2014年7月12日土曜日

土俵を変える・・アメリカの戦略

経済安保の確立を目指す一方、軍事的アタックもアメリカは変えようとしているようです。その核となるのが無人機です。
旧来の戦闘を意識し、お金ばかり掛かるF35は、どうやらすでに時代遅れになりつつあるのかも知れません。
アメリカが計画する今後の戦闘は、以下に示すコマーシャルからもわかるのではないでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=TH2Zbo0KCxE

この映像に近いことが、最近の中東で行われているようです。爆撃で死亡した子供の写真などが公開されていますが、イスラム原理主義の基地近傍には近ずくなということでしょう。いつプレデターの攻撃があるか判りませんからね。

この映像では、プレデター・アベンジャーの価格の安さをF35と比較しています。そしてパイロットが少なくて済み、しかも戦闘によってパイロットの命が失われることも無いわけです。

無人機がラジコン模型と違うのは、パイロットがディスプレイを見ながら地上で操縦していること。そしてそれは軍事ネットワークとして連動するソフトウエア技術の結晶です。
操作は衛星を経由して無人機に伝えられますが、これは一瞬のスイッチノイズ信号で十分でしょう。しかし無人機に搭載されたカメラから来る映像は、連続していますから常に伝播が出続けている必要があるはずですね。妨害電波の心配はないのでしょうか?
衛星を経由するデジタル信号は、指向性が強くて妨害出来ないのかも知れませんね。何度も実験をして確立していったものでしょう。

ミサイル防御のシステムも、これまでの迎撃ミサイルからHigh Energy Laserbeamに変わりつつあるようです。
https://www.youtube.com/watch?v=dL9_Tldmrhs
これは約1年前の映像ですから、いまはさらに進んでいると思います。「核ミサイル防御システム」も今後確実に進化していくでしょう。

今、アメリカはこのような軍事技術の進歩伊に伴って、世界戦略としてまったく今までとは異なった軍事戦略を立案しているようにも思われます。
それは経済的な破綻とか、戦後体制の崩壊なども意識した、戦略の土俵の切り替えではないかと思います。再び世界の警察官に戻るための・・・

このようなアメリカの軍事技術の進化を考える時、日米安保での日本側は、自衛隊の隊員がアメリカの軍事システムに従って肉弾戦法をやらされるのではないかという危惧です。
つまり尖閣諸島で本格的な戦闘が始まった場合、自衛隊が出動しアメリカの制御下にある兵器を使い、アメリカの具体的支援は全て無人機によるものになるのではないかという事です。
無人機のパイロットはアメリカ国内か太平洋のどこか安全な場所に居て無人機を操縦しているわけです。

アメリカ兵には被害は出ないが、自衛隊員には被害が出るという・・アメリカの支援です。

アメリカはイランの核開発を認めるかもしれません。イスラエルとイランの核保有国で中東の平和を確立するということにして、イスラム原理主義の団体は、犯罪集団として無人機で殲滅する作戦かと。

現在、戦争を意識させる舞台は3つ。ロシアとウクライナ問題、南シナ海と東シナ海の中共問題、中東のイスラム原理主義の問題・・です。
ロシアとウクライナ問題は、結局は欧州問題ですからプーチン大統領は拡大はしないと思います。そして中東はすでに、イランと欧米など6カ国の核協議がウィーンで開催されていて、ケリー国務長官がそこに参加するそうです。
アメリカのエネルギー政策も変わって、今回は収拾するのではないでしょうか。

そして問題は中共だけになって行きます。このヤバさを知った北朝鮮が、必死に拉致問題を解決し、日本との関係を修復しようとするのは当然でしょう。もっとも日本は騙されないように注意することを忘れてはいけませんけど。

このままですと、中共と韓国だけが悪者にされてしまいそうですね。安倍首相が外国遊説で日本の正義を語り歩いていますから。
日本の正義はキリスト教国と響きあいます。ですから中共と韓国が浮いていくのです。

しかしそれだけでは我が国の本物の独立は達成されません。
アメリカが変えていく土俵に乗って、非殺傷兵器での攻撃型無人機などを開発したらどうでしょうか。催涙ガス銃などの攻撃で、暴徒鎮圧にも使えます。
アメリカと共に、日本の技術で世界の平和を守るということで、信頼を確保していきたいですね。

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