昭和50年、旧皇族・竹田家に生まれた竹田恒泰氏。明治天皇の玄孫にあたり慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、作家として活躍しておられる方ですが、彼が女性宮家創設に皇統の危機を論じておりました。
なぜ天皇陛下が男系でなければならないかは別途論ずることとして、男系で繋ぐことは別に側室を設けなくても可能だと言うのが竹田氏の理論です。(言論テレビより)
現在の危機はGHQが作り出したもので、11宮家を皇籍離脱させて3宮家にしたところから生じた危機であると論じます。
皇籍離脱した11宮家は、「伏見宮」「北白川宮」「梨本宮」「閑院宮」「山階宮」「東伏見宮」の6宮家と「賀陽宮」「久邇宮」「朝香宮」「東久邇宮」「竹田宮」の5宮家です。
最初の6宮家には男子が無く断絶となりますが、あとの5宮家には男子が生まれており、次のようになっているそうです。
・賀陽宮 未婚2名 ・久邇宮 未婚1名・既婚1名 ・朝香宮 既婚1名
・東久邇宮 未婚5名 ・竹田宮 未婚2名 既婚4名
合計すると20名が生まれており、既婚者にはさらに子供が生まれているそうです。つまり旧皇族を含めると皇室には少子化は訪れていないと言うことです。
竹田氏は大正天皇以降の皇室の出生状況について、「大正天皇4人」「昭和天皇7人」「平成天皇3人」「秩父宮0人」「高松宮0人」「三笠宮5人」「常陸宮0人」「寛仁親王2人」「高円宮3人」「浩仁天皇1任」「秋篠宮3人」と表記して、その出生率が2.55%であることを示し、4宮家あれば男子継承は何の問題もなく行われていただろうと述べております。
もしこれが比較的正しい数字であれば、GHQはこの計算に基づいて3宮家だけを残してあとは皇籍離脱させたのではないかと考えられます。
その目的は、昭和天皇を占領政策に利用するためで、利用が終われば自然に皇室が消滅し、日本の天皇は居なくなるとの計算が合ったからではないでしょうか。
もともとGHQ(特にアメリカ)は、日本人絶滅計画(OSSの秘密資料などより)を立てていたわけですから皇室絶滅は当然だったのでしょう。
そしてこのようなことを計画したのはアメリカ共産主義者達であったことも見逃せませんね。
竹田氏はもう一組の宮家が残って居たらこのような危機は起こらなかったとして、ではこれからどうしたら良いのかについて、皇籍離脱した宮家から若い男子の生まれている宮家を皇籍復帰させるか、もしくはその男子を現在の皇室に養子として迎えることだと言います。
そして女性宮家はとんでもないことで、それは「皇室を潰すことを意味しているから」だと述べています。
現在の宮家が養子をとることには問題が無いようです。現行法でも可能だと竹田氏は述べておりました。
例えば、秋篠宮の佳子内親王が、皇籍離脱した旧宮家の男子とご結婚なされ、そのやり方を養子縁組とすれば秋篠宮家に悠仁親王ともう一人の皇位継承者が出来ることになります。
悠仁親王が皇位を継いだ場合で、もしお子様に男子が生まれなくても、佳子様ご夫婦に男子が生まれていれば、その方は皇位継承者になるでしょう。
そして佳子様はそのまま秋篠宮家に残ることになります。これは決して女性宮家ではありません。
もちろん眞子内親王でも同じことなのですが、小室氏との婚約がどうなるのか、それが解決していません。このままご結婚されれば皇籍離脱となります。
これは令和の陛下のお子様である愛子内親王も同じです。愛子内親王が旧皇族の男子継承者とご結婚して天皇ご一家に残るならば、その男子が皇太子となられるかも知れませんね。
GHQによって皇籍離脱をされた旧宮家には、重圧から解放されたせいか多くの男子が生まれています。やはり重圧があると男子はなかなか生まれてこないのかも知れません。皇籍離脱されても、血縁関係が切れたわけではありませんし、男子継承を守るためにはこのような手法は過去にもとられていたのではないでしょうか。
血縁関係のある婚姻は危険であるとの遺伝学上の問題はありますが、いとこ同士の結婚は法的に可能になっていますから、日本国民には多いケースのようにも思います。
なにより皇室はこのような血縁関係のある結婚が続いて来た家系です。また、遺伝子に関する生命科学も発展しておりますので、それほど心配する必要はないのではないでしょうか。
週刊文春や週刊新潮が盛んに「女性宮家」だとか「愛子内親王を皇太子に」といった記事を掲載しておりますが、旧宮家との婚姻についてはまったく触れておりません。
目的が「皇室潰し」にあるからで、女性宮家創設に精力を傾けています。若し愛子内親王と東久邇宮家の若く未婚の男性とが仲良くなったとしたらどうするでしょうか?
スキャンダルを書きたてて潰しに掛かるのでしょうか・・・
まったくどうしようもないヨタ週刊誌に成り下がっていますからね。
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