現在日本では介護士の大幅な人手不足になっているようです。そのためか衆議院で、介護現場で働く外国人の大幅増につながる2法案が可決されました。
この法案は今国会で可決成立する見込みで、今後病院などで「言葉の壁」からサービスが低下することは必至のようです。
「平成37年には日本で約38万人の介護職が不足する」というのが厚生労働省による調査結果と言うことですが、平成37年とは今から9年後のことです。
医療の進歩はマイクロエレクトロニクスとセンサー技術、そしてソフトウエア技術の進歩でもあります。
ですから9年後には今よりも介護環境は大きく変わっていることが考えられますが、厚生労働省はその点をどこまで考慮しているのでしょうか。
これらの技術的進歩は日進月歩です。例えば今から9年前、2007年にはスマートフォンはありませんでした。
最初にスマホが日本で販売開始されたのは2008年です。それから我々の生活環境は大きく変わっていったはずです。
パワースーツなども多くのメーカーで作られるようになってきました。例えば・・・
http://www.cyberdyne.jp/products/Lumbar_CareSupport.html
「寝たきり老人」などを安全にお風呂に入れる装置なども、今後開発されて行くでしょう。在宅介護なども、老老介護が増えることで自宅に置いて使えるような装置も開発されるかも知れません。
身体の異常を知らせるテレセンサーも進歩するでしょう。一人の介護士が、現在よりも多くの患者を中央監視室で見守ることが可能になるでしょう。現在は病院内での監視ですが、在宅のままネットを経由して監視だけを病院が行うことも可能ですからね。
ロボット技術も今後かなり進むはずです。自動運転車が実用になれば、緊急時の配車も無人で可能になるかも知れません。
つまり介護士の生産性を。今後10年で少しづつ上げればいいわけです。
厚生労働省のように、介護士が足りないから外国人に介護の資格を取らせて、それで肩代わりすればいいなどという安易な解決策がいいのかどうか、それは判りません。
結局、我々日本国民は、介護時における意思の疎通が的確なロボットを選ぶか、日本語があまり通じない外国人介護士を選ぶか、その選択をすることになるのかも知れませんね。
介護の現場は複雑な人間関係の現場でもあります。例え日本語が堪能な外国人介護士でも、価値観が違ったり死生観が異なればトラブルの発生は避けられないでしょう。
介護する側とされる側で、トラブルが発生した場合、今まで以上に面倒事が増えて、介護士の生産性を低下せしめる結果になることも懸念されます。
厚生労働省はどこまでこのような事を考慮したのでしょうか。また衆議院ではどこまでこのような質疑を行ったのでしょうか。
そしてこれから参議院ではどこまでこのような審議が行われるのでしょうか。
一人の介護士が、同時に何人の要介護者を見られるか、そうするにはどのような介護アシストの装置が必要になるか、そしてその開発をどこが行うか、このように考えて行くのが筋の様に思います。そのための予算処置と、開発に必要な人材の育成こそが、我が国の未来を約束するものです。
外国人介護士と言うのは、一見、良さそうに見えますが、トラブルの発生を考えるとかえって逆効果になるように思います。
ご高齢の国会議員が倒れて、それを北京からの指示を受け我が国に介護士として潜伏する人が介護を担当し、自白剤などを使って国家機密を盗み出すような事件も起こらないとは限りません。
また。特許を取った介護システムの技術を盗み出し、人件費の安いどこかで製造して介護器具市場を荒らされることも考えられませんか?
外国人介護士の大幅増員は、我が国の安全保障にとっても危険なのではないでしょうか・・・
「平成37年には日本で約38万人の介護職が不足する」というのが厚生労働省による調査結果と言うことですが、平成37年とは今から9年後のことです。
医療の進歩はマイクロエレクトロニクスとセンサー技術、そしてソフトウエア技術の進歩でもあります。
ですから9年後には今よりも介護環境は大きく変わっていることが考えられますが、厚生労働省はその点をどこまで考慮しているのでしょうか。
これらの技術的進歩は日進月歩です。例えば今から9年前、2007年にはスマートフォンはありませんでした。
最初にスマホが日本で販売開始されたのは2008年です。それから我々の生活環境は大きく変わっていったはずです。
パワースーツなども多くのメーカーで作られるようになってきました。例えば・・・
http://www.cyberdyne.jp/products/Lumbar_CareSupport.html
「寝たきり老人」などを安全にお風呂に入れる装置なども、今後開発されて行くでしょう。在宅介護なども、老老介護が増えることで自宅に置いて使えるような装置も開発されるかも知れません。
身体の異常を知らせるテレセンサーも進歩するでしょう。一人の介護士が、現在よりも多くの患者を中央監視室で見守ることが可能になるでしょう。現在は病院内での監視ですが、在宅のままネットを経由して監視だけを病院が行うことも可能ですからね。
ロボット技術も今後かなり進むはずです。自動運転車が実用になれば、緊急時の配車も無人で可能になるかも知れません。
つまり介護士の生産性を。今後10年で少しづつ上げればいいわけです。
厚生労働省のように、介護士が足りないから外国人に介護の資格を取らせて、それで肩代わりすればいいなどという安易な解決策がいいのかどうか、それは判りません。
結局、我々日本国民は、介護時における意思の疎通が的確なロボットを選ぶか、日本語があまり通じない外国人介護士を選ぶか、その選択をすることになるのかも知れませんね。
介護の現場は複雑な人間関係の現場でもあります。例え日本語が堪能な外国人介護士でも、価値観が違ったり死生観が異なればトラブルの発生は避けられないでしょう。
介護する側とされる側で、トラブルが発生した場合、今まで以上に面倒事が増えて、介護士の生産性を低下せしめる結果になることも懸念されます。
厚生労働省はどこまでこのような事を考慮したのでしょうか。また衆議院ではどこまでこのような質疑を行ったのでしょうか。
そしてこれから参議院ではどこまでこのような審議が行われるのでしょうか。
一人の介護士が、同時に何人の要介護者を見られるか、そうするにはどのような介護アシストの装置が必要になるか、そしてその開発をどこが行うか、このように考えて行くのが筋の様に思います。そのための予算処置と、開発に必要な人材の育成こそが、我が国の未来を約束するものです。
外国人介護士と言うのは、一見、良さそうに見えますが、トラブルの発生を考えるとかえって逆効果になるように思います。
ご高齢の国会議員が倒れて、それを北京からの指示を受け我が国に介護士として潜伏する人が介護を担当し、自白剤などを使って国家機密を盗み出すような事件も起こらないとは限りません。
また。特許を取った介護システムの技術を盗み出し、人件費の安いどこかで製造して介護器具市場を荒らされることも考えられませんか?
外国人介護士の大幅増員は、我が国の安全保障にとっても危険なのではないでしょうか・・・