2011年9月25日日曜日

日本の偵察衛星打ち上げ、アメリカ・NASAの衛星落下


安定したリフトを続けるH2-Aロケット・19号で、日本政府の偵察衛星(即ち軍事衛星)が23日午後1時36分に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
今回上げたのは光学衛星。即ち昼間だけ地上を偵察できる衛星の4号機です。

これまでに3つの光学衛星が打ち上げられていて、1,2号機は古いタイプで地上の物体1mまでの解像度。しかし21年に打ち上げた3号機と今回の4号機は新型で地上60cmまでの物体が識別可能なもの。
これで4つの光学衛星が日本の昼間の安全を確保することになります。

光学衛星では雲のない昼間だけしか実用になりません。敵国は、このことを知れば必ず夜間や曇りの日に不穏な動きをするでしょう。
そこで、夜間の安全を確保するレーダー衛星が必要なのです。しかし、現在上がっているレーダー衛星(平成19年打ち上げ)の2機は電源の不具合で相次ぎ故障。日本国民は安眠出来ない状態が今も続いています。
そこで日本政府は、今年中にあと1機のレーダー衛星3号機を打ち上げるべく、必死に(?)取り組んでいるとか。

アメリカの経済衰退によって、日本の安全保障が脅かされている今、日本のこのような偵察衛星の打ち上げは必要不可欠なもの。
そして現在のアメリカを象徴するように(?)、NASAのオゾン層観測衛星(UpperAtmosphere Research Satellite=UARS)が24日未明に地上に落下してきます。

これまでも多くの人工衛星が地上に落下していますが、ほとんどが大気圏内で燃えてしまいました。
しかし、このUARSは巨大な衛星で6トンもあります。ですからすべて燃焼しないで、500kgほどが燃え尽きずに地上に降り注ぎました。

計算上は人間に当たる確立は22兆分の一とのことです。
しかし、確立がいくら低くても0ではなく、当たれば確実に死んだでしょう。幸い、今のところ世界中のどこにも被害者は出ていない模様ですけど。
どこかの国の文化遺産を破壊したという情報も入ってはおりません。

日本の偵察衛星は、世界中の情勢を天空から監視します。光学衛星はいわゆるテレビカメラ。
そしてレーダ衛星は暗視装置のようなもの。レーダーだからステルス装置の中は見ないでしょうけど。

今後さらに地下数十メートルまでを監視できる衛星、物質を識別できる衛星などを上げる必要もあります。これらの衛星によって犯罪国家を監視し、不穏な行動が発生する前に何らかの軍事アクションを取ることが出来れば、それが平和貢献になることは日本の平和主義者たちも同意するのではないでしょうか?

さらに進んで、地下に隠された核兵器(ミサイル)のサイトを高高度から識別できれば、そこに向かって超微粒子の照射をシャワーのように掛けるなど、核兵器所有者に気付かれぬように、その電子制御回路を破壊して発射できなくしてしまうなどの、新兵器開発が出来るのではないでしょうか?
これは、世界の核武装を無意味なものにしてしまうわけですから、日本の反核団体も文句は言えないでしょう。

日本の再軍備は、このような高度技術を用いた新型兵器の開発によって行われるようにして欲しいですね。

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