米中首脳会談が行われたカリフォルニア州。そのサンディエゴで、陸海空の3自衛隊と米海軍との合同訓練、「離島奪還訓練」が、10日から始まりました。
ウォール街とは全く異なるアメリカの保守が意図する、中共を仮想敵とした防衛訓練です。もちろん公式には「特定の国を想定した訓練ではない」となっています。
この訓練の中止を中共政府は必死に求めてきました。本当は7~8日の首脳会談でも取り上げたかったのでしょうが、オバマ大統領はまったく取り上げなかったようです。
世界から孤立し、次第に反中の輪が世界に広がっていくのを感じながら、その打開策として挑んだ米中首脳会談だったのでしょうが、それが終わった翌々日から、この訓練が、しかも会談した場所と同じカリフォルニアで行われることに、アメリカの対中の本音が見えてきます。
訓練には海自のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」やイージス艦「あたご」などが参加し、6月26日までの17日間行われます。
しかも11~28日にカナダやニュージーランドと共に実施する訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」に参加する形で実施されていますし、この訓練には米海軍と海兵隊、そして自衛隊から約千人が参加する予定だそうです。
中共(毛沢東)の謀略に嵌って戦ってしまった日本とアメリカ。共に多くの戦死者を出し、死力を尽くした太平洋戦争の敵国同士が、その後67年を経て、やっと本当の敵に気が付き、合同で立ち向かうというドラマチックな筋書き・・・であって欲しいのですが、いやそうでもないようですけど。
尖閣海域をどうしても侵略したい中共は、こんどは日本の社会民主党に手を回したようです。
社民党の山内徳信参院議員が、11日の参院外交防衛委員会で「辺野古新基地建設は人殺しをする戦争目的の飛行場建設だ。(米国の)海兵隊の使う基地は人殺しのためのものだ」と述べたと言うことです。
確かに海兵隊は戦争時には人を殺すでしょう。しかし、中共の人民解放軍は平時でも人を殺めているようです。チベットで、そしてウイグルで・・・
沖縄もそうならないように海兵隊がそこに居るわけではありませんが、結果的にそうなっていることを認めようとはしない、困ったサヨク集団「社民党」です。
さらにこの山内議員は、「辺野古移設を断念しなければ日本政府は民主主義国家でも文明国家でもない。野蛮国家だ」と主張したと言うのですから、まるで何かに執りつかれたような詭弁です。
1935年2月生まれで今年78歳の山内議員は、今期限りの引退をするそうで、そのために委員会から特別に60分の質疑時間を与えられたそうです。そこで「思いの丈を述べろ」ということだったようですが、だったら、「人民解放軍のウイグルなどでの虐殺はもっと悪い。ただちに国連軍を派遣し止めさせろ。そのように働かない日本政府は民主主義国家でも文明国家でもない。人民解放軍を野放しにしている中共と同じ野蛮国家だ!」とでも言えば、日本国民は納得したのでしょうけどね。
1935年生まれですと、終戦の1945年にはちょうど10歳。沖縄生まれと言うことですから、幼いときにあの沖縄戦を体験している人。そしてその後の米軍統治時代。すべて日本が悪いと喧伝された東京裁判を信じ、物言わぬ大人たちに不快感を感じながら、自らの頭の中で組み立てた心理的合理化のイメージが「軍隊が悪い。戦争こそが悪い」という妄想だったことは想像がつきます。
それゆえに沖縄の持っている地政学的条件を考えることもなく、「平和の島沖縄。悪いのは本土の政治」を信じて、サヨク議員の仲間に加わったのでしょう。
この質問に対する小野寺防衛相の答弁は「自衛隊も、米軍も基本的に安全保障のための役割を担っているのであり、決して他国の人の命をあやめるためにあるとは思っていない」と述べるに留まっています。
なぜ「防衛目的で侵入者を殺すことは『人殺し』には当たらない。それは敵も武器を持って迫っているからだ。憎しみや営利を目的とした『人殺し』とは違う。」と言えなかったのでしょうか?
