米女優アンジェリーナ・ジョリー氏が、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使として各国を訪問し「紛争時の性暴力阻止」を訴えております。
ジョリー氏は、自ら「最愛の大地」という映画を作り、紛争下での性暴力問題について、「戦争がいかに人間を変えてしまうか。もっとこの問題について考えてほしい」と訴えております。
http://youtu.be/7XIIt5wyrdE
この映画は、ボスニア・ヘルツェゴビナで発生した内紛を題材にした映画です。そしてこの紛争は、ソビエト連邦崩壊後に起きた旧ユーゴスラビアの解体から派生した民族紛争です。
7月29日に東京都内の国連大学で試写会が行われ、来日したジョリー氏があいさつを行いました。
分裂し独立したクロアチアで始まったクロアチア紛争(正教徒のセルビア人、イスラム教徒のボシュニャク人の紛争)が次第にエスカレートし、隣のボスニアを巻き込み、異民族排除(民族浄化)を目的とした見せしめ的な暴行、虐殺という残虐な行為が行なわれたことは、我々もニュースで知るところです。
紛争そのものは、アメリカ合衆国の主導で停戦が成立しました。そして1995年に国際連合の調停で和平協定「デイトン合意」の調印にこぎつけました。(デイトンとは、ライト・パターソン空軍基地(アメリカ国内)のある場所の地名)
NATO軍の空爆なども、和平合意に効果があったようです。
この民族浄化を目的とした集団殺害や強制収容などの中で、女性らは強制収容後、組織的に強姦を繰り返し、5歳の女児が警察署の前で乱暴されたり、女性に木の枝や瓶を使った残酷な性暴力が行われました。まるで「通州事件」のような残虐さです。
また、暴行によって妊娠させ、妊娠後暫くしてから解放することによって出産せざるを得ない状況に追い込むという異民族排除の手法の残忍性が、この映画の「紛争時の性暴力阻止」というテーマになっているように思います。
なぜ、どうしてこのようなことになってしまったのか、未だに釈然としない紛争です。宗教的な対立なのか、遠い過去の怨念なのか、しかしその残忍性だけは確実に人類の歴史に刻まれました。
ジョリー氏はこの問題に、性暴力というスタンスで向き合い、表現しております。「性暴力は戦争につきものだから起きるのではない。それを許す風潮が世界にあるからだ」と訴えております。
なぜジョリー氏がわざわざ日本に来て、この映画試写会を行い、紛争時の性暴力の問題を提起したか、それが何となく判りますね。
そう、「従軍慰安婦」の問題です。
アメリカ国内で次々と建てられる「従軍慰安婦の像」。かつての日本の公人が行ってきた「謝罪+保障」と、「河野談話」の存在。
欧米から見ると、この問題が次第に「中韓」対「日本」の、民族浄化紛争にエスカレートするのではないかという危機感があるのではないでしょうか?
「竹島問題」という領土問題も含めて、韓国の異常な興奮は、アメリカ国内広域にわたる「従軍慰安婦像」の設営とか、国際スポーツ大会における「スポーツ大会では違法となる日本非難の表現」を見れば、このような心配が出てきてもおかしくはないでしょう。
しかし、日本国民が怒っているのは、その「従軍慰安婦」なるものが、虚構の産物であり、日本の敗戦利得者がねつ造したものに韓国が便乗し、いわれなき誹謗中傷と「慰謝料」を請求しているという事実に対してなのです。
南京虐殺と同様に、何一つ物的証拠はなく、証人と言われる女性に対し、「質問すると答えられない」という状況があります。事実関係の客観性を欠き、情緒的に喚起されているだけの従軍慰安婦問題だからです。
ですから日本側からこのような民族浄化もどきの紛争に発展することはないでしょう。
もっとも、中共で行われている「日本ビジネス」に対する不当な扱い、韓国で行われている不都合な人物の「入国拒否」などは、やがて彼の国によって民族浄化に発展する可能性がないとは言い切れませんけど。
韓国が行っている「従軍慰安婦像」の設置を、日本国民は怒りを持って見ていますが、実はこの問題は他国とは関係のない、国内問題であることを理解しなければなりません。
ですから、この問題で日本から韓国と紛争になることはないということです。
事の起こりは、1977年に吉田清治という元日本陸軍軍人が、「私の戦争犯罪」という著書を出したところからです。その中で、済州島などで戦時中に朝鮮人女性を慰安婦にするために軍令で強制連行(慰安婦狩り)をした・・と告白証言が掲載されたのです。
そしてその後吉田氏は、謝罪活動などを行いマスコミに取り上げられ有名になりました。
この吉田証言は、その後に国連クマラスワミ報告やアメリカ合衆国下院121号決議などで有力証拠として取り上げられ、日本軍の悪行を示すものとされてしまったのです。(東京裁判のダメ押しでしょうかね?)
