北朝鮮が4度目の核実験を行いました。
金正恩第1書記の命令により、「初めての水爆実験に成功した」と発表しました。水爆の実験だそうですが、小型化した水爆なのでしょうか?
その目的は、8日の金第1書記の誕生日を前に国威発揚を狙ったものではないかと言うことです。
北朝鮮はこの実験の目的について、「水爆実験は、米国の核の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的措置だ」と述べております。
実験は「安全かつ完璧に行われた」として、周辺環境に影響はないそうです。
この核実験を受けて、中共は「日本は早くから核兵器を発展させる野心と実力を有している。足りなかったのはその口実だけだった。北朝鮮の核実験実施は間違いなく、日本に絶好のチャンスを与える」と述べました。
しかし安倍首相は「今回の北朝鮮による核実験の実施は、わが国の安全に対する重大な脅威であり、断じて容認することはできません。強く非難します。また、これまでの国連安全保障理事会決議に明白に違反し、そして国際的な核不拡散の取り組みに対する重大な挑戦であります。 今後、わが国は安保理非常任理事国として国連安保理における対応を含めて米国、韓国、中国、ロシアと連携しながら断固たる対応を取ってまいります」と述べ、日本の核武装には言及しませんでした。
北朝鮮の1回目の核実験の時は、故)中川昭一氏が「北朝鮮が核を持った以上、日本も核武装すべきだ」と語り、慌てたアメリカが、すぐにコンドリーザ・ライス国務長官を日本に派遣し「日本はアメリカの核の傘で守られている」などと説得工作をしておりましたね。
しかしこれで中川氏はG7の財務大臣・中央銀行総裁会議での記者会見で、酩酊しているかのような醜態を晒し(一服盛られたようでした)、大臣職を辞任、そして選挙で落選し、その上で世田谷区の私邸2階の寝室で不審死をしております。発表では「急性心筋梗塞」と述べられましたが、実際の死因の特定は行政解剖の結果待ちとなり、その後何も発表されていないようです。
安倍首相は、日本核武装発言がどれほどアメリカを刺激するかをこの教訓で知っております。ですから「日本核武装」を述べられません。そこで中共は何とか安倍首相にそれを言わせ、アメリカに処置してもらおうと鎌を掛けてくるわけです。
慎重な安倍首相の発言ですが、今度はそれを日本の保守系の人達が不満を感じ「安倍・信頼できず」となることが懸念されます。中共はそこも計算に入れているのでしょうね。
さて、水爆実験は安全かつ完璧に行われたという北朝鮮発表のあと、自衛隊機が胴体下に集じんポッドを搭載し上空の塵を収集し、また希ガスの観測もしてきました。
過去3回の核実験で観測した地震波形と、今回の波形との比較照合しながら、集めた塵や希ガスを含めて調査した結果は、「規模は今までの核実験と同程度」であることが判り、データは北朝鮮が主張する「水素爆弾」ほどの威力はなく、広島型原爆の半分程度で実験は失敗したと見るべきだそうです。
今回の規模は強力爆薬TNTに換算して7キロトン相当とみられるそうで、広島型の15キロトンの半分程度だったそうです。
これは北朝鮮が行った過去3回の核実験に比べても規模の小さなもので、技術的に劣化していることが考えられます。
核技術を追及して行くのなら、今回の実験は失敗でしょう。しかし北朝鮮は政治的に利用しているだけですから、規模とか性能を議論しても仕方ないように思います。
日本がこの北朝鮮の核実験を政治的に利用するならば「日本も核武装を」という政治的発言が出て来るのが一般的です。しかし日本は技術的側面を報道し、あたかも北朝鮮の核はまだ未熟といったイメージで国民を納得させ、この政治的側面を無視します。
この核実験は、オバマ政権が本当に日本に対し「核の傘」を提供しているのかどうかを世界に見せつけることと、日本に「核武装宣言」をさせて日米離反を促すような目的があるのではないでしょうか。
そうすると、裏にはやはり中共が隠れているようにも感じます。
北朝鮮と中共は現在冷えているように見えますが、真相は判りません。少なくとも北朝鮮は現在闇市場がにぎわっていて景気が良いそうです。
金正恩第1書記は自分の周囲の粛清に努めていますが、一般国民のことまで目が届かず、高官達も粛清に合うことを恐れて静かにしています。
ゆえに中朝国境当たりでは土地を耕したり、豚を繁殖させたりして闇市場に流す人々が増加し、人民元の流入・利用で活況をていしているとか。
欠乏している社会ですから、作れば売れる状況にあり、経済自由化が進んでいるようですね。
この北朝鮮に一番多くスパイ(商社マンのような人たち?)を送り込んでいるのがロシアだそうです。そのほか中東、イスラム圏の国家なども多く入り込んでいるそうで、北朝鮮の地域では国際的情報取引も盛んなのかも知れませんね。
核実験の目的が「米国の核の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的措置」ということですから、アメリカを近づけないようにして、国内での反米活動を擁護しているのかも知れません。
複雑化する東アジア情勢です。オバマ・アメリカの8年間、腰の引けた外交ですっかり世界に混沌を作り出し、我が国周辺の情勢も危険極まりないものとなってしまいました。
平和主義者が作り出す戦争と悲惨は、今も昔も変わっていないようですね。
