渋谷で奇妙な公開をしていた原発肯定の映画、「パンドラの約束」というドキュメンタリー映画を見てきました。
https://www.youtube.com/watch?v=g39JeMQYicQ
奇妙な公開と言うのは、この映画と並行して「10万年後の安全」という反原発映画を、互い違いに公開していたからです。
つまり反原発と原発賛成の交互上映ですね。(映画館の経営者がサヨクの反原発者?)
10万年後の安全とは言うまでもなく放射性廃棄物の半減期のことで、それまで責任ある保管など不可能、よって原発反対という映画です。ところが、パンドラの約束ではこの高レベル放射性廃棄物が、今後開発されるだろう原発の燃料になり、結果的に廃棄物は劇的に減少するという事実を説明します。
「パンドラの約束」は、化石燃料による火力発電所の大気汚染で年間300万人以上が死亡しているが、原発での死亡者はほとんどいない・・などの数字で現実を表現しているドキュメンタリーフィルムです。
監督のロバート・ストーン監督は原発反対だった人で、環境問題に携わるうちに原発が環境に良いとの結論に達し、それから原発賛成に変わった直後に福島の3.11に出くわしたとか。
世界が福島の事故をセンセーショナルに報道する中で、その論拠そのものがいいかげんであることに気が付いたようです。
マイクロシーベルトとかベクレルなどという単位が飛び交いますが、その単位の意味などはぼかされ、危機感だけを情緒的に煽って、反原発を実現しようとする行為を冷徹な目で取材しております。
そして、人口増加に伴うエネルギーの消費に対して、地球環境問題の観点からCO2排出を抑える電源として何を選択すべきかについて論じ、放射性物質が我々に与える影響について、データを用いた現実的な姿勢で検証していきます。
結局、化石燃料の使用によって起こる危険と原子力エネルギーの危険を対比させ、原子力の方がはるかに安全であることを証明するわけです。
この映画の中で、「原子力の悲劇は、それが核爆弾から始まったことだ」という解説がなされ、現在核ミサイルの弾頭から核物質を回収し、原子力発電の燃料に再使用している事実が紹介されます。
ロシアから1万発以上の核弾頭をアメリカが買い付け、その核物質を燃料として電気に変えていると言う話です。
原発がさらに普及すれば、核弾頭はさらに減少していくだろうということが映画で語られます。つまり核兵器が無くなっていくと言うことですね。
さらに、原子力の否定的要素についての調査を行い、核燃料の廃棄、テロ、メルトダウンに対する懸念が度を越していることが証明されていきます。
太陽光発電についても、太陽光パネルを作るときに出る公害物質などの危険性を考えれば、原子力の方が安全であると言いきっています。
そして風力発電にはガス火力発電のバックアップが無ければ実用化はしないとか、再生可能エネルギーの欺瞞を正確なデータで伝えます。
日本において、福島の津波による原発事故からすっかり化石燃料の温暖化による問題は影をひそめてしまいました。
事故当時の菅直人首相が反原発を煽り、マスコミが論調を合わせて国民を反原発に向かわせたことから、地球温暖化についてはまったくマスコミが論じなくなったわけです。
そのため現在は中共以上に日本が排出する炭酸ガスの量が大きくなっていることが世界の注目を集め、また国際的な非難も始まっているようです。もちろんこのようなことは日本のマスコミは一切報道しません。
ただ、この映画の中には、核エネルギーの独占体制を作るために核拡散防止条約が出来たこととか、放射能の恐怖を必要以上に煽ったのは冷戦構造を効果的にするための演出だったという話は全く出てきません。
また、福島の取材で、放射線のレベルを自然放射能と比較してみたり、ラジウム温泉の持つ放射線量と比べていかに低いかなどの数値は出てきますが、トーマス・ラッキー博士の放射線ホルミシスなどについては触れておりませんでした。
トーマス・ラッキー博士とは生化学者であり、低線量放射線が「老化抑制効果、がん抑制効果、生体防御機構の活性化、遺伝子損傷修復機構の活性化」などに効果があるとする仮説を立てた方です。
映画は、フランスの原子力政策に注目し、フランス人一人当たりの炭酸ガス排出量がドイツ人の半分になっていることを説明します。
そして高価な原発は60年以上使用可能であり結果的には安いこと、今後高速増殖炉とかトリウム原発、小型原発などの開発も始める予定であることなどが取材されていました。
安倍首相は、ドイツの新聞・フランクフルター・アルゲマイネの取材に対して「日本は島国で、近隣諸国から電力を輸入することは極めて困難だ。資源に乏しい日本では原発は引き続き重要な役割を果たす。安全確保を徹底した上で再稼働を進めたい」と述べました。
多くのドイツ人が「信じられない」と思っているようですが、この映画を見れば少しは理解できるのではないでしょうか。
日本も早くフランスに学び、原子力開発を進めないと、いつまでもサヨクの「原子力の嘘ゲーム」に付き合わされていては、国家滅亡となってしまいますよ・・・
奇妙な公開と言うのは、この映画と並行して「10万年後の安全」という反原発映画を、互い違いに公開していたからです。
つまり反原発と原発賛成の交互上映ですね。(映画館の経営者がサヨクの反原発者?)