しかし、その後行われた日本と韓国の追跡調査から創作(捏造)であることが判明。
中央大学の歴史学者「吉見義明氏(強制連行があったと主張する人物)」が、吉田氏に対して「反論したらどうかと」と勧めたところ、吉田氏本人が「すべてが事実ではない」と述べたそうです。
この時点で、この吉見義明氏も「証言としては採用できないと確認した」ということです。
従軍慰安婦なるものの存在については、この吉田証言以外にまったく証拠となるものはありません。
第一次安倍内閣(2007年)に、安倍首相は「虚偽と判明した吉田証言以外に官憲の関与の証言はない」と答弁し、事実上「河野談話否定」の発言が日本国国会内で行われたことになります。
それでも韓国が、異常に従軍慰安婦の設置を進めるのは、自国の戦後史がすべて虚偽とねつ造によって行われている事実を隠す為でしょうし、アメリカ合衆国の国民がそれを認めるのは、合衆国が不本意ながら「奴隷使用国」という屈辱を持ってしまったというトラウマからではないでしょうか?(アメージンググレースに歌われた内容そのものですね)
ですから「従軍慰安婦」ではなく「セックススレーブ」としてこの問題を取り扱い、「日本も同じだ」と言いたいのでしょう。
これが、この問題を、全体主義(真理を志向する態度によって裏打ちされたものではない何らかの意見や価値に対して,理由の如何に関わらずに従う『べき』であると考える主義)で判断している真相ではないでしょうか。
アンジェリーナ・ジョリー氏は、「紛争時の性暴力」という刺激的な問題が、ねつ造されて「恐喝」に使われることもあることを認識すべきだと思います。
痴漢犯罪の冤罪がなかなか証明できないことと同じように、「戦時下の性暴力」と言う犯罪も、不都合な他国を貶める手段(謀略)に使われる危険があることを、もっと真剣に考えてほしいですね。
http://youtu.be/7XIIt5wyrdE
この映画は、ボスニア・ヘルツェゴビナで発生した内紛を題材にした映画です。そしてこの紛争は、ソビエト連邦崩壊後に起きた旧ユーゴスラビアの解体から派生した民族紛争です。
7月29日に東京都内の国連大学で試写会が行われ、来日したジョリー氏があいさつを行いました。
分裂し独立したクロアチアで始まったクロアチア紛争(正教徒のセルビア人、イスラム教徒のボシュニャク人の紛争)が次第にエスカレートし、隣のボスニアを巻き込み、異民族排除(民族浄化)を目的とした見せしめ的な暴行、虐殺という残虐な行為が行なわれたことは、我々もニュースで知るところです。
紛争そのものは、アメリカ合衆国の主導で停戦が成立しました。そして1995年に国際連合の調停で和平協定「デイトン合意」の調印にこぎつけました。(デイトンとは、ライト・パターソン空軍基地(アメリカ国内)のある場所の地名)
NATO軍の空爆なども、和平合意に効果があったようです。
この民族浄化を目的とした集団殺害や強制収容などの中で、女性らは強制収容後、組織的に強姦を繰り返し、5歳の女児が警察署の前で乱暴されたり、女性に木の枝や瓶を使った残酷な性暴力が行われました。まるで「通州事件」のような残虐さです。
また、暴行によって妊娠させ、妊娠後暫くしてから解放することによって出産せざるを得ない状況に追い込むという異民族排除の手法の残忍性が、この映画の「紛争時の性暴力阻止」というテーマになっているように思います。
なぜ、どうしてこのようなことになってしまったのか、未だに釈然としない紛争です。宗教的な対立なのか、遠い過去の怨念なのか、しかしその残忍性だけは確実に人類の歴史に刻まれました。
ジョリー氏はこの問題に、性暴力というスタンスで向き合い、表現しております。「性暴力は戦争につきものだから起きるのではない。それを許す風潮が世界にあるからだ」と訴えております。
なぜジョリー氏がわざわざ日本に来て、この映画試写会を行い、紛争時の性暴力の問題を提起したか、それが何となく判りますね。
そう、「従軍慰安婦」の問題です。
アメリカ国内で次々と建てられる「従軍慰安婦の像」。かつての日本の公人が行ってきた「謝罪+保障」と、「河野談話」の存在。
欧米から見ると、この問題が次第に「中韓」対「日本」の、民族浄化紛争にエスカレートするのではないかという危機感があるのではないでしょうか?
