金融工学などと嘯いて、バブル経済に酔いしれたグリーンスパン・マジックが崩壊して、欧米経済は奈落の底へ・・・
生産が起動に乗った中共経済に負けて、いまや中共の経済にひれふする欧米経済ですが、日本経済はそれほどひどくは無いはずです。
しかし日本経済が元気が無いのは、公共投資が激減した結果ではないでしょうか?
公共投資が激減したのは、国家経済を家計簿経済と同じに見る借金恐怖症が、公共投資を萎縮させてしまい、貨幣循環のポンプ機能としての役割を放棄させられたからではないでしょうか?
変わって民主党政権が打ち出している「ばら撒き」経済は、結局実現しないでしょう。経済的裏打ちが何もできてないからです。民主党の公約は、ねずみ講の詐欺文句よりもいい加減でしたね。
それに騙される国民にも呆れますけど・・・
現在の日本の経済復活には、公共投資の半端じゃない出動が必要なんですけど、その対象が軍事需要であることから、躊躇する政治家が多いようです。
しかし軍事投資とは、即ち、例えば経済活性化のための道路作りから、国防計画をもとにした道路作りに切り替えるということです。
道路のサービスエリアには、ヘリポート、レーダーサイトとか迎撃ミサイルも配備出来て、有事の際は一般車両が軍事活動のために退避したり、どんなに渋滞していても一般高速道路へすぐに出されて、軍事優先が可能になる道路です。
また、いざと言うときには軍用に切り替えられるヘリコプター空母を、離島観光用のフェリーボートとして、半官半民で建造するなどはいかがでしょうか?
あるいはこのような大型のボート(半軍艦)を作って、台湾から、米国・アラスカまでの列島沿岸ルート航路を観光とビジネスと友好の船便として設計したら、尖閣列島の防衛と北方領土の監視も可能になるのでは?
航路にはアッツ島、キスカ島などを観光するように組み立てたいですね。(アメリカと観光開拓の話をつけましょう。遺骨収拾にも欠かせない島々です)
もちろんこれらの船は有事の際には軍艦(自衛隊が徴用)となるように設計します。
艦内には、ソナーとかレーダーなどの情報収集機器を設備し、航海は常に作戦活動でもあるようにして、一般観光客もビジネスユースも乗船しますが、中共の潜水艦の監視も行います。
中共の「漁船に化けた軍艦」のような観光・ビジネス客船にして、規模も大きくしましょう。
観光やビジネスのお客様も、船内では集団生活ですから規律は守っていただきます。毎朝の国旗掲揚と君が代斉唱には付き合ってもらいましょう。これでサヨクの乗船は拒否できるでしょうから。(スパイは防止出来ないですけどね・・)
また、乗船中に緊急事態が起きれば、観光客であろうと作戦に従事すること、事前に一筆書いてもらいます。中共の「国防動員法」のように・・・(いやな人は乗らなければいいだけ)
観光事業の中に、軍事の感覚が入ってくることが普通になれば、日本国民の持つ国防の意識も変わってくるはずです。(他国では当たり前ですからね)
大東亜戦争の記憶が薄れてきていることは、軍備に対する若者のアレルギーも薄れていることを意味します。
悲惨な戦争の記憶は、現在のような平和主義では、あと数年で霧消してしまうでしょう。
靖国神社のような、事実を通した上での「悲惨な記憶」は残るでしょうが、事実を曲げたり隠蔽したりする伝承は消えてしまうものだからです。
軍事ということを正確に扱わないといけません。アニメやファッションではなく、現実のものとしてそこになければならないと思います。危険というイメージだけの継承こそ「危険」です。
高速道路や観光船の中で、自衛隊の人たち(ようするに軍人です)と交われる場を作っておくことも必要ではないでしょうか?(商人とばかり交わっていることの方が危険です。おかげで拝金主義が蔓延していますよ)
そうしないから、防衛論議が夢想平和主義者にかき回されてしまうように思うのです。
このような、新しい国防意識にもとづいた公共事業を計画するのはいかがでしょうか?
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