ついに中共が本性を現しました。武力行使による台湾支配です。
統一地方選挙で民主進歩党が圧勝した台湾を、武力による併合によって解決しようという人民解放軍の劉精松大将(81歳)の発案です。
彼は、1974年の南シナ海のパラセル諸島を例に挙げて、「もしも1970年代に(武力で)回収しなかったら、今ごろは私たちのものではなかっただろう」と述べました。
その上で、「台湾問題は私たちの核心的利益であり早く解決すべきだ」と述べ、武力解決の必要性を強調したとか。
パラセル諸島は、1974年に西半分に侵攻して南ベトナム軍を排除し、中共が諸島全体を占領した事件のことを指しているのでしょう。
しかしこの時代はベトナム戦争の時代であり、アメリカは国内の反戦運動に押されてベトナム戦争を闘えなくなってきた時代でもありました。
このところの中共軍部(人民解放軍)の発言を見ていますと、「尖閣諸島周辺をめぐる有事の際、日本は制空権の確保は困難」だとか、今回の「台湾問題は私たちの核心的利益であり、武力解決も選択肢の一つ」と言うような勇ましい発言が増えてきているようです。
しかしよく見ますと、尖閣諸島での相手は日本単独であり、台湾問題では台湾単独なのです。
同盟関係にあるアメリカは入っていませんし、オーストラリアとかインドも考慮の外のようです。アメリカが出てこれないだろうと見るのは「オバマ政権」の残された2年間であり、その後は民主党になろうと共和党になろうと、必ず強いアメリカの復活を試みるでしょう。そして2年後ではまだ中共はアメリカ軍と真っ向から対決は出来ないはずです。
つまり、中共が勇ましく恫喝出来るのは、相手が小さいと見られる場合のみで、彼等の価値観は「小さい方が大きい方に逆らうのはモラル違反」というような前提があるように思います。
1996年の台湾の総統選挙の時、やはり武力介入してきた中共に対し、アメリカは太平洋艦隊の通常動力空母「インデペンデンス」とイージス巡洋艦「バンカー・ヒル」等からなる空母戦闘群を台湾海峡に派遣しました。
この時、中共軍は手も足も出なかったのです。それは、その空母の大きさが圧倒的だったからで、早い話が大きさで負けてしまったと言う事だと思います。
今、中共には大きな軍艦もありますし、空母もあります。彼らにとっては性能より大きさなのです。ですから強気の発言が出来るようになったわけです。
そして「小日本」は小さな戦闘機とか軍艦しか持っていないという事で軍事的優位は確立されたとの思い込みがあるのでしょう。
日本とかキリスト教国家は、小が大を制することに正義と美学を感じています。聖書には羊飼いの少年ダビデが、ペリシテ軍の巨人「ゴリアテ」を、知恵と勇気と石投器で倒したことを誇っております。
日本の場合は申し上げるまでもなく、「知恵と勇気の科学の子」の価値観であります。
しかし、中共との対峙には、この中国人独特の価値観を知っておく必要があるでしょう。大きいことが正義であり。小さいことは悪であるという価値観は、日本蔑視の言葉として「小日本」と言う表現を使うことからも、そこに表れています。
さらに歴史を見ていきますと、中共はまともな戦いをしたことがありません。「日帝と戦って中国を解放した」と言うことが嘘であることは、我々は良く知っておりますし、毛沢東が戦った相手は蒋介石の国民党だったことも知っております。
いかに中共という似非国家が虚妄の中で組み立てられた物であるかも知っております。
おそらく中共軍部のこれらの勇ましい発言ですが、現実に戦闘となったら逃げ腰になる可能性が高いと思います。軍人は祖国のために命を投げ出そうとは思わないでしょうし、それこそが中国の中国たるところだからです。
「大きければ敵は攻めてこない」ことが常識だった中国大陸の歴史があるわけです。ですから大きくなるのに必要な「謀略」や「虚言」は得意です。
中共が大きくなっていくのも、共産主義思想の世界戦略的なものではなく、単に自国の安全保障という平和主義ゆえではないでしょうか。いわば本能的に大きくなっているのであって、戦略的な意味づけは後から作られているような気がします。
対する日本は、「小型軽量・高性能」が正義という国民の価値観です。これは職人気質的な美学で、時として敵の意図を汲めずに謀略に引っかかります。
フェアな戦いにおいては強い職人気質を発揮する日本のスポーツ選手ですが、謀略が飛び交う国際スポーツ社会においては常に騙されやすい性格を持っております。
最近の日本の国際試合における行動様式にもそれが表れているようで、敵のアンフェアな行為を蔑む風潮がありますね。
しかし、いかにアンフェアな行為でも、それを「アンフェアに見せないようにする工夫」・・もスポーツ大会の一種の作戦であることを忘れてはならないのではないでしょうか。
スポーツはともかく、現実の尖閣海域での攻防に対しては、こけ脅しの巨大艦を作ることも、対中戦略には必要ではないかと思うのですけど・・・
中共が出してくる空母の2倍以上の大きさを持つ「空母もどき」が出現すれば、意味なく圧倒された中国人には手も足も出なくなるという性質があるようですからね。