その目的は、8日の金第1書記の誕生日を前に国威発揚を狙ったものではないかと言うことです。
北朝鮮はこの実験の目的について、「水爆実験は、米国の核の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的措置だ」と述べております。
実験は「安全かつ完璧に行われた」として、周辺環境に影響はないそうです。
この核実験を受けて、中共は「日本は早くから核兵器を発展させる野心と実力を有している。足りなかったのはその口実だけだった。北朝鮮の核実験実施は間違いなく、日本に絶好のチャンスを与える」と述べました。
しかし安倍首相は「今回の北朝鮮による核実験の実施は、わが国の安全に対する重大な脅威であり、断じて容認することはできません。強く非難します。また、これまでの国連安全保障理事会決議に明白に違反し、そして国際的な核不拡散の取り組みに対する重大な挑戦であります。 今後、わが国は安保理非常任理事国として国連安保理における対応を含めて米国、韓国、中国、ロシアと連携しながら断固たる対応を取ってまいります」と述べ、日本の核武装には言及しませんでした。
北朝鮮の1回目の核実験の時は、故)中川昭一氏が「北朝鮮が核を持った以上、日本も核武装すべきだ」と語り、慌てたアメリカが、すぐにコンドリーザ・ライス国務長官を日本に派遣し「日本はアメリカの核の傘で守られている」などと説得工作をしておりましたね。
しかしこれで中川氏はG7の財務大臣・中央銀行総裁会議での記者会見で、酩酊しているかのような醜態を晒し(一服盛られたようでした)、大臣職を辞任、そして選挙で落選し、その上で世田谷区の私邸2階の寝室で不審死をしております。発表では「急性心筋梗塞」と述べられましたが、実際の死因の特定は行政解剖の結果待ちとなり、その後何も発表されていないようです。
安倍首相は、日本核武装発言がどれほどアメリカを刺激するかをこの教訓で知っております。ですから「日本核武装」を述べられません。そこで中共は何とか安倍首相にそれを言わせ、アメリカに処置してもらおうと鎌を掛けてくるわけです。
慎重な安倍首相の発言ですが、今度はそれを日本の保守系の人達が不満を感じ「安倍・信頼できず」となることが懸念されます。中共はそこも計算に入れているのでしょうね。
さて、水爆実験は安全かつ完璧に行われたという北朝鮮発表のあと、自衛隊機が胴体下に集じんポッドを搭載し上空の塵を収集し、また希ガスの観測もしてきました。
過去3回の核実験で観測した地震波形と、今回の波形との比較照合しながら、集めた塵や希ガスを含めて調査した結果は、「規模は今までの核実験と同程度」であることが判り、データは北朝鮮が主張する「水素爆弾」ほどの威力はなく、広島型原爆の半分程度で実験は失敗したと見るべきだそうです。
今回の規模は強力爆薬TNTに換算して7キロトン相当とみられるそうで、広島型の15キロトンの半分程度だったそうです。
これは北朝鮮が行った過去3回の核実験に比べても規模の小さなもので、技術的に劣化していることが考えられます。
核技術を追及して行くのなら、今回の実験は失敗でしょう。しかし北朝鮮は政治的に利用しているだけですから、規模とか性能を議論しても仕方ないように思います。
日本がこの北朝鮮の核実験を政治的に利用するならば「日本も核武装を」という政治的発言が出て来るのが一般的です。しかし日本は技術的側面を報道し、あたかも北朝鮮の核はまだ未熟といったイメージで国民を納得させ、この政治的側面を無視します。
この核実験は、オバマ政権が本当に日本に対し「核の傘」を提供しているのかどうかを世界に見せつけることと、日本に「核武装宣言」をさせて日米離反を促すような目的があるのではないでしょうか。
そうすると、裏にはやはり中共が隠れているようにも感じます。
北朝鮮と中共は現在冷えているように見えますが、真相は判りません。少なくとも北朝鮮は現在闇市場がにぎわっていて景気が良いそうです。
金正恩第1書記は自分の周囲の粛清に努めていますが、一般国民のことまで目が届かず、高官達も粛清に合うことを恐れて静かにしています。
ゆえに中朝国境当たりでは土地を耕したり、豚を繁殖させたりして闇市場に流す人々が増加し、人民元の流入・利用で活況をていしているとか。
欠乏している社会ですから、作れば売れる状況にあり、経済自由化が進んでいるようですね。
この北朝鮮に一番多くスパイ(商社マンのような人たち?)を送り込んでいるのがロシアだそうです。そのほか中東、イスラム圏の国家なども多く入り込んでいるそうで、北朝鮮の地域では国際的情報取引も盛んなのかも知れませんね。
核実験の目的が「米国の核の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的措置」ということですから、アメリカを近づけないようにして、国内での反米活動を擁護しているのかも知れません。
複雑化する東アジア情勢です。オバマ・アメリカの8年間、腰の引けた外交ですっかり世界に混沌を作り出し、我が国周辺の情勢も危険極まりないものとなってしまいました。
平和主義者が作り出す戦争と悲惨は、今も昔も変わっていないようですね。
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