消費税法案が衆議院を通過したものの、民主党内部は大きく崩れ始めたようです。
もちろん、その震源地は小沢一郎元代表。
新党結成準備会合では、「まだ新党ができていないのに気の早いことで何人かの候補者希望の方がきております。国民との約束を何としても貫き、本来われわれが目指した政権を作り上げる」との強い意気込みです。
何か吹っ切れた、そんな感じのする新党結成準備会合ですが、今後の政局をどう切り抜けていくのでしょうか?
6日には始めての議員総会を開き「消費税法案を葬り去る」ことを決意しました。小沢氏にとって、これは財務省との戦いでもあるようです。それが出来ない他党のだらしなさ、「小沢と同じに見られるから」とは、まさに財務省の思惑に濱っています。 マスコミなどは「査察」で恐喝され、本当のことを報道できない有様ですからね。
衆参あわせて50人規模の脱党者を出した民主党。
衆議院が38名、参議院が12名の離党で、小沢新党はこの50人で始めることになるのでしょう。そしてさらなる民主党からの離党者を誘発することが、当面の方針というように見えます。
衆議院は、第3党の公明党が衆議21人、参議19名ですから、小沢新党の衆議38名、参議12名となると、かなり大人数の政党が出来るわけです。
それでも、民主党の全体数には今のところ程遠いようですが、これからも引き抜きを続けるようですから、政局は眼が離せないというところでしょうか?
参議院では、民主党が93議席を持っていますが、自民党が83議席、公明党が19議席で、合わせると102議席となり、法案阻止は可能になります。
消費税法案の参議院においては、自民党の中にも反対者が居ますから、83議席が全て賛成することはないでしょう。
さらに自民党には民主党を分裂させれば、参議での約束はないわけですし、目的は衆議で達成したことになりますから、増税反対でもかまわないわけです。
公明党は増税賛成でしょうが、93議席と19議席に国民新党の3を加えても、115議席で、参議院過半数の121議席には届きません。
さらに小沢氏は、これから民主党参議院の議員を引き抜く構えです。
どこまで人数を引き抜けるかは判りませんが、これで参議での増税法案の可決が長引けば、すぐに9月になってしまいます。
この法案が参議院で流れると、衆議への差し戻しは無いようですから、そのまま廃案となっておしまいです。
これを避けるためには、野田首相の一言、「解散」によって国民に真を問うことでしょう。
国民の多くは、「消費税増税は必要」などと財務省のまやかしに騙されていますし、野田首相はよく頑張っているなどと、その「がんばっている内容」は考えずに述べている人も多くおります。
ですから、解散総選挙で民主党がそれほど不利にはならないでしょうし、もしかしたら勝つかも知れません。
何といっても、谷垣・自民党は振り回されてばかりおりますし、増税賛成などは国民からは「策略」としか見られておりませんからね。
そしてそれ以外の政党も、もはや賞味期限が過ぎた、過去の遺物のような政党もあります。
野田首相が解散を避けて総辞職した場合は、次に誰が首相の座に着くのでしょうか?もはや人材不足の民主党です。
評判のいい野田政権で、解散総選挙を打った方が、民主党としては正解なのではないでしょうか?
ここで総選挙を行えば、評判の悪い小沢新党は大きく議席を減らすかも知れません。「選挙の小沢」という神話が崩れれば、それで小沢氏はおしまいです。
ただし、この政局ばかりの政治に嫌気のさしている国民です。
大阪維新の会とか、石原新党が出てくれば、まったく予想もしなかったような展開になるかも知れません。
本当は、それが一番いいのですけどね。
もちろん、その震源地は小沢一郎元代表。
新党結成準備会合では、「まだ新党ができていないのに気の早いことで何人かの候補者希望の方がきております。国民との約束を何としても貫き、本来われわれが目指した政権を作り上げる」との強い意気込みです。
何か吹っ切れた、そんな感じのする新党結成準備会合ですが、今後の政局をどう切り抜けていくのでしょうか?
6日には始めての議員総会を開き「消費税法案を葬り去る」ことを決意しました。小沢氏にとって、これは財務省との戦いでもあるようです。それが出来ない他党のだらしなさ、「小沢と同じに見られるから」とは、まさに財務省の思惑に濱っています。 マスコミなどは「査察」で恐喝され、本当のことを報道できない有様ですからね。
衆参あわせて50人規模の脱党者を出した民主党。
衆議院が38名、参議院が12名の離党で、小沢新党はこの50人で始めることになるのでしょう。そしてさらなる民主党からの離党者を誘発することが、当面の方針というように見えます。
衆議院は、第3党の公明党が衆議21人、参議19名ですから、小沢新党の衆議38名、参議12名となると、かなり大人数の政党が出来るわけです。
それでも、民主党の全体数には今のところ程遠いようですが、これからも引き抜きを続けるようですから、政局は眼が離せないというところでしょうか?
参議院では、民主党が93議席を持っていますが、自民党が83議席、公明党が19議席で、合わせると102議席となり、法案阻止は可能になります。
消費税法案の参議院においては、自民党の中にも反対者が居ますから、83議席が全て賛成することはないでしょう。
さらに自民党には民主党を分裂させれば、参議での約束はないわけですし、目的は衆議で達成したことになりますから、増税反対でもかまわないわけです。
公明党は増税賛成でしょうが、93議席と19議席に国民新党の3を加えても、115議席で、参議院過半数の121議席には届きません。
さらに小沢氏は、これから民主党参議院の議員を引き抜く構えです。
どこまで人数を引き抜けるかは判りませんが、これで参議での増税法案の可決が長引けば、すぐに9月になってしまいます。
この法案が参議院で流れると、衆議への差し戻しは無いようですから、そのまま廃案となっておしまいです。
これを避けるためには、野田首相の一言、「解散」によって国民に真を問うことでしょう。
国民の多くは、「消費税増税は必要」などと財務省のまやかしに騙されていますし、野田首相はよく頑張っているなどと、その「がんばっている内容」は考えずに述べている人も多くおります。
ですから、解散総選挙で民主党がそれほど不利にはならないでしょうし、もしかしたら勝つかも知れません。
何といっても、谷垣・自民党は振り回されてばかりおりますし、増税賛成などは国民からは「策略」としか見られておりませんからね。
そしてそれ以外の政党も、もはや賞味期限が過ぎた、過去の遺物のような政党もあります。
野田首相が解散を避けて総辞職した場合は、次に誰が首相の座に着くのでしょうか?もはや人材不足の民主党です。
評判のいい野田政権で、解散総選挙を打った方が、民主党としては正解なのではないでしょうか?
ここで総選挙を行えば、評判の悪い小沢新党は大きく議席を減らすかも知れません。「選挙の小沢」という神話が崩れれば、それで小沢氏はおしまいです。
ただし、この政局ばかりの政治に嫌気のさしている国民です。
大阪維新の会とか、石原新党が出てくれば、まったく予想もしなかったような展開になるかも知れません。
本当は、それが一番いいのですけどね。
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