2016年3月27日日曜日

韓国人学校への都有地貸与・舛添知事

神楽坂の近く、牛込にあった都立市ケ谷商業高校が平成21年3月に閉校しました。その跡地約6100平方メートルを、韓国学校を増設する用地として貸し出すことが、舛添東京都知事によって発表されました。

これに対して、都知事の元には「なぜ保育施設を作ったり、ほかの福祉施設に充てないのか」とか「なぜ老健、特養にしないのですか」などの疑問を訴える批判的なメール2500通、そして電話680件が寄せられているそうです。

この都民の声に対して舛添知事は「都民は1350万人いる。どんな政策をやっても批判がある。私の支持者が9割いて、1割反対でも135万人。それが政治の世界だ」と述べました。
そして「(見直す考えは)全然ありません」と計画を撤回しない考えを示したのです。

この知事の対応に対して、3月25日に保守系市民団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の呼びかけで、抗議デモが行われ、約60名の都民が東京都が都有地を韓国学校の増設用地として貸与することに「絶対反対」のプラカードを掲げ、声を上げたと言うことです。

抗議では、「保育所を求める都民の切実な声をなぜ聞けないのか」という訴えが多かったようですが、舛添知事は、「北区にはフランスの学校の例かあり、江東区にはインドの学校の例がある」として、「ソウルと東京は姉妹都市であって、こちらもお世話になっている」などと述べ、学校地誘致を正当化しております。

この話は、知事が平成26年に訪韓した際に、朴槿恵大統領から直接要望を受け、トップダウンのような形で話が進んでいったそうです。
ですから舛添知事と朴大統領が都民の意見を聞かずに決めたということなのでしょう。もちろん韓国が友好国という前提で・・・

しかし我々国民は日本政府が否定している従軍慰安婦を韓国は事実として世界に流布している反日国家という認識を持っているわけです。
事実、ソウルの日本大使館前には、「従軍慰安婦の少女像」なるのもが建てられ(国際法違反であり、ある意味で戦争行為でもあります)ていることも事実です。

この慰安婦像に対して根拠としているのは、すべてが日本発のサヨク系団体のプロパガンダであり、それに乗せられている韓国国民であることは、最近の資料からも明らかです。

さらに、日本固有の領土である竹島についても、不法占拠が続いています。日本の返還要求に対して「自衛隊が出てきたら韓国海軍が迎え撃つ」などと戦争を意図した発言までしている国家が韓国なのです。
しかもこの挑発は、憲法によって日本が戦闘状態には入れないことを知っていて行っているわけですから、悪質なイジメとも言える行為ですね。

この韓国が、どうして東京と姉妹都市なのか、普通であれば解消されている姉妹都市になるのではないでしょうか。
また、「お世話になっている」というのは、どういうお世話なのか、それもはっきりしません。

朴大統領は、「その少女慰安婦像は民間団体がやっているので政府は介在できない」などと日本側に伝えたと聞きます。
大使館前の嫌がらせは国際法違反ですから、政府責任になります。撤去と民間団体の排除がなぜ政府によって出来ないのでしょうか。
韓国国民は日本との間では国際法などは破ってもいいという国民性なのでしょうか。

フランスやインドは日本に対してこのような嫌がらせ、そして戦争行為は仕掛けておりません。ですからこれらの国家と同じように韓国を比較することは間違っているのではないかと思います。

日本と朝鮮の歴史は古いのですが、朝鮮が冊封体制の中に入っていたことに対して、日本は650年頃(聖徳太子の時代)から冊封体制には入らず、日本独自の文化を育ててきたのです。それまでは中華の文化を模倣していましたけど。
韓国が日本に対して抱いているイメージは冊封体制の中での朝鮮と日本の位置づけがあるように思います。
朝鮮が兄で日本は弟などと言う意識は、この冊封体制から来ているのでしょう。

しかし日本には冊封体制に入ったことは無いので、この朝鮮の観念は判りません。感情的なすれ違いはここから来ているのかも知れませんね。
朝鮮を見ていますと、この冊封体制がいかに国家を傷つけているか、それが判るのです。

北朝鮮も含めて、朝鮮の日本への憎しみはこの冊封体制に日本も含まれていることを前提として感情的に沸き起こっているのだと思います。
ですから拉致も不法占拠も、そして慰安婦を性奴隷だとして国際社会に訴えることも、華夷秩序から見て問題は無いのです。

なぜなら朝鮮人は華人から常にこのような仕打ちを受けていたからだと思います。そしてそれを受け入れざるを得ない冊封体制なのです。
まあ、一番悪いのは中華思想なのですが、このような意識でいる韓国に、日本がいくら「お世話になっているから」などと日本的感覚で用地提供をしたところで、彼らは「当然」としか考えないでしょう。つまり舛添知事のような感覚では「韓国との友好」など成立しないのです。(朝鮮総連本部建物の問題なども同じではないでしょうか)

少なくとも、このことを日本国民は十分認識しておく必要があると思います。

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