「昔ながらのジャンクが走る・・・」
尾形大作さんが歌う「無錫旅情」3番の出だしです。中共からの依頼で中山大三郎氏が作詞したこの曲は、1986年9月に発表されました。(天安門事件の3年前です)
先ずは中共国内でヒットし、その噂で日本でもヒットし、1987年には130万枚を売るヒットとなりました。
この年、29回目の日本レコード大賞となり、無錫市太湖の湖畔・鼈頭渚公園には、この唄の中国語版の歌碑が建っているそうです。
そう、確かに中国と言えば「ジャンク」がイメージされる国でしたね。そして今、AIIB債券というジャンク債が中共政府によって発行されました。
AIIBは15億ドル以上の融資を計画しているそうですが、米国の債券格付け機関はジャンク(くず)債並みの信用度しか認めておりません。
つまり資金集めをADB(アジア開発銀行)のように国際市場で債券を発行出来ないのです。発行したとしてもどこも買わないでしょう。
これだけでも北京のメンツは丸つぶれなのですが、現在は縁故債引き受けを考えているようで、韓国に引き受けを要請しているようです。
AIIBには欧州の国々、そしてインドやロシアも参加し出資していますが、これらの国々はプロジェクトこそ欲しいものの、返済リスクの大きい融資に応じるのは、割に合わないから、拒否しているという噂です。
AIIBの初代総裁・金立群氏は、昨年10月にアメリカがAIIBへの参加を見送ったことを受けて「われわれは寛大で包括的だ」などと述べてアメリカの参加を誘っております。
そして「AIIBは中共の銀行ではない」などと述べ、職員による汚職防止や、インフラ関連の投融資に際しては環境への影響も最大限配慮する立場を強調しました。
「超限戦争」を戦う中共が、AIIBもその一つの武器として使おうとしている以上、何を言っても信用は出来ません。
ADBではトップを取れない中共が、AIIBという偽装をしながらADBの上位構造にしてしまおうとしている謀略の一つに見えます。
金立群氏は昨年9月、「投資家がわれわれをトリプルAと認識し、格付け会社がそうしないならば、格付け会社の評判が大きく傷つくだろう」などと述べております。すべては「超限戦争」の戦い方でしょうね。
金立群氏は、ADBや世銀が気候変動への悪影響に対する懸念から石炭火力発電所への融資に厳しい基準を設けていることに対して、安価な石炭発電への需要が大きいことを指摘し、環境への影響と電力を必要とする貧しい人々の生活向上を挙げて「バランスをとることが重要だ」などと示唆しました。
自国の環境問題を解決も出来ないで、余った石炭や鉄鋼を途上国に売り渡す計画であることも、すでに我々は知っております。その資金をAIIBのメンバーから集めようと言うことですね。売れない自国の悪質な石炭や鉄鋼を、AIIBで集めた金で途上国に売り、途上国が環境悪化で苦しんでも知らん顔をする・・・そんな中共がよく見えます。
AIIB準備チーム幹部が、「格付けの取得には時間がかかるため、資金調達のために発行する債券は格付けなし(ジャンク)になる」などと述べましたが、初年度の起債規模は1億~5億ドルを見込んでいるそうです。
ADBの格付けは「トリプルA」ですが、払い込まれている現金は資本金の5%しかありません。それに対してAIIBの現金は資本金に対して20%くらいあります。いかにも現金主義の中共です。信用経済と言う意味が解らないのでしょう。それが判らないと言うことは、暴力金融と同じですね。
経済評論家の渡辺哲也氏は、「昨年7月に中共の株式バブルが崩壊しましたが、それが顕著になるまで半年くらいが掛かります」と述べ、その半年後が現在だと言うことです。
そして、株式の暴落や金融不安は心筋梗塞のようなものであり、これが起きると血流(お金の流れ)が止まり末端(下層組織)から壊死してゆくそうです。
そして渡辺氏は、この金流梗塞の原因が、共産主義による計画経済と自由主義による資本主義経済の良い所採りをしてきたことにあると指摘します。
共産主義であれば資産は全て国有であり、株式市場が成立するわけがない。資本主義であれば、計画経済は許されず、市場への国家による極端な介入は認められない。
しかし中共は、強引にこの矛盾を抱えた経済政策を行ってきました。これが今、破綻しつつあると言うのです。
ですから投資家達は経済的政治的リスクが高まった中共からの離脱をしているところだそうです。
中共当局は株式に対する売り規制やドル買いに対する為替規制を強めていますが、これが逆に投資家の不安と離脱を煽っている結果になっているとか。
壊死していく中共に残された、「売れない在庫の山」をどうやって現金化するか、その戦略がAIIBなのでしょう。
そしてその資金を韓国へ出させようとする試みが、現在「超限戦争」の戦術として導き出され、その韓国が日本の経済援助などを当てにし始めたわけです。
日本と韓国との間で妥結した「日韓合意」ですが、今後行われるであろう経済援助がそのままAIIBの資金に転用されないよう、十分に注意する必要があります。
韓国がAIIBから脱退することが援助の条件にするくらいの強いメッセージを送りたいものですね。もう通貨スワップはやってしまいましたけど・・・
