元旦の夕方、靖国神社に参拝にまいりました。
大変な混雑でした。まあいつも元旦はそうなんですけど。
最近は外国人の参拝が増えています。どうやら小泉元首相の対中戦略から、外国人にも有名になってしまったらしいですね。人ごみのなかで英語などが飛び交っていると、なんだか奇妙な気持ちになります。静かな参拝は、やはりお正月以外の日が良いようですね。
さて、参拝が終わっての帰り道、九段の地下鉄の入り口の手前で、中国人らしき方からチラシを渡されました。何気なく受け取ると、そのチラシには「法輪功」の文字があります。
電車に乗って読み始めると、どうやら法輪功の学習者が中共当局に捕まって臓器を取られているという記事が載っていました。
正月からこんなチラシを見るのはいやでしたけど、中共の悪しき現実を訴えていると思えば読まないわけには行きません。
自宅の戻ってネットで調べると、さらに詳しい蛮行が出てきます。中共に関する記事には反中であっても気をつけないといけないのですが、特にこの関連は気持ち悪くて・・・
しかし以前も書きましたが、中共・上海で長く商社マンをやっていた友人が、「子供が誘拐されることが一番怖かった。なにしろ臓物を取るのが目的の誘拐団がいるから・・・」と、その生活の中の恐怖を話してくれたことがありました。
日常的に誘拐のニュースが流れ、被害者の子供がテレビに映されてるとか。生きてはいるけど、もう長くは生きられない様子だったと話してくれました。
即ち、中共の悪人は生きている人間から、売れる臓器を取り出すことなど平気なようですね。
悪いことは承知。一般中共国民は、彼らを犯罪者として見てはいるけど、我々とは感覚が違う・・
ですから、法輪功という犯罪者(どうして犯罪者なのか判りませんが)には何をやってもいいという感覚があるのでしょう。
他国の要人が命欲しさで臓器提供を求めてくれば、政治的に利用できるとなれば中共政府の闇の部分で、この臓器を手段にすることはあるのではないでしょうか?
法輪功とは、太極拳の一種のようなもので、ヨガの簡易系なのかな? 日本に昔から真向法ってのがあるけど、それに近いかも知れないです。
で、これが何で中共政府にとって脅威か・・もしかしたら「法輪」の恐怖かも知れませんね。
法輪、即ち「チャクラム」は、仏教でいうところの投擲武器のこと。でも仏法では「教義を信じること(投げられること)によって自らの煩悩が打ち消される」という武器。
ようするに「執着を払う」ということです。仏法ではこの執着(煩悩)を災いの根源とする教義で、それを払うことが修行とされます。(払い終わればそれが「悟り」)
そしてキリスト教も、その持てる物を人に与え、自らは裸になって解放されるという教義です。
キリストは具体例として物欲からの脱却にしていますが、本当は執着からの離反を言いたかったのでしょう。十字架のキリストが半裸なのもその証。ユダヤ教とは相容れない部分かも知れません。
イスラムも、分け与えること(執着からの開放)を良しとする教義。ですから3大宗教の根源でもあります。そして宗教こそ共産主義がもっとも嫌う対象で、その理由は共産主義を信奉させなければならないから、宗教は敵なのです。(中共が「科学的」と言う時、それはほとんど「黒魔術」です)
そしてこの法輪こそ、インドの国旗にもデザインされるくらいのインパクトのあるもの。(日の丸にも同様の意味があったと思いますが・・)
中国共産党が忌み嫌うことは理解出来ます。それが「中国大陸の蛮族(漢族のこと)の拝金主義の本性」を出させてしまう結果となっているようですね。
中共政府の日本向けホームページには、「法輪功」は日本の「オウム真理教」と同じ、と記されています。しかし法輪功は宗教活動にはなっていないようですが・・。(真・善・美が宗教?これは芸術の根幹です)
カナダ政府のデービッド・マタスという弁護士の方が、この法輪功の調査を行った結果、中共政府の弾圧としての臓器売買の証拠を52事例集められたとか。
このようなことは、当然中共政府は隠蔽するでしょうけど、賄賂と弾圧が日常化している中共の現状です。どんな卑劣な行為でも、金にさえなれば黙認し、闇に封印するくらいは何でもない非同義世界、暗黒大陸「中国」は、タウンゼントの時代(「暗黒大陸・中国」をお読みください)からなにも変わっていないようです。
法輪功と、中国共産党の圧制の背景、もっと深く知りたいものですね。
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