日本の平和活動家が何を言おうと、日中戦争は新たな局面を迎えつつあります。
中共とロシアの合同軍事演習が黄海で行われました。4月22日から27日まで。これまでも何度かこの合同演習は行われてきましたが、今回は規模が大きく、日米安保を意識した威圧とも受け取れます。
一方、アメリカは4月30日まで、フィリピンの外務、防衛担当閣僚会合(2プラス2)をワシントンで開催しました。
南沙(英語名スプラトリー)諸島の領有権をめぐり、フィリピンと中共の対立が深まっていることを受け、中共をけん制する狙いでしょうが、表向きは通商、人権問題、災害救援などの分野で協力強化としております。(このことは中共メディアでは報じていないのでしょうね)
フリピンと中共の対立には、中共国民のフィリピンに対する優越意識がむきだしです。
中共のインターネット上には、中共とフィリピンの公船の対峙が始まってから「なぜ発砲しないのか」とか「フィリピンごときに負けるな」、「中共は今の平和な状態に最後のチャンスを与えているだけだ」「中共に刃向えば、必ずその報いがある。今すぐでなくとも、時期が来れば必ず相応の報いを受けることになるのだ。フィリピンもそのことを肝に銘じておいた方がよい」と言った過激な書き込みが溢れ、もはや「軍事力で侵略せよ」という国民意識が非常に高まっていることを示しています。(どこか、国際スポーツの中共応援と似ていますけど、そんな感覚なんでしょうね)
日米安保によって、すでにテニアン島には自衛隊が駐留することも決まり、中共・ロシア vs 日米同盟の布陣が着々と進められていますが、東シナ海の防衛が十分なのかどうか、とても気になりますね。
日本領海に対しても、当然「軍事力を持って侵略せよ」というのが多くの中共国民の世論。中には良識派もいるでしょうが、敵を国外に作らないと、もはや共産党は求心力を失いかねません。
真珠湾の教訓から、絶対に日本から先に戦闘行動を起こしてはいけませんが、同じ真珠湾の教訓では、挑発はかまわないことになります。
そして中共は、すでに国民世論として挑発に乗りやすい状況が出来ていますから、独裁の中共政府にとっても難しい局面が続きます。
石原慎太郎都知事の尖閣領有発言も、このような状況を計算した上での発言。しかし日本国民の多くもまた石原都知事の発言を支持しています。
現在、尖閣諸島海域が日本の海域であることは間違いありません。中共もはっきりと「日本の実効支配を打破する」と申しております。中共インターネットの書き込みには「フィリピンをやっつけないと日本になめられる」というのもあるそうですから。
日本は、尖閣周辺が日本領であることを歴史的資料などを持ち出して説明しておりますが、もはやそんなことに耳を貸す中共国民ではありますまい。
尖閣周辺が中共の海域という主張が、歴史的に根拠の無いものだということはとっくにご承知。軍事パワー無き日本から奪取するのは、「中共がそこを必要としているだからだ」という意見が公然と出ているようですから。
先ずは日本の戦略としては、なし崩し的に尖閣周辺の実効支配を取られることの無いようにしなければなりません。
そのための行動として、尖閣周辺海域での漁猟活動に参加する国民を集めている団体もあります。
これによって、中共側は漁業監視船と名付けた軍艦を出してくるでしょう。これは日本側が海上自衛隊ではなく、海上保安庁の船で取り締まりを行っているからです。
これからの漁業監視船は、海上保安庁の設備を意識した軍艦ですから、大きさとスピード、そして船体の強度が優れた作りになっていることは間違いありません。
これによって領海侵犯を行い、実行支配を奪取する計画のようです。
相手が漁業監視船と言っている限り、自衛隊が対処するわけは行きません。そこで海上保安庁の船に「エルラッド」を取り付けてはいかがでしょうか?
捕鯨妨害のシーシェパードに使ったエルラッドです。非殺傷兵器というこの手の兵器なら、漁業監視船をひるませることは可能ではないでしょうか?
