2012年5月31日木曜日

サヨク・菅直人前首相、左翼ではなくサヨクです。

「原子力村は戦前の軍部と同じ・・・」
菅直人前首相の言葉です。
「東京裁判」で、日米の手打ちが「日本軍部の責任にしよう」となったことが、このような政治家を生み出したのでしょう。

その前から、日本国民の間で新聞を信じない人たちには、負け戦を続ける軍人たちに疑念を持っていました。ミッドウエー海戦以降、日本の作戦はアメリカに見破られ、それでも戦法を変えようとせず、また、政治的にも終結に向けた動きがお粗末で、情報的敗戦とも言える負け方が続いていました。

ですから、多くの日本人はこの「手打ち(東京裁判のこと)」を受け入れていました。
スケープゴートになった「7人の死刑囚」は、一言の文句も言わず、この「手打ち」に従ったのです。
日本に進駐してきたアメリカの政府高官。そのほとんどがアメリカでは受け入れられない共産主義者です。
「7人の死刑囚」が神格化されないように、必死でさまざまな手を打ち、挙句の果てに「憲法」までいじってしまいました。(国際法違反なのにね)
そして日本のコンサーバティブを公職追放して、その後釜にソビエトに亡命していたような革命学者を配置します。

やがてソビエトの陰謀で朝鮮戦争が始まり、やっとアメリカでレッドパージが起きて、日本でも共産主義者の公職追放が行われましたが、敗戦国日本では共産主義が伸び、教職員とか公務員に入り込んだ共産主義者が、若者を蝕んでいきました。

やがて1960年日米安保で学生たちが騒ぎ、共産主義者の浸透が確実に行われていることが誰の目にも明きらかになってきました。
世界は、ソビエトを核とした共産主義陣営と、アメリカを核とした自由主義陣営が対立し、冷戦となったわけですね。
その代理戦争が朝鮮戦争であり、やがてそれがベトナム戦争へと引き継がれていきます。こんな時代背景の中で、共産主義者から教育を受け、すくすくと育ってきた菅直人前首相。

持ち前の「ずる賢しこさ」と、共産主義者のバックボーンに操られ、何のポリシーもないまま「サヨク」となっていったのです。そしてその挙句が「日本国総理大臣」になったのですから、我が国民も、騙されたのか、はたまた欲に目が眩んだのか・・・

そういう首相のときに生じた「尖閣諸島海域での中共漁船衝突事件」と「東日本大震災での原発被災」。そして、「サヨク」の化けの皮が次々と剥がされていきます。多くの被害者の犠牲の上で。
そして大震災から約半年後、やっと首相を止めさせることが出来ました。その後も民主党政権は続いていますが・・・

そして菅前首相は、東日本大震災での「福島第一原発事故」の国会事故調査委員会に参考人として呼び出され、そしてそこで言った台詞が「原子力村は戦前の軍部と同じ・・・」というものだったのです。
原子力村がどうあろうと、首相は全責任者であることを知らなかったとは言えないでしょう。原子力事故で対策が後手に回った末の被害拡大の責任は、総理大臣にあるのですよ。

菅直人氏は「反原発」の人。ですから原子力発電を何とか潰したかったのではないでしょうか?
それも「サヨク」ですから、確固たる数値を基にした反原発ではなく、一般庶民の感覚で「放射能は見えないから怖い、廃棄物はどうしようもない、だから反対」という程度のもの。
そういう声を扇動的に利用するのが「サヨク」です。そういう声に乗っかって首相の座まで上り詰めた菅氏。
おそらく今度はそういう声によって、犯罪者にされていくのではないでしょうか?
ムッソリーニのように・・・

国会事故調査委員会とは、政府事故調ですと「政府に甘い」との批判を受けて作られた委員会です。独立性と強い調査権限を持ち、省庁などに内部資料を強制的に提出させられます。政治家らを証人喚問し、嘘をつけば偽証罪に問うことも可能という委員会。

菅直人首相に対し、東電の勝俣恒久会長は「首相の質問で時間を取られるのは芳しくない」と視察を批判しました。菅氏は「現場責任者の顔と名前が一致したのは大きかった」と述べていますが、それが何の役にたったと言うのでしょうか。

菅氏は、事故4日後に東電本店に政府と東電の「対策統合本部」を設置しています。これによって原子力災害対策特別措置法に基づく対策本部と別に、もう一つの本部が並立されたことで、一元的対応に支障が出てしまいましたが、菅氏は「統合本部により事故現場の情報共有が強化された」などと述べているそうです。

「責任から逃れること」に長けた能力を持つ人間が、上手に立ち回って最高権力者の座に着いたとき、もう責任回避は出来ないのです。(有限責任者ではないのですよ!)
しかし、この委員会に呼び出されて話す前首相は、やはり「責任逃れ」にだけ終始したようです。これが左翼とサヨクの違いでしょうか・・・
我々の周りにもこのような方々が一杯おりますけどね。

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