その前の自民党政権では、4年間で3名が交代しましたね。
だから国民はあいそをつかして民主党に投票しました。ところが、この民主党は基本が大衆迎合型政党で、理念と夢想区別がつけられない政党でした。
1人目の鳩山政権は、ソビエト型社会主義の綺麗な面だけを取り上げた「国境の無い世界」を夢想する傾向が現れていて、いかにも資産家のお坊ちゃま的政策が話され続けました。
結局日米同盟にひびが入ってしまい、あわてて2人目の菅政権に変わりましたが、これが夢想とサヨクの塊のような首相。アメリカとの関係は少し回復しましたが、北朝鮮の犯罪集団への6000万円を超える献金など、売国首相だったことが判って退陣に追い込まれ、次は松下政経塾という私塾で政治を学んだと言う野田政権、3人目の発足です。
デフレの真っ只中で増税というインフレ政策を指向する、ちぐはぐな経済意識の政治家。さっそく日教組の新幹事長など、売国政治家の起用が始まっています。
アメリカ国務省のヌランド報道官が、記者会見で日本の首相が「野田佳彦氏」に決まったことを報告した時、「野田氏に関する発言の直前に笑顔で舌を出し、しかも苦笑した」と日本のマスコミに報道されました。
あわてたヌランド報道官が、「これは記者の『ここ数年で何人目の首相になるのか』という質問に、調べていなかったことで舌を出し、苦笑したもの」と弁明しており、「日本の新首相とはまったく関係ない」と述べています。
おそらくこれが本当のところでしょう。
しかし、これをそうとは取れない日本の国民感情。それは決して日本国民が首相をくるくる変えることを「良し」とはしていないと言うことの裏返しのように思います。
どうして日本の首相はこうもくるくると変わるのでしょうか・・・
その原因として考えられることは、日本の政治中枢に、韓国(北朝鮮も含む)・中共・アメリカなどの政治ロビーが入り込み、画策するからではないでしょうか?
政権与党の政策が、どんどん国民の意思とは違う方向へ流されてしまうということ。
特に民主党政権になってからは、背後のサヨクが売国を意図した法案を作り内閣に圧力をかけます。その言い訳じみた首相の発言に国民が怒り、それが野党などの攻撃材料になって政権が立ち往生。その結果が首相の交代となっているように見えます。
すなわち日本の首相は、国民のための政治が出来なくなっているのではないかということです。
国民の示唆するところを受けて首相になっても、このような政治ロビーが行う耳打ち(恫喝も含む)に動かされて、反日的行動に出てしまうのではないでしょうか?
野田新首相が、日教組の輿石東氏を幹事長に起用したことなども、このような政治ロビーから始まる民主党内の雰囲気が作られているからで、これから政権を運営するに当たって不安な気持ちがいっぱいの新首相が陥る罠というわけです。
どうせ「その能力を買ったのであって、小沢派閥とは関係ない」というような発言がなされるのでしょうが、もう聞き飽きた釈明ですね。
「適材適所」とか「挙党体制」など、政治理念もない民主党では空しく響く言葉です。
小泉政権が長く続いたのは、彼がこのような耳打ちに対して、常に国民の反応を即刻フィードバックしながら自分で判断したからではないでしょうか?
結局、彼の政治家としての人気は、反中親米のところでした。それでわかったことは、日本国民は中共が大嫌いということ。経団連の再三の要求にも屈しなかった小泉氏ですが、それはマスコミをバイパスして国民サイドを良く見ていたからでしょう。経団連の要求は「中共にいじめられるから靖国には行かないでくれ」というものだったとか。
この時、日中友好の「本当の意味」がはっきりと見えたわけですね。
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