2016年5月17日火曜日

舛添都知事はもう終わりか・・

2014年に行われた東京都知事選挙で、宇都宮健児氏、細川護熙氏、田母神俊雄氏を抑えて当選した元厚生労働大臣の舛添要一氏でした。

このブログでは当時「田母神氏」を応援しましたが、その田母神氏も今は寄付金の横領などで逮捕されてしまいました。
保釈申請が却下されてまだ収監中のようですね。普通は逃亡の恐れが無い場合は保釈が認められるのですが、なにか別の容疑でもあるのでしょうか。特捜が動いているとか。
あるとすれば彼は航空自衛隊の幕僚長でしたから、その時に何かあったのかも知れませんね。

さて、都知事になった舛添氏ですがその行動は都民の期待に対し大幅にズレてきたようです。

まずは韓国を訪問し、こともあろうに「性奴隷という嘘」を公言している朴大統領との約束で、約6千平方メートルの都有地を韓国政府に貸し出すことにしてしまいました。何でも「政策判断。私の判断だ」そうです。

この跡地は都立市ケ谷商業高校の跡地で現在は改築中の区立小学校の仮校舎として利用されているそうですが、その後は韓国人学校に貸与するとか。
すぐに都民から反対の声が上がり、「保育所を求める都民の切実な声をなぜ聞けないのか」「保育所をつくれ」などのデモに発展しました。

デモを呼びかけた「頑張れ日本!全国行動委員会」の水島総幹事長は、「待機児童を抱えた女性や特別養護老人ホームの空きを待つ人など、福祉政策を最も必要としている人々がいるのに、韓国学校をつくる意味が分からない」と述べております。

それにしても、なんで都知事がわざわざ韓国まで赴き、無能とも言われている朴大統領に合って韓国人学校増設の約束をしてきたのか、そこが判りかねます。
韓国人学校はすでにあって、しかもそこは定員割れをしているとか。即ち在日韓国人の子弟は日本の学校に通っていて、韓国人学校には入学していないからだそうです。
それなのに何故・・・疑いだすときりがありませんけどね。

舛添都知事もこの理由づけには苦労したらしく、ネットなどで後付けの理由を調べて捜し、作った理由が「ソウル市への恩返し」だそうです。都民には意味すら解りかねる舛添氏の発言です。
「どんな政策をやっても批判がある」とは舛添都知事の言い分ですが、韓国とは竹島をめぐって戦争状態にある関係。いくら舛添氏が「自分は正しいことをしている」と思っていたとしても、売国に近い裏切り行為ではないでしょうか。

この売国行為が発覚してから、彼の都知事としての振舞いが知事にふさわしくないような報道が始まりました。
仕掛けたのは、「親しき中にもスキャンダル」という編集方針の「週刊文春」のようです。

正月に行った家族旅行の宿泊費を、ホテルの部屋で「大事な会議をした」と政治資金で支払っていたことを認めた舛添知事です。
でも従業員の話では「家族だけしか居られませんでした」と言う裏が取られているとか。また、近所のすし屋で誰かと呑んでも会議費に計上しているとか。
世田谷区の自宅に毎年多額の事務所費を支出したり、「公私混同」も甚だしいそうです。

東京地検特捜部が、この舛添氏の公金の使い方を調べ始めると言うことです。警視庁は動けません。なぜなら警視庁のトップは東京の場合は東京都知事だからです。沖縄の場合は翁長知事ですね。(国家警察は戦後廃止されたままです)

巷の噂では、東京地検特捜部が動けば、舛添都知事は辞職するか、あるいは逮捕されるかのどちらかだろうと言うことです。
警察システムは各地方自治体で管轄を持ち、そのトップの命令権は県知事が持っているそうです。ですから知事の取り調べは出来ませんね。そのために地検の特捜部が作られているわけで、そこが動くとなれば、週刊誌の操作とは比べ物にならないくらいの証拠固めをすると思います。

それにしても、田母神氏といい舛添氏といい、どうしてこうも都民はおかしな人物を選挙で選ばなければならないのでしょうか。
その理由はたった一つです。都民が政治家を育ててこなかったからです。本来、政治家などと言う仕事は財産を失ってしまう危険のある職業で、儲かる仕事ではないはずです。
権力機構ですから、お金はふんだんに使えます。全て公金です。しかし自分の為に使うのではなく、国家や地域の為に使うお金ですから、どんなに巨額になろうと構わないわけです。

それを公私混同で使ったり、民間団体に偏った使い方をすることは法律で禁止されています。もちろんその判断は公職にある政治家の判断で良いわけですから、 舛添知事が「公費を使う」と言えばよいわけですね。そのチェック機構が地検特捜と言う訳です。

恐らく舛添知事は遠からず辞めざるを得なくなると思います。問題はその後いったい誰が都知事になればよいのかが問われるわけです。
政治家を育てる努力をしてこなかった東京都民は、このようにしてその代償を払わされるわけですね。

「こんな都民はちょろい」というやつしか立候補しませんよね・・・きっと。

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