「竹島問題」という領土問題も含めて、韓国の異常な興奮は、アメリカ国内広域にわたる「従軍慰安婦像」の設営とか、国際スポーツ大会における「スポーツ大会では違法となる日本非難の表現」を見れば、このような心配が出てきてもおかしくはないでしょう。
しかし、日本国民が怒っているのは、その「従軍慰安婦」なるものが、虚構の産物であり、日本の敗戦利得者がねつ造したものに韓国が便乗し、いわれなき誹謗中傷と「慰謝料」を請求しているという事実に対してなのです。
南京虐殺と同様に、何一つ物的証拠はなく、証人と言われる女性に対し、「質問すると答えられない」という状況があります。事実関係の客観性を欠き、情緒的に喚起されているだけの従軍慰安婦問題だからです。
ですから日本側からこのような民族浄化もどきの紛争に発展することはないでしょう。
もっとも、中共で行われている「日本ビジネス」に対する不当な扱い、韓国で行われている不都合な人物の「入国拒否」などは、やがて彼の国によって民族浄化に発展する可能性がないとは言い切れませんけど。
韓国が行っている「従軍慰安婦像」の設置を、日本国民は怒りを持って見ていますが、実はこの問題は他国とは関係のない、国内問題であることを理解しなければなりません。
ですから、この問題で日本から韓国と紛争になることはないということです。
事の起こりは、1977年に吉田清治という元日本陸軍軍人が、「私の戦争犯罪」という著書を出したところからです。その中で、済州島などで戦時中に朝鮮人女性を慰安婦にするために軍令で強制連行(慰安婦狩り)をした・・と告白証言が掲載されたのです。
そしてその後吉田氏は、謝罪活動などを行いマスコミに取り上げられ有名になりました。
この吉田証言は、その後に国連クマラスワミ報告やアメリカ合衆国下院121号決議などで有力証拠として取り上げられ、日本軍の悪行を示すものとされてしまったのです。(東京裁判のダメ押しでしょうかね?)
しかし、その後行われた日本と韓国の追跡調査から創作(捏造)であることが判明。
中央大学の歴史学者「吉見義明氏(強制連行があったと主張する人物)」が、吉田氏に対して「反論したらどうかと」と勧めたところ、吉田氏本人が「すべてが事実ではない」と述べたそうです。
この時点で、この吉見義明氏も「証言としては採用できないと確認した」ということです。
従軍慰安婦なるものの存在については、この吉田証言以外にまったく証拠となるものはありません。
第一次安倍内閣(2007年)に、安倍首相は「虚偽と判明した吉田証言以外に官憲の関与の証言はない」と答弁し、事実上「河野談話否定」の発言が日本国国会内で行われたことになります。
それでも韓国が、異常に従軍慰安婦の設置を進めるのは、自国の戦後史がすべて虚偽とねつ造によって行われている事実を隠す為でしょうし、アメリカ合衆国の国民がそれを認めるのは、合衆国が不本意ながら「奴隷使用国」という屈辱を持ってしまったというトラウマからではないでしょうか?(アメージンググレースに歌われた内容そのものですね)
ですから「従軍慰安婦」ではなく「セックススレーブ」としてこの問題を取り扱い、「日本も同じだ」と言いたいのでしょう。
これが、この問題を、全体主義(真理を志向する態度によって裏打ちされたものではない何らかの意見や価値に対して,理由の如何に関わらずに従う『べき』であると考える主義)で判断している真相ではないでしょうか。
アンジェリーナ・ジョリー氏は、「紛争時の性暴力」という刺激的な問題が、ねつ造されて「恐喝」に使われることもあることを認識すべきだと思います。
痴漢犯罪の冤罪がなかなか証明できないことと同じように、「戦時下の性暴力」と言う犯罪も、不都合な他国を貶める手段(謀略)に使われる危険があることを、もっと真剣に考えてほしいですね。
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