTEの普及を進めてしまおうとしているわけです。
手法は、先行販売と格安販売です。後発の日米製品は、商品価格を安くは出来ません。こうして中共はデファクト・スタンダードを勝ち取り、後発の日米5Gスマホを普及させず、その市場シェアを確保して侵略を開始する段取りだと思います。
ですからテレビコマーシャルなどで盛んにイメージアップを図っているようですね。
最初から盗聴プログラムは入れないでしょうが、しばらくすればアップデートなどの方法で忍び込ませることは可能ですし、ビッグデーターを使って人民監視を行っている国ですから、スマホユーザーから役立つ人物を探して利用することは得意でしょう。
地方議員や企業の役員、そして芸能人などは絶好のターゲットとなることは間違いありません。
もっともアメリカ側とてそれを行うことは可能でしょうが、民主主義国は発覚した場合のメーカーダメージが大きく、それが逆に信用となるわけです。共産主義国にはそれはありません。
中共の戦争は人心掌握と大衆煽動が主戦場ですから、機関銃や機甲部隊ではなく一般人が使用するスマホやパソコンなどが武器になっているわけです。それが「超限戦」と言うものでしょう。
ですから5G戦では負けることが出来ないわけで、その製品の価格はかなり安くなるのではないでしょうか。
欧州において、もぐりこんだ移民にとって安いスマホは入手しやすく普及も早いでしょう。彼らを盗聴することで、どのようにすれば煽動が可能かを設計できます。
煽動による混乱は国家の安全保障にとっては脅威です。ですから中共は頑張るのです。あくまでも商売ではなく戦争として・・です。
ファーウェイやZTEを使えなくするには、中継システムの設置を止めさせれば良いのですが、それは各国の事情によって出来る場合と出来ない場合があるでしょう。
考えようによっては、中共とアメリカ・日本・欧州などがまったく違うシステムで通信してくれれば、われわれユーザーは選択することが可能になります。
相互に相手のプログラムを改竄しようと血道を上げるでしょうが、そうなれば逆に安全かも知れませんね。
秘密工作は隠蔽されて初めて有効なもので、表面化してしまえばあまり怖くはないでしょうから。
米中戦争は5Gという通信技術を挟んで、さらにエスカレートしていきます。
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