2014年7月29日火曜日

なでしこアクション、愛国の戦い

そもそも、日本の反日サヨクを一番「排除」しなければならないはずの従軍慰安婦とか南京大虐殺の問題です。
スイスのジュネーブで開かれた自由権規約委員会の対日審査も、反日日本人が仕掛けたもの。その左派・リベラル系の非政府組織(NGO)(ようするにサヨク)による委員へのロビー活動に可能な限り楔を打ち込みたいと考えたのは、東京都内に住む主婦、山本優美子氏が主催する「なでしこアクション」という民間グループでした。

「慰安婦問題が世界に広まっているのは、左派系市民団体が国連に働きかけているのが原因だ。国連に問題があることを多くの人に知ってもらい、立ち上がってほしい」とのメッセージを残し、目良浩一氏やテキサス親父ことトニー・マラーノ氏など11人でジュネーブに乗り込みました。
平成25年7月に結成された連絡組織「慰安婦の真実国民運動」として国連側の参加登録をしての参戦です。

すでに国連・自由権規約委員会で日本を貶めることに奮闘努力しているのが戸塚悦朗氏です。
慰安婦問題を国際的な論議の場に正式に引き出したのがこの戸塚氏で、「慰安婦は『性奴隷だ』」と述べたことで取り上げられたわけです。

戸塚氏は立教大学の理学部物理学科に入学し、その後何故か法学部法律学科に編入して学士を授与され、民主党の本岡昭次元参議院議員に依頼して「国際人権政策研究所」を作り、その事務局長などを務め、京都・龍谷大学法科大学院教授となり2010年に大学院を退職した方です。
そしてそれから日本融和会ジュネーブ国連代表となって、1926年の奴隷条約を日本が未批准であることは憲法98条2項に違反するとして、そこから慰安婦は「まさに性奴隷であった」という主張をはじめました。

それは「日本社会では、いじめ、体罰、精神病院での虐待や不法監禁、家庭内DV、恋人への強姦、ヘイトスピーチ、インサイダー取引など、『日本には処罰すべき者を処罰しないという慣行』がずっと存在している」という彼の主張から来ているようです。

戸塚氏が人生の中でどのような目に合ってきたのかは判りませんが、「日本には処罰すべき者を処罰しない」という慣行があるわけではなく、隠ぺいして平気なやつらが多く居るということでしょうね。
しかしこのような問題は日本国内の問題として、国内で弾劾し、是正すべきものです。 国連に乗り出して「慰安婦は性奴隷」などと言っても、それは何らかの日本社会への復讐としかならないものではないでしょうか。

彼は「私は左翼じゃありません。むしろ保守、ナショナリスト」と述べているそうです。日本のためにこのような慣行を是正しようとしている愛国者・・と言いたいのかも知れませんが、結局それをサヨクに利用されているだけだということに気づかないのでしょうか。

これに対し、なでしこアクションの山本優美子氏は、あくまでも事実関係で戦いに挑んでおります。すなわち「ビルマ(現ミャンマー)で米軍に捕らえられた慰安婦たちが、破格の高収入を得て、買い物やスポーツを楽しんでいた・・と認定した1944年の米軍報告書」を示したり、「朝鮮半島での慰安婦募集の広告のコピーなどを説明した資料」を使って、「国連は人権侵害の被害者側に立つ組織とはいえ、事実を知る必要があるのではないか」と訴えます。

そしてこれらの資料をまとめて説明した文書を作り、審査会場に姿をみせた委員たちに「読んでください」といいながら手渡していたそうです。
委員の中には「慰安婦のことならもう知っている」という人たちが居たそうですが、そう言われたら間髪を入れず「これは違う立場の主張です」と述べて手渡していたそうです。

しかし、戸塚氏が流した「慰安婦イコール性奴隷」説は、反日サヨクに操られ、20年以上にわたる彼らのロビー活動によって国連にすっかり浸透してしまっているようですね。
資料を受け取った委員が、山本氏が差し出した資料を読むかどうか、どうにもせつない思いが致します。

ここでやはり気になるのが戸塚氏の主張です。どうやら「従軍慰安婦の嘘」とは全く異なった視点から見ているように感じます。
彼が立教大学の理学部物理学科から、まったく畑の違う法学部法律学科に編入したのは何故なのか。理学部で彼の人権が阻害されるような事件と、その権力的隠ぺい工作が行われ、それゆえに彼は法学部に移って戦おうとしたのではないか・・・

しかし、彼を取り巻く日本の常識人たちは、彼に同情はしたが戦おうとはしなかった・・・そこで「日本には処罰すべき者を処罰しないという慣行がある」という彼の主張が生まれ、国連への訴えとなり、韓国にうまく使われた・・・ということではないか・・・などと、テレビのサスペンスドラマのようなことを考えてしまうのですが・・・

大東亜戦争で戦われたお年寄りたちにも、あの大戦での海軍の失敗、陸軍の失敗などを語る方々が居られました。その時の上層部は責任もとらせずに日本は追い詰められていったということ、あの「永遠のゼロ」の中でも百田尚樹氏が書いておられます。

もしそのような「日本には処罰すべき者を処罰しないという慣行」があるというならば、我々の問題として日本国内で正すべきでしょう。
これは、従軍慰安婦とも、その他の日本を貶めるあらゆる話題とも関係してきます。今もあるであろうこのような悪習は、ネット世代の手で表に出していくことが必要ではないか。そんなことを考えるのですが・・・

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