2013年11月6日水曜日

中共、タイへ高速鉄道輸出

日本の新幹線の技術を中共に教えたら、それで中共製の新幹線を作って「もう日本の新幹線はいらない」とのたまった中共です。
デザインを少し変えて「これは中共のオリジナル」として、ついに輸出を始めてしまいました。まあこうなることは判っていたはずです。あの中共が契約だのモラルなど、守るわけもありません。
JRは、「輸出は契約違反にあたる疑いがある。」などと言っておりますが、まあ勝ち目はないでしょう。

タイ国は新幹線が欲しいのでしょう。しかし日本製は高くて買えない。そこに中共が出した提案は、「バーター取引き」でした。
車両代金など一部をコメや天然ゴムなどタイ産品との“物々交換”で決済すると言う提案にタイ側が乗ってきた格好です。(まだ決まったわけではありませんが)
ドル経済が崩壊してから、ドル経済圏は未曽有のデフレに引きづりこまれつつあり、お金が無くなっているようです。
無尽蔵に発行されるドルは、莫大な債権の利息に消え、実質経済はデフレという破綻状態。そのなかで、したたかに商いをする中共の商人たち。
タイ政府は、早ければ来年にも国際入札を行う計画だそうです。

ドル破綻の世界では、バーター取引も十分に考慮しなければいけないことになります。
日本でもバーター取引きが盛んになされていることはご存じですか? そんな本が出版されていますね。
http://www.meisou.com/item_detail/itemId,483/

もしかすると、交易関係者は「バーター取引き」の呼吸が出来ないと、今後仕事が出来なくなっていくかもしれませんよ。

さて、新幹線もバーターで取引される時代になってきました。タイの鉄道はすべて中共に取られてしまうのでしょうか?
否、こんな公共施設の取引にそんなことはありません。

もし、中共製に決まってしまった場合ですが、まず日本は、「中共が輸出する新幹線には、我が国の特許技術が使われている疑いがある。その技術は中共国内だけに使用を許可したもので、輸出は契約違反になる。その調査を行いたいので協力してほしい」と、タイ政府に交渉したらいかがでしょうか?
中共側は反発するでしょうが、これはタイ国と日本の問題であるとして突っぱねましょう。そして裏側で、タイ政府には、「日本の新幹線も軌道上を走れるようにしときませんか?」と問いかけておきましょう。

レールが同じ幅で、電気仕様が同じであれば、そこに日本の新幹線を通すことは簡単です。そして制御装置などを、中共製の新幹線にも取り付けられれば、日本の制御装置が使えます。
日本は、独特の技術を今後も開発出来ます。しかし中共は出来ないでしょう。保守技術が確立していないと、さらなる改良は出来ません。そしてその中から生まれるのが飛躍的な技術なのです。
もし、保守技術を中共が持っているとしたら、あのような公害による大気汚染は生まれなかったでしょう。すなわち河川・大気の汚染が、中共の今後の技術発展の全てを物語っているわけです。

タイへの輸出で日本側に調査されるとすると、中共も「バーター取引き」で簡単に輸出することが、しずらくなるのではないでしょうか?
タイ政府には「日本に技術が盗まれるから、そのようなことをしないように」などと圧力を掛けるでしょうね。その時は「保守は日本に頼むかもしれない」と言ってもらいたいものですね。保守を他国がするとなると、技術的資料は公開しなければ困りますから。
まさか線路の敷設から運営・保守まで中共が華人労働者を使って行うと言うのではないでしょうね。アフリカのインフラ開発などにこの手を使って、顰蹙(ひんしゅく)を買っています。

レールの幅、運用システムなど基本的システムのインターフェースさえ同一規格になっていれば、日本の車両も走らせることが可能です。中共製の新幹線を先ず走らせて、その使い心地とかメンテナンスの容易性、交換部品の準備状況、その品質やサービス体制などを総合的にチェックしてもらいます。
そして常に、日本製新幹線を売り込み続けます。運用が進んでくると、必ず「試しに日本の車両も使って見ようか・・」となるはずです。

もちろんタイ政府との間にバーター取引きの可能性も探る必要があるでしょう。ドルの先行きが判りませんし、インターネットなどを利用したバーター取引きが盛んになってくる可能性もあります。上記の本などにもバーター取り引きとネットワークの関係が明記されております。さらに日本は来年4月から消費税値上げなどというおぞましい税制が始まりますから。

バーター取引きが国際間にも通用するとなれば、石油産出国も「不安定なドルよりも良いのでは?」と考え始めるでしょう。
石油と新幹線のバーター取引きも可能かも知れません。そうなってくるともはやアメリカのドルに頼らなくてもいいことになります。
ドルが破たんしてもアメリカは残ります。ウォール街は無くなるかも知れませんけどね。もちろん世界中の「成り上がり富豪」も相当のダメージを受けるでしょう。ユダヤ系金融はビクともしません。

貿易決済がバーター取引きになってくれば、扱う商材を評価する機関が必要になります。英国がするのかアメリカがするのか、再び覇権を握る戦いが始まるのでしょうね。まあ中共は評価機関を持つことは出来ないでしょうけどね。

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