2018年8月1日水曜日

報道機関は人類の敵か?

トランプ大統領が、ニューヨーク・タイムズの発行人、A・G・サルツバーガー氏を招待して会談したそうです。
7月20日のことでした。

トランプ大統領が「偽ニュースばかり流している」と同紙の報道姿勢を批判すると、サルツバーガー氏はトランプ氏の反メディア発言は「非常に危険になっている」と答えたとか。

「偽ニュースという指摘は事実に反し有害であるが、さらに懸念されるのは、記者を『人々の敵』と決めつけていることだ。我が国の民主主義の理想も台無しにしかねない」と言うのが「非常に危険だ」という理由だそうです。

これに対してトランプ大統領は、またツイッターを使って「私の政権が多大な成果を上げているにもかかわらず、政権関連の報道の9割は政権に否定的だ。報道機関への信頼が過去最低なのも驚くに当たらない」と主張したそうです。

現在はインターネットで政府機関や民間の研究所のデーターがネット上に公開されておりますから、現政権の成果は見る人が見れば客観的に捉えられますし、そういう意味ではトランプ大統領の言うことは正しいでしょう。
我が国でも、安倍政権のデーターをこのようなネット上への公開データーで知ることが出来ます。

このような情報を基にして、多くの研究者やジャーナリストが記事を書くわけですが、そこは人によって同じデーターを見て高評価をする人もいれば、悪評価をする人もいるでしょう。
データーが事実であれば、それを受け取る人によって、「どう考えるか」ということになるわけです。

「受け手」である国民の判断を迷わすような報道が「ニューヨーク・タイムズ」や「ワシントンポスト」、さらに我が国の「朝日新聞」などに多く書かれていることが問題なのです。
そしてその問題を常時「指摘」しているのが、インターネット放送とか識者のブログなどになるわけで、それを見ながら大統領は「人々の敵」・・すなわち「人類の敵」と指摘するわけですね。

サルツバーガー氏は、「我が国の民主主義の理想も台無しにしかねない」などと述べておりますが、その理想とは、もしかしたらマスコミの理想であって国民の理想とはかけ離れたものではないでしょうか。
「民主主義」という言葉はあっても、その定義はそれほど明確なものではありません。
もしかしたら、インターネットが無い時代の民主主義と、インターネットが登場してからの民主主義とは異なるのかも知れません。

インターネットを基礎にして人工知能(AI)なるものが構想されております。しかし人工知能と言ってもしょせんは機械です。すなわち人間の左脳の働きは極大化するかも知れませんが、右脳の働きは全く出来ないでしょう。(疑似的に見せることは出来るでしょうが)

インターネット上に公開される公的機関のデーターは、今後AIによって解析され見やすい形式で我々人間に開示されるのではないでしょうか。
これと競争させられるであろう相手が、この旧マスコミではないでしょうか。そして、そこを指してトランプ大統領は「瀕死の新聞業界」という発言をしております。

このような情報閲覧が可能になれば、いやでもサヨク、アメリカのリベラルを牛耳る「ディープステート」が見えてきます。
マスコミ操作をしているのが「どういう連中か」ということです。

東京MXテレビが、「ニュース女史」というサヨク批判の番組を降ろしたことは有名な弾圧事件でした。これは沖縄での基地反対運動がまさに反民主主義的に行われている実態を暴露したものでしたが、どうやら日本の「ディープステート」によって降ろされたらしいのです。

また、NHKが日本軍が台湾に人種差別的ふるまいをしたというフェイク番組「アジアの一等国」は、フェイクであることが裁判で訴えられ、高等裁では勝訴したものの、最高裁に上告され敗訴しました。ここにも日本の司法を操る「ディープステート」の影が見えます。

さらに最近では、沖縄の基地反対運動がいかに傍若無人なサヨク活動家に操られているかを証拠を揚げて発言する「沖縄防衛情報局」という番組が、「FM21」というラジオ局から突然番組を中断をされてしまったという言論弾圧事件が起きております。  
番組を主催する我那覇真子氏」が、番組のどこが悪いのかを訊ねても言わず、誰からのクレームなのかを問うても答えず、局側は「間に挟まって苦しい」などと、ここでも「ディープステート」を匂わす発言が聞こえています。

「民主主義の理想」と言うのも変な言葉です。民主主義とは、多数の意見の方を生かして行動を決めますが、それが間違っていると人々が感じたなら、すぐにその問題点を明らかにして少数意見を見直し、そして多数派が変わることで決定を変えていくことが出来るシステムです。

多数によって決定された結果がどうだったのかを報じるのがマスコミの仕事なわけですが、そこをゆがめて人類を間違った方向に持って行こうとするのが、サヨク・リベラルという連中、そしてかれらの仲間のマスコミです。

例えば移民受け入れに多数が賛成した結果、大量の移民がやってきて自国の文化などを破壊し始めたために、多数の意見が変わって移民受け入れに反対、あるいは節度を設けるという意見に変わったのに、それをマスコミが報道しないと言ったような「偽ニュース」のマスコミ・・を問題にしているわけです。

サヨクとリベラルは国境を無くす(あるいは低くする)イデオロギーに凝り固まっています。それで人類は平等になり平和になると思っているのでしょうか。共産主義とかグローバリズム、そして最近の習主席の言う「中華思想の完結」などがこの系統の人達の考えですが、実現すれば一発で人類は滅亡するのではないでしょうか。
多細胞生物だから生き残れたのに、単細胞になればお終いです。国境があるから隣の「山賊国家」を潰して生き残れるわけで、その免疫システムが「軍事」であると思うのです。

この「国境を無くすイデオロギー」こそが、トランプ大統領の言う「人々の敵」なのだと思います。

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