今度、東京で行われるオリンピックに台湾を台湾の呼称で参加させようと言う活動がありますが、今度は華僑組織を分裂させる動きも出てきました。
日本の経済界などに大きな影響力を持つ「華僑組織」。そしてここが中共へ日本の技術や日本国土売買の斡旋、株式会社乗っ取りなどを指揮しているかと思われます。
この「華僑組織」に台湾も入っていることは、台湾の方から聞いておりました。
その方は、「台湾華僑」ということで一度会合に行ったことがあるそうで、そこで大陸系の華僑の傍若無人な態度を見て驚き、二度と行っていないそうです。
差別意識が激しく、そして大風呂敷というか「嘘」がまかり通る世界のような印象だったとか。ともかく台湾人の「大陸嫌い」は228事件で刷り込まれたものでしょう。
それを彷彿とさせる華僑だったようです。
台湾は中共の一部で、「一国二制度」などと甘い言葉を掛けながら、それゆえに日本の大陸華僑が台湾の人達も同じ華僑として入るように勧めたのでしょう。しかし日本国内の台湾人は嫌っていたようです。
その日本国内に居る台湾人達が、少なくとも数千人で新組織「全日本台湾連合会」(略称、全台連)を結成することになり、日台関係の促進を図ることを主な目的として結集することとなったそうです。
参加者は「中国人」と呼ばれることに抵抗を感じる「台湾本土意識」の強い人々がほとんどだそうで、6月4日に都内のホテルで結成大会を開催したと言うことです。
結集したのは、日本台湾医師連合、美麗島交流会、栃木台湾総会、九州台日文化交流会など、日本各地の約17の台湾人団体の代表のほか、台湾を応援する日本の保守系政治家、財界関係者も出席されました。
台南出身の在日実業家、趙中正氏が初代会長に就任されたようで、今後、日本の親台湾組織「李登輝友の会」と連携を深めるとしておられます。
この6月4日に結成大会を行ったのは、この6月4日が中共当局が民主化運動を武力弾圧した天安門事件が発生したことを意識したそうで、今後民主化を応援し、中華独裁政権と決別する決意が込められているとのこと。
台湾は、昨年5月に民進党・蔡英文政権となり。それを嫌う大陸中共が台湾を国際社会から排除しようとする圧力を強めております。
そこで在日台湾人組織が団結して存在感をアピールする狙いもあるということで、日本からはジャーナリストの櫻井よしこ氏、JET日本語学校名誉理事長の金美齢氏、日華議員懇談会幹事の山口泰明・衆議院議員、渡辺利夫・日本李登輝友の会会長、元在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長で政治学者のロバート・D・エルドリッヂ氏などが出席されたと言うことです。
当然この動きは大陸・中共にとってはピリピリするところ。中共当局は台湾人団体が「華僑組織」から離れる動きが世界各国に広がることを警戒し、現在は必死に情報収集をしているそうです。
しかし、どうも具体的な動きが見えません。日本人から見て、台湾と大陸中共の華人との区別はつけにくく、話してみれば判るのでしょうが、外見で区別はつけられないのです。
よく判るのは、横浜中華街に行ったとき、台湾系の店と大陸系の店で雰囲気も味も異なっていることです。大陸系の店の雰囲気はなんとなく感じますね。
もともと横浜中華街は台湾華僑が多かった街で、日本のお客さんの評判も良かったものです。しかし最近は大陸から進出してきた華僑に押さえられつつあるような、そんな感じも致します。
そこで、あの横浜中華街に、台湾系のお店であることが判る様なワッペンを店頭にかざることは出来ないものでしょうか。
もちろん横浜だけでなくて、普通の街の中華屋さんにもお願いしたいですね。台湾人のお店だけですけど。
台湾の旗で「グリーンで中央に台湾の全体図がデザインされたもの」あのデザインを模したワッペンを店頭に掲げてもらうと、我々日本人も安心して店内に入れます。まだ台湾の国旗ではないようですので、一国二制度には引っかからないでしょう。
このデザインが日本国民の中に浸透していけば、世界中の台湾華僑のお店にも波及させれば良いように思います。
世界中で信用を勝ち取るためのワッペンであることを宣伝し、台湾独立のデモなどには中華民国国旗を使うようにすれば、このデザインが台湾独立のシンボルにはならないでしょう。
「一国二制度」を守らせるシンボルとでも表現すればいいのではないでしょうか。そして蔡英文政権は「一国二制度」を中共に守らせることを進めていけば良いように思いますけど・・
台湾製の輸出品にもこのマークを付けるようにすれば、きっと世界の人々も台湾を意識するようになるのではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