かつて政権与党だった民主党と、維新の党のヘタレ・サヨクの人達が、小沢一郎氏の居なくなった民主党とくっついて出来たのが日本の民進党です。
民主党はアメリカのリベラル党の名前をパクッて出来た政党でしたが、今度は台湾の民進党をパクッて付けた名前のようですね。
国民の声など何も聞かずに、単なる選挙目当てに作った政党のようで、トップは民主党から横滑りした岡田克也代表です。
維新の党の中のヘタレサヨクに含まれないグループは「大阪維新の会」と「おおさか維新の会」にさらに分裂しました。要(かなめ)だった橋下氏が政界を引退したことで起きた分裂劇だったようです。
もともと大阪維新の会があって、それは2010年、当時大阪府知事だった橋下氏が大阪府の二重行政解消を目的とした“大阪都構想”の実現のために立ち上げたものでした。
この大阪都構想が行政を合理化するかどうかは疑問のあるところですが、橋下氏の剛腕が関西地域の人気を博し出来上がったものです。
橋下氏が登場するまでの関西の行政は、サヨク行政の真っただ中にあり、府民のあきらめに似た絶望感が漂っていました。橋下氏はそこに活を入れ、見る見るうちに行政サービスの雰囲気が変わったと言います。私の神戸の友人は「東京の人には判らないだろうけど、関西人にとってそれはとても気分がすっきりする革命でした」と述べています。それほど関西の行政はサヨク的だったのですね。
この橋下氏の行政手腕に惚れて、東京都知事から国政に戻った石原慎太郎氏が橋下氏を誘って「日本維新の会」を立ち上げ、国政に参加してきました。
石原氏が作った「太陽の党」も日本維新の会に合流します。本格的な保守の流れが出来そうでした。
ところが国政と言うのは、魑魅魍魎が跋扈する世界で、国民に人気があった「日本維新の会」は、選挙に当選しさえすればいい議員達から狙われます。
「みんなの党」を壊し作られた「結いの党」などがチョッカイを出し、日本維新の会を再び分裂に追いやります。石原氏は仕方なく「次世代の党」を作ります。
日本維新の会は結いの党と合流して「維新の党」を作り、それに反発した者が「おおさか維新の会」を作ったというのが経緯でした。
ヘタレサヨクだけが残された「維新の党」でしたが、これまた政党の体をなさなくなった民主党と合併し、そして出来た政党こそ、この日本の民進党だったわけです。
台湾で1月に民進党の蔡英文氏が次期総統に選ばれたのを受けて、日本の民進党としたのでしょうが、どうも「出涸らしの政党」にしか見えませんね。
その日本の民進党は、現在共産党との連携を模索しているようです。憲法改正を阻止した良いのでしょうが、なぜ憲法改正がダメなのかは言いません。ただ「軍隊が無ければ平和だ」という妄想を信じているだけでしょう。
共産党の方は、日本に軍隊を持たせたくないのは世界共産主義革命の邪魔になるからでしょう。どうしてはっきりと「奴隷として生きれば平和なんだ」と言わないのでしょうね。
この2つの政党が、平和憲法維持とか安保法案反対、反米親中などの点で選挙協力などしようか・・と言うところでしょう。
これをバックアップするのが日本のマスコミです。東京新聞などは「アベノミクスは失敗」という記事を出していました。
景気回復していたのに元のデフレに戻ってしまったのはアベノミクスの問題ではなく消費増税8%が原因であることは、経済指標などが明白に示しています。それをすり替えて安倍卸しの嘘を吹聴し、安倍政権に対峙する日本の民進党や共産党に協力していると思われます。
それにしても、どうしてこうもサヨク系は嘘ばかりつくのでしょうか。インターネットの時代になって、若者はスマホなどでネット情報を閲覧し、マスコミの嘘など知っています。
北海道の補欠選挙で自民党の和田義明氏が当選したのも、このような現実があるからではないでしょうか。60代の人達が池田真紀氏に投票していた率が高いとか。
確かにこの世代にはスマホなどで情報を見ている人は少なく、ほとんどがテレビのニュースショウなどを参考にして投票したのでしょうからね。
中共の権力機構が分裂し、人民解放軍の統制が取れなくなるかも知れません。武装した中共の漁民が大挙して日本に攻め込んでくるかも知れません。
アメリカ大統領がトランプ氏になり、日米同盟は破棄されるかも知れません。インドなどは「軍隊を世界に派遣できない相手と同盟などしても意味がない」とはっきりしています。
このような情勢を、日本の民進党はどのように考えているのでしょうか。安全保障法案破棄ならば、まずその点を日本国民に説明しなければいけないでしょう。
憲法改正に反対するのも同じです。どういう形にせよ攻め込まれた時の対応の説明、そして石油ルートが阻害された時の対応など、日米同盟なしでどうやるのか、日本の民進党は国民への説明をしないどころか、避けているようにも見えます。何も考えていないからでしょう。
7月は参議院選挙です。さて、結果はどう出るでしょうか・・・
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