その他にも、イスラエルが開発したスクリームという音響兵器もあります。また、まだアメリカで開発中ですが、ADSという電波兵器もあります。いづれも国境警備などに用いる非殺傷兵器ですから、使用が制限されることはありません。
いづれにしても、漁業監視船がイラついて最初の一発を発信源に向かって撃って来るまでの戦術です。
中共は、「音響兵器の使用も戦闘行為とみなす」などと言うでしょうが、これをアメリカなどの自由主義諸国は認めることはできないでしょう。国境警備に使うことが出来なくなってしまうからです。
一発が発射され、実戦となれば、ロシアは口先参戦しかしないでしょうし、アメリカは中共に対して何らかの制裁も含めた非難をすることでしょう。あとは日本政府がどう動くかということですが・・・
一方、アメリカは4月30日まで、フィリピンの外務、防衛担当閣僚会合(2プラス2)をワシントンで開催しました。
南沙(英語名スプラトリー)諸島の領有権をめぐり、フィリピンと中共の対立が深まっていることを受け、中共をけん制する狙いでしょうが、表向きは通商、人権問題、災害救援などの分野で協力強化としております。(このことは中共メディアでは報じていないのでしょうね)
フリピンと中共の対立には、中共国民のフィリピンに対する優越意識がむきだしです。
中共のインターネット上には、中共とフィリピンの公船の対峙が始まってから「なぜ発砲しないのか」とか「フィリピンごときに負けるな」、「中共は今の平和な状態に最後のチャンスを与えているだけだ」「中共に刃向えば、必ずその報いがある。今すぐでなくとも、時期が来れば必ず相応の報いを受けることになるのだ。フィリピンもそのことを肝に銘じておいた方がよい」と言った過激な書き込みが溢れ、もはや「軍事力で侵略せよ」という国民意識が非常に高まっていることを示しています。(どこか、国際スポーツの中共応援と似ていますけど、そんな感覚なんでしょうね)
日米安保によって、すでにテニアン島には自衛隊が駐留することも決まり、中共・ロシア vs 日米同盟の布陣が着々と進められていますが、東シナ海の防衛が十分なのかどうか、とても気になりますね。
日本領海に対しても、当然「軍事力を持って侵略せよ」というのが多くの中共国民の世論。中には良識派もいるでしょうが、敵を国外に作らないと、もはや共産党は求心力を失いかねません。
真珠湾の教訓から、絶対に日本から先に戦闘行動を起こしてはいけませんが、同じ真珠湾の教訓では、挑発はかまわないことになります。
そして中共は、すでに国民世論として挑発に乗りやすい状況が出来ていますから、独裁の中共政府にとっても難しい局面が続きます。
石原慎太郎都知事の尖閣領有発言も、このような状況を計算した上での発言。しかし日本国民の多くもまた石原都知事の発言を支持しています。
現在、尖閣諸島海域が日本の海域であることは間違いありません。中共もはっきりと「日本の実効支配を打破する」と申しております。中共インターネットの書き込みには「フィリピンをやっつけないと日本になめられる」というのもあるそうですから。
日本は、尖閣周辺が日本領であることを歴史的資料などを持ち出して説明しておりますが、もはやそんなことに耳を貸す中共国民ではありますまい。
尖閣周辺が中共の海域という主張が、歴史的に根拠の無いものだということはとっくにご承知。軍事パワー無き日本から奪取するのは、「中共がそこを必要としているだからだ」という意見が公然と出ているようですから。
先ずは日本の戦略としては、なし崩し的に尖閣周辺の実効支配を取られることの無いようにしなければなりません。
そのための行動として、尖閣周辺海域での漁猟活動に参加する国民を集めている団体もあります。
これによって、中共側は漁業監視船と名付けた軍艦を出してくるでしょう。これは日本側が海上自衛隊ではなく、海上保安庁の船で取り締まりを行っているからです。
これからの漁業監視船は、海上保安庁の設備を意識した軍艦ですから、大きさとスピード、そして船体の強度が優れた作りになっていることは間違いありません。
これによって領海侵犯を行い、実行支配を奪取する計画のようです。
相手が漁業監視船と言っている限り、自衛隊が対処するわけは行きません。そこで海上保安庁の船に「エルラッド」を取り付けてはいかがでしょうか?
捕鯨妨害のシーシェパードに使ったエルラッドです。非殺傷兵器というこの手の兵器なら、漁業監視船をひるませることは可能ではないでしょうか?
その他にも、イスラエルが開発したスクリームという音響兵器もあります。また、まだアメリカで開発中ですが、ADSという電波兵器もあります。いづれも国境警備などに用いる非殺傷兵器ですから、使用が制限されることはありません。
いづれにしても、漁業監視船がイラついて最初の一発を発信源に向かって撃って来るまでの戦術です。
中共は、「音響兵器の使用も戦闘行為とみなす」などと言うでしょうが、これをアメリカなどの自由主義諸国は認めることはできないでしょう。国境警備に使うことが出来なくなってしまうからです。
一発が発射され、実戦となれば、ロシアは口先参戦しかしないでしょうし、アメリカは中共に対して何らかの制裁も含めた非難をすることでしょう。あとは日本政府がどう動くかということですが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