2018年12月13日木曜日

トランプ政権で浮かぶ世界の嘘

2016年11月9日、あるスナックに入って行くと、50代~70代の人たちが集まっていて、暗く沈んでいました。テレビがついていて、そこでトランプ氏が第45代アメリカ大統領に当選したしたニュースが流れていました。

皆が私の方を向いて「あっ、トランプ支持者が来た!」といって私に「トランプなんかに政治が出来るのかよ」と迫ってきたことをよく覚えております。
それほどにテレビがトランプ氏のネガティブキャンペーンを報じていたことがよく判りますね。

トランプ氏は、カジノ・ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツを経営しながら、ロスチャイルド、ウィルバー・ロス、などを経営に参加させております。
世界の金融がどのように流れているのか、よく承知の上で大統領選挙に出馬したのだろうと思います。

アメリカの衰退を金融の面から検証し、「アメリカの仕事が他国に奪われている」という訴えでアメリカ経済立て直しを前面に押し出して戦ったわけです。「アメリカ・ファースト」はその標語になりました。

トランプ大統領はマスコミを敵に回しました。その上でツイッターというインターネットSNSを駆使し、そしてトランプ支持集会では、率直な意見を面白く話して人気を集めます。有権者は笑いながら共感を示していったのです。計算されつくしたトランプ氏の選挙作戦でした。

マスコミに頼っていたクリントン氏側は苦戦を強いられます。マスコミのトランプ氏に対する誹謗中傷は日増しに激しさを増し、それを信じた日本のマスコミの視聴者が、トランプ当選の法を受けて落ち込むのも当然でした。

大統領に当選するとすぐに安倍首相は就任前のトランプ氏と会談、ここで一番の問題は中共であることを告げます。もちろん単なる告げ口ではなく、お金の流れや仕事がどのようにして奪われているか、その詳細な中共の仕組みを話しながら、一番の問題は中共であると述べたのでしょう。

それから2年、正義のアメリカが戻ってきました。悪のアメリカは「ディープステート」と名付けられております。正義と悪が存在するキリスト教社会です。マスコミはすっかり悪のアメリカを代表するような立場に追いやられたようです。

ともかく、こうしてアメリカは悪の帝国「中共」との対決になって来たわけです。トランプ大統領は中東の諸問題をロシアに任せて、太平洋の防衛に乗り出します。
中共は何としてでも太平洋覇権を狙う訳です。南シナ海、そして東シナ海がその出口となる為、そこに軍事展開を行おうとしています。対するトランプ政権は、太平洋艦隊をインド太平洋艦隊として日本と共同して自由の防衛に入りました。日本の憲法?、そんなことはアメリカは知ったこっちゃないのです。(70年以上も過ぎた問題ですからね)

中共潰しは喫緊の問題ですが、トランプ政権にとってはディープステートからの攻撃も油断は出来ません。
ディープステートはアメリカを利用しながら、世界の覇権を狙うあくまでも影の存在です。武器は金融とマスコミで、各国の政治家を操ります。

これを真似て、同じような戦術を取っているのが中華思想の中共です。やり方が粗雑で見え見えなのですが、やはり効果はあがっているようです。
自由民主党の議員の中にもこのようなチャイナ・トラップに嵌って、反安倍政権の立場を取っているような政治家も居ります。

ともかく今の所トランプ大統領はぶれておりません。まっすぐに公約実現にむけて政治を動かし、中共へ経済戦争を仕掛け、その戦いぶりは日夜ネットやマスコミで報道されております。

先日の中間選挙では当初から下院を捨てて、上院議員の共和党多数を目指し成功しました。外交関係を司るのは上院で下院ではありません。
トランプ大統領はこうして対中戦争と共和党のトランプ政権という立場をしっかりと握ったわけです。

日米同盟が目指す者は中国共産党の解体と民主化によって、「ハニートラップや賄賂攻勢」のようなプイライドを傷つけ利用するような行為を止めさせ、現代の食人行為である「臓器売買」という野蛮を止めさせ、人権無視の宗教弾圧を止めさせる、ただそれだけのことです。

中共の為政者は、このような行為を守る、あるいは隠すためにアメリカの軍事機密を盗み、軍事費を拡張させ、軍備だけを近代化しているようにしか見えません。これらの行為が既得権になっているからかも知れませんね。

こうしてトランプ政権は中共の嘘を暴いております。
そしてまたディープステートの嘘も暴きます。グローバル経済の嘘を指摘するからです。アメリカ・ファーストとは反グローバルを意図したもの。そしてその意味が世界中に広がり始めました。

最初のグローバリズムは、「製品価格を下げるには人件費の安いところで作れば良い」と言うものでした。そしてそれを可能にする設計が良い設計であるなどと言われた時期もありました。しかしそれは結局「中共」を有利にしただけです。そして中共の人件費が上がると、今度は東南アジアやインド、そしてアフリカへと製造拠点を移動させ、常に安い供給を目指しました。その結果先進国はデフレが進行します。つまりお金の力が強くなりすぎたのです。

これがグローバリストの目的だったようです。先進国が気が付くと、こんどは移民政策で安い人件費を先進国側に導入させようとするわけです。つまりお金で世界を支配するというグローバリストの目論見が見えてきたわけです。

グローバリストのこの目論見に便乗して伸びてきた中共。しかしその閉鎖的経済がバレて今後中共は世界から拒絶されるでしょう。それを回避するために弱小国に手を出している中共なのです。

そしてこれらの目論見を暴いているのがトランプ政権なのではないかと思います。

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