10万年後の安全とは言うまでもなく放射性廃棄物の半減期のことで、それまで責任ある保管など不可能、よって原発反対という映画です。ところが、パンドラの約束ではこの高レベル放射性廃棄物が、今後開発されるだろう原発の燃料になり、結果的に廃棄物は劇的に減少するという事実を説明します。
「パンドラの約束」は、化石燃料による火力発電所の大気汚染で年間300万人以上が死亡しているが、原発での死亡者はほとんどいない・・などの数字で現実を表現しているドキュメンタリーフィルムです。
監督のロバート・ストーン監督は原発反対だった人で、環境問題に携わるうちに原発が環境に良いとの結論に達し、それから原発賛成に変わった直後に福島の3.11に出くわしたとか。
世界が福島の事故をセンセーショナルに報道する中で、その論拠そのものがいいかげんであることに気が付いたようです。
マイクロシーベルトとかベクレルなどという単位が飛び交いますが、その単位の意味などはぼかされ、危機感だけを情緒的に煽って、反原発を実現しようとする行為を冷徹な目で取材しております。
そして、人口増加に伴うエネルギーの消費に対して、地球環境問題の観点からCO2排出を抑える電源として何を選択すべきかについて論じ、放射性物質が我々に与える影響について、データを用いた現実的な姿勢で検証していきます。
結局、化石燃料の使用によって起こる危険と原子力エネルギーの危険を対比させ、原子力の方がはるかに安全であることを証明するわけです。
この映画の中で、「原子力の悲劇は、それが核爆弾から始まったことだ」という解説がなされ、現在核ミサイルの弾頭から核物質を回収し、原子力発電の燃料に再使用している事実が紹介されます。
ロシアから1万発以上の核弾頭をアメリカが買い付け、その核物質を燃料として電気に変えていると言う話です。
原発がさらに普及すれば、核弾頭はさらに減少していくだろうということが映画で語られます。つまり核兵器が無くなっていくと言うことですね。
さらに、原子力の否定的要素についての調査を行い、核燃料の廃棄、テロ、メルトダウンに対する懸念が度を越していることが証明されていきます。
太陽光発電についても、太陽光パネルを作るときに出る公害物質などの危険性を考えれば、原子力の方が安全であると言いきっています。
そして風力発電にはガス火力発電のバックアップが無ければ実用化はしないとか、再生可能エネルギーの欺瞞を正確なデータで伝えます。
日本において、福島の津波による原発事故からすっかり化石燃料の温暖化による問題は影をひそめてしまいました。
事故当時の菅直人首相が反原発を煽り、マスコミが論調を合わせて国民を反原発に向かわせたことから、地球温暖化についてはまったくマスコミが論じなくなったわけです。
そのため現在は中共以上に日本が排出する炭酸ガスの量が大きくなっていることが世界の注目を集め、また国際的な非難も始まっているようです。もちろんこのようなことは日本のマスコミは一切報道しません。
ただ、この映画の中には、核エネルギーの独占体制を作るために核拡散防止条約が出来たこととか、放射能の恐怖を必要以上に煽ったのは冷戦構造を効果的にするための演出だったという話は全く出てきません。
また、福島の取材で、放射線のレベルを自然放射能と比較してみたり、ラジウム温泉の持つ放射線量と比べていかに低いかなどの数値は出てきますが、トーマス・ラッキー博士の放射線ホルミシスなどについては触れておりませんでした。
トーマス・ラッキー博士とは生化学者であり、低線量放射線が「老化抑制効果、がん抑制効果、生体防御機構の活性化、遺伝子損傷修復機構の活性化」などに効果があるとする仮説を立てた方です。
映画は、フランスの原子力政策に注目し、フランス人一人当たりの炭酸ガス排出量がドイツ人の半分になっていることを説明します。
そして高価な原発は60年以上使用可能であり結果的には安いこと、今後高速増殖炉とかトリウム原発、小型原発などの開発も始める予定であることなどが取材されていました。
安倍首相は、ドイツの新聞・フランクフルター・アルゲマイネの取材に対して「日本は島国で、近隣諸国から電力を輸入することは極めて困難だ。資源に乏しい日本では原発は引き続き重要な役割を果たす。安全確保を徹底した上で再稼働を進めたい」と述べました。
多くのドイツ人が「信じられない」と思っているようですが、この映画を見れば少しは理解できるのではないでしょうか。
日本も早くフランスに学び、原子力開発を進めないと、いつまでもサヨクの「原子力の嘘ゲーム」に付き合わされていては、国家滅亡となってしまいますよ・・・
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