韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊哨戒機に火器管制レーダーを照射したことに関し、韓国国防省は1月2日に、日本の海自機が駆逐艦に「威嚇的な低空飛行」をしたとし、「日本はこれ以上、事実を歪曲するな」と述べて謝罪を求める声明を発表しました。
よくもこのようなことが言えると思いますが、この声明に対し、すぐに山田宏防衛政務官がツイッター上で反論しました。
「威嚇的」な低空飛行をしたとの「証拠」を韓国側が示すよう求めたのです。
その上で山田政務官は、「自衛隊機は完璧に国際法に則り、『友好国』として対応したことは、公開映像で明らか」として、公開された映像を用いて韓国側の言い分が嘘であることを表明しました。
また同日、佐藤正久外務副大臣もツイッター上で、「危険行為ではない」と反論し、哨戒機が韓国駆逐艦から水平に約500メートル離隔し、高度も150メートルを維持していたため航空法などに合致していたと述べました。
そして、さらに佐藤副大臣は、徴用工問題の延長として新日鉄住金の韓国内にある資産差し押さえの手続きに着手したことについて、「事実ならこれまで日本政府が主張している通り、日本国企業を守るためにも看過できない動きだ」とし、「手の内は晒せないが守らねばならない。韓国政府が何も対応措置を取らないのも極めて残念」とも述べました。
現在の韓国政府、そして文在寅大統領が北朝鮮の代弁者に成り下がっていることは衆知の事実であり、これらの行動が平壌からの指示で行われていることも間違いないと思います。
平壌の後ろには北京が居て、そこからの指示であることも確かなように思います。そしてその目的はアメリカ軍の東アジアからの排除にあると思いますが、朝鮮半島の場合は「日本イジメ」が優先するようです。
韓国については、もはやアメリカ軍はほとんど信用していません。基地の使用が必要なうちは韓国を表面上は同盟国として扱うでしょうが、ほとんど共同作戦は取れない事は解っているようです。
昔は「中共、韓国、北朝鮮」を「特亜三国」と表現しておりましたが、もはやすでに「日米同盟」に敵対する「中共、韓国、北朝鮮=敵三国」になったような気がします。
1月1日にはトランプ大統領が「(私を)憎んでいる人やフェイク(偽)ニュースの報道機関も含め、皆さん新年おめでとう」とツイッターに書き込み、トランプ氏の言動の全てに反対する人を指す造語「トランプ錯乱症候群」に悩まされていない人にとっては「2019年は素晴らしい年になる」と強調しました。
そして、「とにかく落ち着いて、乗り心地を楽しんでくれ」と、政権を信頼するように求めたのです。
トランプ大統領は右脳を使って政治を行っているように見えます。ですから左脳でなければ出来ない「記者会見」の「質疑応答」などは避けるわけです。
右脳が出す行動は言語では説明がつかないのは当たり前ですが、左脳よりも安心できます。左脳はすぐに騙されるからです。
大統領選挙の時、「トランプ君、君は知らないのか・・」と言うような言論がありましたが、「知らないよ。悪いか」と言うような応答があったように記憶します。
大統領の自信は、この「自分の右脳が感じていること」を何とか国民に伝えたいという表現に見て取れるのです。
言語で演説する政治家は言論で上手く国民をごまかします。昔であればケネディ大統領であり、最近ではオバマ大統領です。
その心地よい言論に国民は歓喜しますが、結果はとんでもないことになるわけです。ベトナム戦争しかり、中共の台頭しかり・・・
そしてそれと対照的なのがトランプ大統領と言う訳です。よく判らないが「2019年は素晴らしい年になる」というような言い方です。
さて、韓国のレーダー照射の問題ですが、これは韓国がもう日本にしか強く出られなくなってしまった結果の行動ではないかと思います。
山田政務次官や佐藤副大臣の反論は必要でしょうが、韓国自身が今後生き残れるのか、我々はその方を気にした方が良いのではないでしょうか。
トランプ大統領はまもなく北朝鮮の金正恩委員長と会うことになると思います。トランプ大統領の眼から見て、金正恩委員長と他の北朝鮮体制幹部との間には齟齬があると踏んで居るのかも知れません。へたに動くと銃殺になってしまいますから体制側はおとなしいですが、そこを突けば北朝鮮はアメリカに寝返ることを、なんとなく感じている大統領かも知れません。
アメリカ自身が中共のスパイに入り込まれて苦しんでいるくらいですから、北朝鮮などはもっとすごいのでしょう。日本も、安倍首相を以てしても、代議士は罠に嵌り国土は買われ企業は洗脳されマスコミは機能しなくされているのです。
このことを思えば、トランプ大統領が北朝鮮の取り込み作戦に、これまでのような戦略は取らないことが十分考えられます。
東アジアにおける中共の毒をいかにして抜くか、ここにトランプ流が生かされることを心から祈念いたします。
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