このように言えば、それを傍受している中共は少し焦ったでしょう。尖閣に本格侵攻すれば人民解放軍に犠牲者が出るかもしれないと・・・
中共が一番恐れているのは「戦闘」でしょう。そうならないように「巨大な軍隊」による「威嚇と挑発」を繰り返します。そして相手が撃ってきたら国際社会に訴え、自らの正当性を主張するでしょう。
そして出来れば国連軍によって日本を成敗させて、領土だけはしっかりと頂く・・ことを狙っているはずです。
ここで国連軍とは、ようするにアメリカ軍のこと。
中共は戦いで領土を取ることはしません。中国大陸が中共となったのも、第二次世界大戦で毛沢東が「漁夫の利」を得たようなものですから。
そのアメリカ軍が、中共を仮想敵にして、こともあろうに日本と共同演習を行うとは・・・中共から見れば、これは完全に政治的敗北なのです。
四面楚歌の中共。さて、次に打つ手は・・・
この訓練の中止を中共政府は必死に求めてきました。本当は7~8日の首脳会談でも取り上げたかったのでしょうが、オバマ大統領はまったく取り上げなかったようです。
世界から孤立し、次第に反中の輪が世界に広がっていくのを感じながら、その打開策として挑んだ米中首脳会談だったのでしょうが、それが終わった翌々日から、この訓練が、しかも会談した場所と同じカリフォルニアで行われることに、アメリカの対中の本音が見えてきます。
訓練には海自のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」やイージス艦「あたご」などが参加し、6月26日までの17日間行われます。
しかも11~28日にカナダやニュージーランドと共に実施する訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」に参加する形で実施されていますし、この訓練には米海軍と海兵隊、そして自衛隊から約千人が参加する予定だそうです。
中共(毛沢東)の謀略に嵌って戦ってしまった日本とアメリカ。共に多くの戦死者を出し、死力を尽くした太平洋戦争の敵国同士が、その後67年を経て、やっと本当の敵に気が付き、合同で立ち向かうというドラマチックな筋書き・・・であって欲しいのですが、いやそうでもないようですけど。
尖閣海域をどうしても侵略したい中共は、こんどは日本の社会民主党に手を回したようです。
社民党の山内徳信参院議員が、11日の参院外交防衛委員会で「辺野古新基地建設は人殺しをする戦争目的の飛行場建設だ。(米国の)海兵隊の使う基地は人殺しのためのものだ」と述べたと言うことです。
確かに海兵隊は戦争時には人を殺すでしょう。しかし、中共の人民解放軍は平時でも人を殺めているようです。チベットで、そしてウイグルで・・・
沖縄もそうならないように海兵隊がそこに居るわけではありませんが、結果的にそうなっていることを認めようとはしない、困ったサヨク集団「社民党」です。
さらにこの山内議員は、「辺野古移設を断念しなければ日本政府は民主主義国家でも文明国家でもない。野蛮国家だ」と主張したと言うのですから、まるで何かに執りつかれたような詭弁です。
1935年2月生まれで今年78歳の山内議員は、今期限りの引退をするそうで、そのために委員会から特別に60分の質疑時間を与えられたそうです。そこで「思いの丈を述べろ」ということだったようですが、だったら、「人民解放軍のウイグルなどでの虐殺はもっと悪い。ただちに国連軍を派遣し止めさせろ。そのように働かない日本政府は民主主義国家でも文明国家でもない。人民解放軍を野放しにしている中共と同じ野蛮国家だ!」とでも言えば、日本国民は納得したのでしょうけどね。
1935年生まれですと、終戦の1945年にはちょうど10歳。沖縄生まれと言うことですから、幼いときにあの沖縄戦を体験している人。そしてその後の米軍統治時代。すべて日本が悪いと喧伝された東京裁判を信じ、物言わぬ大人たちに不快感を感じながら、自らの頭の中で組み立てた心理的合理化のイメージが「軍隊が悪い。戦争こそが悪い」という妄想だったことは想像がつきます。
それゆえに沖縄の持っている地政学的条件を考えることもなく、「平和の島沖縄。悪いのは本土の政治」を信じて、サヨク議員の仲間に加わったのでしょう。
この質問に対する小野寺防衛相の答弁は「自衛隊も、米軍も基本的に安全保障のための役割を担っているのであり、決して他国の人の命をあやめるためにあるとは思っていない」と述べるに留まっています。
なぜ「防衛目的で侵入者を殺すことは『人殺し』には当たらない。それは敵も武器を持って迫っているからだ。憎しみや営利を目的とした『人殺し』とは違う。」と言えなかったのでしょうか?
このように言えば、それを傍受している中共は少し焦ったでしょう。尖閣に本格侵攻すれば人民解放軍に犠牲者が出るかもしれないと・・・
中共が一番恐れているのは「戦闘」でしょう。そうならないように「巨大な軍隊」による「威嚇と挑発」を繰り返します。そして相手が撃ってきたら国際社会に訴え、自らの正当性を主張するでしょう。
そして出来れば国連軍によって日本を成敗させて、領土だけはしっかりと頂く・・ことを狙っているはずです。
ここで国連軍とは、ようするにアメリカ軍のこと。
中共は戦いで領土を取ることはしません。中国大陸が中共となったのも、第二次世界大戦で毛沢東が「漁夫の利」を得たようなものですから。
そのアメリカ軍が、中共を仮想敵にして、こともあろうに日本と共同演習を行うとは・・・中共から見れば、これは完全に政治的敗北なのです。
四面楚歌の中共。さて、次に打つ手は・・・
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