2017年6月1日木曜日

トランプ批判は本物なのか?

G7が終わって、トランプ大統領がアメリカなどのメディアでさんざん叩かれております。
NATOの会合では、「前を歩いていたモンテネグロのマルコビッチ首相の右腕に手を掛けて押しのけ、自分が最前列に立った」とか、イスラエル訪問の時メラニア夫人に手を払いのけたとか、またユダヤ人虐記念館「ヤド・バシェム」を訪問した時、「アメージング」と記帳したとか、その批判は留まるところを知りません。

FBIコミー長官を更迭した問題や、ロシアゲート問題などが取りざたされております。

これらが「トランプ大統領はアメリカの恥さらしだ!」と言うネガティブキャンペーンとして展開されているわけです。このアメリカのニュースを日本のメディアは無批判に受け入れ、トランプ大統領と共に安倍首相も貶めるような行為に走っております。

しかしこれが政治的ダメージを全く与えていない点が重要ですね。さすがにトランプ支持率がかなり低下してしまったようですが、安倍首相の支持率は50~60%台で動きません。
野党は「なぜ安倍支持が変わらないのか?」と不思議がっていますが、野党のあの無意味な国会質問を見れば誰でも解るはずですけどね。

トランプ大統領にとって、今後の課題は議会工作でしょう。共和党の中にも多くの反トランプ派がおります。ですから大統領令で出来ることは構いませんが、議会を通さなければならない案件では苦労するようです。

評論家の藤井厳喜氏によりますと、これらの批判が「ディープステート」というサイドからの攻撃であると述べております。
この「ディープステート」、日本語で言うと「深層国家」と言うとのことですが、国際金融資本のウォール街などを含み、世界中に金融面や軍事技術面から操っているグループのようです。
そしてここが民主党や共和党を操って、アメリカにとって損な政治を求めたりしてくるのでしょう。

トランプ氏は不動産で成功した人でした。ですから大統領選挙を自費で賄えます。ウォール街の顔色など関係ないわけで、自分の社員であるパイロットとジェット機を駆ってアメリカ全土を回りました。つまり彼は「ディープステート」を相手に戦える大統領なのです。

金融面で抑えの利かない大統領に対して、この「ディープステート」は配下のマスコミや有名人を使って、トランプ大統領のスキャンダルを捏造していると考えて良いでしょう。
ですからトランプ大統領がこれらのニュースを「フェイクニュースだ」と相手にしないわけです。大統領の支持率低下も、所詮はマスコミ報道によるものですからね。

トランプ大統領が現在必死で進めているイスラム国(IS)の壊滅が、間もなく完成するそうです。ISはディープステートが作り出したテロ集団であることはもはや周知の事実になっていますが、だからこそトランプスキャンダルが後を絶たないのではないでしょうか。

現在、イラクのモスルとシリアのラッカに侵攻中で、この2拠点が落ちれば後はISの残党狩りになるようです。イスラム過激派の末路、金融資本に心を売ったイスラム教徒の末路です。
このIS討伐が、トランプ大統領とプーチン大統領の共同作戦でおこなわれているような気もするのですけどね。

トランプ大統領はサウジアラビアに赴き、サウド国王とIS問題を宗教とは関係ない単なるテロ組織として合意しています。
おそらくイスラエルにも同様のことで合意したのでしょう。こちらはマスコミには乗りませんけど。

藤井氏によりますと、このIS壊滅が今年の秋口までかかると言うのです。ですからそれまでは北朝鮮問題は小康状態で推移するそうです。
それまでは空母打撃軍などで暴発するのを抑えながら、ICBMの迎撃などを行って北朝鮮を牽制しながら、習主席の約束違反の証拠固めをしているのかも。

トランプ大統領から責任を負わされた習主席は、表向きは北朝鮮を制裁するような振りをしながら、いつもと変わらず支援を続けているようです。
もしかしたら、それを探っていたCIAの情報員が殺されたのかも知れません。

アメリカを中心に暗躍する「ディープステート」と、表舞台で対決するトランプ大統領が、KGBの情報員であったプーチン大統領の「ディープステート」との戦いに参戦するのは当然で、故にロシアゲートなどというフェイクニュースがアメリカマスコミに出て来るのもむしろ当然です。
しかしフェイクはフェイクであって、その裏付けなど何もないはずです。

日本でも毎日新聞などが皇室報道でフェイクニュースを流していますが、これも「ディープステート」の指示なのでしょうか?・・それは判りませんけど。

習政権のAIIBや一帯一路構想などが日本のマスコミに流れていますが、この秋にIS壊滅が成功したら次はアジアがトランプ政権の目玉になってくるでしょう。
北朝鮮のミサイルや核兵器は、それ自体がテロや反米国家を相手にしたダークビジネスなのです。そしてそれに中共も乗っかっていますから、それをいかに潰していくか・・・

世界中に張り巡らされた華僑ネットとチャイナマネーが、ディープステートと繋がっているのは間違いないでしょう。それとの戦いはこの秋以降になるようですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