2017年1月6日金曜日

2017年、どうなる台湾

2016年(昨年)の1月16日でした。台湾で行われた総裁選挙で「蔡英文氏」が圧倒的な票差で総裁に選出されました。そして5月、心配された中共の軍事侵攻もなく蔡氏は政権を馬政権から引き継ぎ、台湾の独立に向けた戦略を少しづつ動かしてきました。

蔡総統は、馬政権で行われた中共との融和政策(中共に呑み込まれる政策)は取らないことを明言し、「一国二制度」の維持を訴えました。
オバマ政権が頼りにならない状況にあって、いかにして中共・習政権の暴力を回避するか、そこを考えた戦略だったと思います。

日本は台湾関係をどうするのか・・・水面下の活動が動いていると思います。
2014年の10月、民進党の党首となった蔡英文氏が来日しました。中共は必死にそれを阻止しようとしましたが、蔡氏は平気でした。
そして蔡氏が宿泊したホテルに、同時刻、「安倍首相」が正面から入っていったのです。
しかもその後、首相官邸は安倍首相と蔡英文氏は接触していないとコメントしました。台湾側も安倍首相とは会っていないと口裏を合わせます。

日台関係者は「総統になれば蔡氏は来日できなくなる。就任前に首相と会談したのではないか」と述べております。つまり誰も会っていなかったなどとは思っていないわけですから、問題はこの秘密会談でどのようなことが話し合われたか、そこが気になるところです。
おそらくオバマ大統領の次の大統領が誰になるか、そこをターニングポイントにして台湾独立を加速させることなどが話されたのではないでしょうか。

習政権は、着々と南シナ海の埋め立てを続け、ついに軍事基地の建設を成し遂げてしまいました。オバマ政権が何を言っても、実行が伴わないことがバレていましたから、習政権は堂々と南シナ海の中共覇権を確立していったわけです。

また、フィリピンのアキノ政権が国際司法裁判所に中共を訴えていた領海の訴訟で、フィリピン側の主張が認められても、習政権はそれを「紙屑」と言い捨てて軍事基地化を進めていきました。
そして6月、フィリピンに誕生したドゥテルテ新大統領は大のアメリカ嫌いで、この国際司法裁定を受け入れながらも中共との関係を良好に保とうとしています。
そのために南シナ海の軍事基地化が急激に発展してしまいました。

台湾を守る日本・沖縄のアメリカ軍に対するサヨクの暴力反基地活動は、韓国や中共の人たちも加わって、オスプレイ反対、ヘリパッド反対の暴動になりつつあります。
オスプレイの長距離飛行でも、沖縄から台湾には届きません。どうしても空中給油が必要になり、その訓練中に起きた不時着事故を過大に報道するなど、その傍若無人な姿勢はますます高まってきております。

アメリカの大統領選挙は、大方の予想に反してドナルド・トランプ氏を選出しました。トランプ氏の登場は安倍・蔡「秘密会談」でも予想してはいなかったでしょう。
しかし安倍首相はその外交において、アメリカのドラゴンスレイヤー達に台湾問題の戦略を話してあったのではないでしょうか。

ドラゴンスレイヤー達はトランプ次期大統領に蔡英文総統との就任前接触を働きかけ、台湾側がそれを受けて蔡総統側からの電話と言うことで、台湾問題の秘密戦略の確認を取ったのだと思います。

その後、蔡英文総統は中共・習政権に対して強く出ています。昨年の12月31日には「北京当局は一歩ずつ、台湾を分化させ、圧力を加え、威嚇し恫喝する古い路線に戻っている。(このような対応は)両岸(中台)関係の安定にも影響する」と中共を批判し、2017年の中台関係は「新たな思考と方法で、交流の新たなモデルをともに描けるかで決まる」として、習政権側にボールを投げたのです。

つまり「一国二制度」の維持を守り、「一つの中国」を台湾に押し付けるのをやめるよう要求したのです。

これはトランプ次期大統領が「一つの中国」に疑義を唱え、「米国の政策は米国政府が自ら選択することだ」と述べたことを受けて中共側に要求したものでしょう。

中共・習政権はこのような動きを「茶番」として受け入れないでしょうが、それでも中共国内での権力闘争には使われる可能性が大きいように思います。
つまり今年の秋に行われる全人代で、習政権が継続されるかどうか、そこをポイントにした権力闘争の材料にしていくことで、中共を動かそうということです。

習政権は政権維持のためには戦争が必要と考えているようです。一方経済政策として鉄道網の増設を始めるようです。

経済崩壊を共産主義の手法で止めている中共ですが、軍事と鉄道で活性化しようとしているようです。そして軍事の向かう先は台湾と日本です。
いくら中共でもアメリカの軍事力を見れば、まだアメリカとは戦えないことを認識しています。だからこそ台湾と日本をアメリカから引き離したいわけです。

そのアメリカの日台からの引き離しが沖縄サヨクの目的とするところで、ハングルなどが混ざっているのは北朝鮮も沖縄に来て反米運動を手伝っているということです。北朝鮮問題は、しょせん中共問題と同じですからね。

このような中共のアメリカ引き離し作戦が、トランプ大統領誕生によってどうなっていくか、安倍政権の動きと共に注視しながら、台湾の中共からの引き離しを進めていきましょう。

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