彼は、1974年の南シナ海のパラセル諸島を例に挙げて、「もしも1970年代に(武力で)回収しなかったら、今ごろは私たちのものではなかっただろう」と述べました。
その上で、「台湾問題は私たちの核心的利益であり早く解決すべきだ」と述べ、武力解決の必要性を強調したとか。
パラセル諸島は、1974年に西半分に侵攻して南ベトナム軍を排除し、中共が諸島全体を占領した事件のことを指しているのでしょう。
しかしこの時代はベトナム戦争の時代であり、アメリカは国内の反戦運動に押されてベトナム戦争を闘えなくなってきた時代でもありました。
このところの中共軍部(人民解放軍)の発言を見ていますと、「尖閣諸島周辺をめぐる有事の際、日本は制空権の確保は困難」だとか、今回の「台湾問題は私たちの核心的利益であり、武力解決も選択肢の一つ」と言うような勇ましい発言が増えてきているようです。
しかしよく見ますと、尖閣諸島での相手は日本単独であり、台湾問題では台湾単独なのです。
同盟関係にあるアメリカは入っていませんし、オーストラリアとかインドも考慮の外のようです。アメリカが出てこれないだろうと見るのは「オバマ政権」の残された2年間であり、その後は民主党になろうと共和党になろうと、必ず強いアメリカの復活を試みるでしょう。そして2年後ではまだ中共はアメリカ軍と真っ向から対決は出来ないはずです。
つまり、中共が勇ましく恫喝出来るのは、相手が小さいと見られる場合のみで、彼等の価値観は「小さい方が大きい方に逆らうのはモラル違反」というような前提があるように思います。
1996年の台湾の総統選挙の時、やはり武力介入してきた中共に対し、アメリカは太平洋艦隊の通常動力空母「インデペンデンス」とイージス巡洋艦「バンカー・ヒル」等からなる空母戦闘群を台湾海峡に派遣しました。
この時、中共軍は手も足も出なかったのです。それは、その空母の大きさが圧倒的だったからで、早い話が大きさで負けてしまったと言う事だと思います。
今、中共には大きな軍艦もありますし、空母もあります。彼らにとっては性能より大きさなのです。ですから強気の発言が出来るようになったわけです。
そして「小日本」は小さな戦闘機とか軍艦しか持っていないという事で軍事的優位は確立されたとの思い込みがあるのでしょう。
日本とかキリスト教国家は、小が大を制することに正義と美学を感じています。聖書には羊飼いの少年ダビデが、ペリシテ軍の巨人「ゴリアテ」を、知恵と勇気と石投器で倒したことを誇っております。
日本の場合は申し上げるまでもなく、「知恵と勇気の科学の子」の価値観であります。
しかし、中共との対峙には、この中国人独特の価値観を知っておく必要があるでしょう。大きいことが正義であり。小さいことは悪であるという価値観は、日本蔑視の言葉として「小日本」と言う表現を使うことからも、そこに表れています。
さらに歴史を見ていきますと、中共はまともな戦いをしたことがありません。「日帝と戦って中国を解放した」と言うことが嘘であることは、我々は良く知っておりますし、毛沢東が戦った相手は蒋介石の国民党だったことも知っております。
いかに中共という似非国家が虚妄の中で組み立てられた物であるかも知っております。
おそらく中共軍部のこれらの勇ましい発言ですが、現実に戦闘となったら逃げ腰になる可能性が高いと思います。軍人は祖国のために命を投げ出そうとは思わないでしょうし、それこそが中国の中国たるところだからです。
「大きければ敵は攻めてこない」ことが常識だった中国大陸の歴史があるわけです。ですから大きくなるのに必要な「謀略」や「虚言」は得意です。
中共が大きくなっていくのも、共産主義思想の世界戦略的なものではなく、単に自国の安全保障という平和主義ゆえではないでしょうか。いわば本能的に大きくなっているのであって、戦略的な意味づけは後から作られているような気がします。
対する日本は、「小型軽量・高性能」が正義という国民の価値観です。これは職人気質的な美学で、時として敵の意図を汲めずに謀略に引っかかります。
フェアな戦いにおいては強い職人気質を発揮する日本のスポーツ選手ですが、謀略が飛び交う国際スポーツ社会においては常に騙されやすい性格を持っております。
最近の日本の国際試合における行動様式にもそれが表れているようで、敵のアンフェアな行為を蔑む風潮がありますね。
しかし、いかにアンフェアな行為でも、それを「アンフェアに見せないようにする工夫」・・もスポーツ大会の一種の作戦であることを忘れてはならないのではないでしょうか。
スポーツはともかく、現実の尖閣海域での攻防に対しては、こけ脅しの巨大艦を作ることも、対中戦略には必要ではないかと思うのですけど・・・
中共が出してくる空母の2倍以上の大きさを持つ「空母もどき」が出現すれば、意味なく圧倒された中国人には手も足も出なくなるという性質があるようですからね。
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