先ずは中共国内でヒットし、その噂で日本でもヒットし、1987年には130万枚を売るヒットとなりました。
この年、29回目の日本レコード大賞となり、無錫市太湖の湖畔・鼈頭渚公園には、この唄の中国語版の歌碑が建っているそうです。
そう、確かに中国と言えば「ジャンク」がイメージされる国でしたね。そして今、AIIB債券というジャンク債が中共政府によって発行されました。
AIIBは15億ドル以上の融資を計画しているそうですが、米国の債券格付け機関はジャンク(くず)債並みの信用度しか認めておりません。
つまり資金集めをADB(アジア開発銀行)のように国際市場で債券を発行出来ないのです。発行したとしてもどこも買わないでしょう。
これだけでも北京のメンツは丸つぶれなのですが、現在は縁故債引き受けを考えているようで、韓国に引き受けを要請しているようです。
AIIBには欧州の国々、そしてインドやロシアも参加し出資していますが、これらの国々はプロジェクトこそ欲しいものの、返済リスクの大きい融資に応じるのは、割に合わないから、拒否しているという噂です。
AIIBの初代総裁・金立群氏は、昨年10月にアメリカがAIIBへの参加を見送ったことを受けて「われわれは寛大で包括的だ」などと述べてアメリカの参加を誘っております。
そして「AIIBは中共の銀行ではない」などと述べ、職員による汚職防止や、インフラ関連の投融資に際しては環境への影響も最大限配慮する立場を強調しました。
「超限戦争」を戦う中共が、AIIBもその一つの武器として使おうとしている以上、何を言っても信用は出来ません。
ADBではトップを取れない中共が、AIIBという偽装をしながらADBの上位構造にしてしまおうとしている謀略の一つに見えます。
金立群氏は昨年9月、「投資家がわれわれをトリプルAと認識し、格付け会社がそうしないならば、格付け会社の評判が大きく傷つくだろう」などと述べております。すべては「超限戦争」の戦い方でしょうね。
金立群氏は、ADBや世銀が気候変動への悪影響に対する懸念から石炭火力発電所への融資に厳しい基準を設けていることに対して、安価な石炭発電への需要が大きいことを指摘し、環境への影響と電力を必要とする貧しい人々の生活向上を挙げて「バランスをとることが重要だ」などと示唆しました。
自国の環境問題を解決も出来ないで、余った石炭や鉄鋼を途上国に売り渡す計画であることも、すでに我々は知っております。その資金をAIIBのメンバーから集めようと言うことですね。売れない自国の悪質な石炭や鉄鋼を、AIIBで集めた金で途上国に売り、途上国が環境悪化で苦しんでも知らん顔をする・・・そんな中共がよく見えます。
AIIB準備チーム幹部が、「格付けの取得には時間がかかるため、資金調達のために発行する債券は格付けなし(ジャンク)になる」などと述べましたが、初年度の起債規模は1億~5億ドルを見込んでいるそうです。
ADBの格付けは「トリプルA」ですが、払い込まれている現金は資本金の5%しかありません。それに対してAIIBの現金は資本金に対して20%くらいあります。いかにも現金主義の中共です。信用経済と言う意味が解らないのでしょう。それが判らないと言うことは、暴力金融と同じですね。
経済評論家の渡辺哲也氏は、「昨年7月に中共の株式バブルが崩壊しましたが、それが顕著になるまで半年くらいが掛かります」と述べ、その半年後が現在だと言うことです。
そして、株式の暴落や金融不安は心筋梗塞のようなものであり、これが起きると血流(お金の流れ)が止まり末端(下層組織)から壊死してゆくそうです。
そして渡辺氏は、この金流梗塞の原因が、共産主義による計画経済と自由主義による資本主義経済の良い所採りをしてきたことにあると指摘します。
共産主義であれば資産は全て国有であり、株式市場が成立するわけがない。資本主義であれば、計画経済は許されず、市場への国家による極端な介入は認められない。
しかし中共は、強引にこの矛盾を抱えた経済政策を行ってきました。これが今、破綻しつつあると言うのです。
ですから投資家達は経済的政治的リスクが高まった中共からの離脱をしているところだそうです。
中共当局は株式に対する売り規制やドル買いに対する為替規制を強めていますが、これが逆に投資家の不安と離脱を煽っている結果になっているとか。
壊死していく中共に残された、「売れない在庫の山」をどうやって現金化するか、その戦略がAIIBなのでしょう。
そしてその資金を韓国へ出させようとする試みが、現在「超限戦争」の戦術として導き出され、その韓国が日本の経済援助などを当てにし始めたわけです。
日本と韓国との間で妥結した「日韓合意」ですが、今後行われるであろう経済援助がそのままAIIBの資金に転用されないよう、十分に注意する必要があります。
韓国がAIIBから脱退することが援助の条件にするくらいの強いメッセージを送りたいものですね。もう通貨スワップはやってしまいましたけど・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